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公開番号2024079514
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022192497
出願日2022-11-30
発明の名称舗装方法および舗装装置
出願人東日本高速道路株式会社,中日本高速道路株式会社,西日本高速道路株式会社,株式会社高速道路総合技術研究所,株式会社NIPPO
代理人弁理士法人プロウィン
主分類E01C 19/34 20060101AFI20240604BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】骨材と樹脂材料を混合した樹脂舗装材を良好に締め固めることができる舗装方法および舗装装置を提供する。
【解決手段】骨材と樹脂材料を混合した樹脂舗装材を施工する舗装方法であって、樹脂舗装材を施工個所に供給する舗装材供給工程と、舗装材供給工程で供給された樹脂舗装材を敷き均しする敷均し工程と、敷均し工程で敷き均しされた樹脂舗装材を締め固める転圧工程とを備え、転圧工程に振動転圧装置(500)を用いる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
骨材と樹脂材料を混合した樹脂舗装材を施工する舗装方法であって、
前記樹脂舗装材を施工個所に供給する舗装材供給工程と、
前記舗装材供給工程で供給された前記樹脂舗装材を敷き均しする敷均し工程と、
前記敷均し工程で敷き均しされた前記樹脂舗装材を締め固める転圧工程とを備え、
前記転圧工程に振動転圧装置を用いることを特徴とする舗装方法。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
請求項1に記載の舗装方法であって、
前記振動転圧装置は、前記敷均し工程で前記樹脂舗装材の敷均しに用いられる敷均し装置に牽引されることを特徴とする舗装方法。
【請求項3】
請求項2に記載の舗装方法であって、
前記振動転圧装置は、前記敷均し装置との相対的位置関係が固定されていることを特徴とする舗装方法。
【請求項4】
請求項2に記載の舗装方法であって、
前記振動転圧装置は前記敷均し装置の後方に複数並列して設けられていることを特徴とする舗装方法。
【請求項5】
請求項1から4の何れか一つに記載の舗装方法であって、
前記振動転圧装置は、前記敷均し工程で敷き均しされた前記樹脂舗装材の幅よりも大きな幅の板状部材に搭載されていることを特徴とする舗装方法。
【請求項6】
請求項5に記載の舗装方法であって、
前記板状部材は複数の部分板に分割されており、前記部分板の各々に前記振動転圧装置が搭載されていることを特徴とする舗装方法。
【請求項7】
骨材と樹脂材料を混合した樹脂舗装材を施工する舗装装置であって、
前記樹脂舗装材を施工個所に供給する舗装材供給部と、
前記舗装材供給部から供給された前記樹脂舗装材を敷き均しする敷均し部と、
前記敷均し部で敷き均しされた前記樹脂舗装材を締め固める振動転圧部とを備えることを特徴とする舗装装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、舗装方法および舗装装置に関し、特に骨材と樹脂を混合した樹脂舗装材の舗装方法および舗装装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から道路等のアスファルト舗装において、下層路盤の上にアスファルト安定処理路盤材を供給して上層路盤を施工することが提案されている。このようなアスファルト舗装では、アスファルト安定処理路盤材はアスファルトプラントにおいて骨材とアスファルトを混合して製造され、ダンプトラックにより作業現場へ搬送され、下層路盤上に供給される(例えば特許文献1を参照)。
【0003】
近年になって、アスファルト安定処理路盤材の代わりに骨材と樹脂材料(一例としてはMMA(メチルメタクリレート)樹脂等)の混合物を用いて上層路盤や基層を構築することも検討されている。樹脂材料は、伸縮性と耐久性に優れているため上層路盤や基層に用いることで、舗装の長寿命化を図ることができる。また、アスファルト舗装は厚層で施工すると施工後の温度低下に時間がかかるため交通開放時間が遅くなってしまうが、樹脂は硬化時間が施工厚さに影響されず比較的短いため、アスファルト舗装と比べて早期に交通開放することが期待できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-160021号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、骨材と樹脂材料を混合した樹脂舗装材は、粘度や硬化速度がアスファルトと異なるため、締め固めに転圧ローラを用いると、転圧ローラに樹脂舗装材が付着して剥がれて表面状態が劣化するという問題があった。
【0006】
そこで本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、骨材と樹脂材料を混合した樹脂舗装材を良好に締め固めることができる舗装方法および舗装装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の舗装方法は、骨材と樹脂材料を混合した樹脂舗装材を施工する舗装方法であって、前記樹脂舗装材を施工個所に供給する舗装材供給工程と、前記舗装材供給工程で供給された前記樹脂舗装材を敷き均しする敷均し工程と、前記敷均し工程で敷き均しされた前記樹脂舗装材を締め固める転圧工程とを備え、前記転圧工程に振動転圧装置を用いることを特徴とする。
【0008】
このような本発明の舗装方法では、転圧工程に振動転圧装置を用いることで、樹脂舗装材が転圧装置のローラ部分に付着することを抑制し、骨材と樹脂材料を混合した樹脂舗装材を良好に締め固めることができる。
【0009】
また、本発明の一態様では、前記振動転圧装置は、前記敷均し工程で前記樹脂舗装材の敷均しに用いられる敷均し装置に牽引される。
【0010】
また、本発明の一態様では、前記振動転圧装置は、前記敷均し装置との相対的位置関係が固定されている。
(【0011】以降は省略されています)

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