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公開番号2024079486
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022192463
出願日2022-11-30
発明の名称制御システム
出願人パナソニック株式会社
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類H05B 47/00 20200101AFI20240604BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】第1制御部及び第2制御部の各々の処理負荷を低減すること。
【解決手段】制御システム1は、ロータリーエンコーダ42と、第1制御部40と、第2制御部20と、を備える。ロータリーエンコーダ42は、ユーザによる回転操作が可能な回転操作部の回転角度に応じたパルス信号を出力する。第1制御部40は、ロータリーエンコーダ42のパルス信号に基づいて回転操作部の回転方向、回転速度及び回転量を算出し、回転操作部の回転方向、回転速度及び回転量に基づく出力信号を出力する。第2制御部20は、第1制御部40との間で信号の入出力が可能である。第2制御部20は、第1制御部40からの出力信号に基づいて、負荷7への電力供給量を制御する。第1制御部40が第2制御部20に出力信号を送信する時間間隔に比べて、第1制御部40がロータリーエンコーダ42からパルス信号を取得する時間間隔が短い。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザによる回転操作が可能な回転操作部と、
前記回転操作部の回転角度に応じたパルス信号を出力するロータリーエンコーダと、
前記ロータリーエンコーダの前記パルス信号に基づいて前記回転操作部の回転方向、回転速度及び回転量を算出し、前記回転操作部の回転方向、回転速度及び回転量に基づく出力信号を出力する第1制御部と、
前記第1制御部との間で信号の入出力が可能であり、前記第1制御部からの前記出力信号に基づいて、負荷への電力供給量を制御する第2制御部と、を備え、
前記第1制御部が前記第2制御部に前記出力信号を送信する時間間隔に比べて、前記第1制御部が前記ロータリーエンコーダから前記パルス信号を取得する時間間隔が短い、
制御システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
第1部材と、第2部材と、を備え、
前記第1部材は、前記回転操作部と、前記ロータリーエンコーダと、前記第1制御部と、第1コネクタと、を備え、
前記第2部材は、前記第2制御部と、前記第2制御部からの制御信号に応じて前記負荷への電力供給量を調整する電力制御回路と、前記第1コネクタが着脱可能な第2コネクタと、を備え、
前記第1コネクタが前記第2コネクタに接続された状態で、前記第1制御部と前記第2制御部との間で、前記第1コネクタ及び前記第2コネクタを介して信号の入出力が可能となる、
請求項1に記載の制御システム。
【請求項3】
前記第1部材は、ユーザの操作を受け付ける操作部を更に備え、
前記第1制御部は、前記操作部が前記操作を受け付けると、反転指令を前記第2制御部に出力し、
前記第2制御部は、前記負荷に電力を供給している給電状態で前記反転指令が入力されると、前記負荷への電力供給を遮断し、前記負荷への電力供給を遮断している遮断状態で前記反転指令が入力されると、前記負荷への電力供給を開始する、
請求項2に記載の制御システム。
【請求項4】
前記ロータリーエンコーダの前記パルス信号は、前記回転操作部の角変位に応じて信号レベルが変化する矩形波状の2相のパルス列を含み、
前記2相のパルス列は、前記回転操作部の角変位に応じて、互いに1/4周期の位相差を有しており、
前記第1制御部は、前記2相のパルス列の信号レベルに基づいて、前記回転操作部の回転方向、回転速度及び回転量を算出する、
請求項1に記載の制御システム。
【請求項5】
前記第1制御部は、前記2相のパルス列の信号レベルの組合わせに基づいて、前記回転操作部の回転位置を特定し、前記回転位置の時間的な変化に基づいて、前記回転方向及び前記回転量を算出する、
請求項4に記載の制御システム。
【請求項6】
前記第1制御部は、前記2相のパルス列の信号レベルの組合わせに基づいて、前記回転操作部の回転位置が第1位置から第2位置に変化したことを検出すると、前記第1位置から前記第2位置に変化するまでに要した時間に基づいて、前記回転速度を算出する、
請求項4に記載の制御システム。
【請求項7】
前記負荷は照明負荷であり、
前記第1制御部の前記出力信号は、前記照明負荷の調光レベルを表す調光情報を含む、
請求項1に記載の制御システム。
【請求項8】
前記調光情報は、前記照明負荷の調光レベルを変化させる変化量を表す相対調光情報を含み、
前記第2制御部は、前記照明負荷の変更前の調光レベルに、前記相対調光情報に基づく変化量を加えた調光レベルで前記照明負荷を点灯させるように、前記照明負荷への電力供給量を制御する、
請求項7に記載の制御システム。
【請求項9】
前記第1制御部は前記出力信号を前記第2制御部に定期的に出力する、
請求項1に記載の制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、制御システムに関する。より詳細には、本開示は、負荷への供給電力を制御する制御システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、照明器具の明るさを調整するための調光装置を開示する。調光装置は、本体の前面に配置された操作部を有するロータリーエンコーダと、制御部と、を備えている。制御部は、ロータリーエンコーダの出力信号に含まれるロータリーエンコーダの回転方向、及び回転速度に基づき、照明器具の最小の明るさと最大の明るさの間を複数等分した調光段階を変更することにより照明器具の調光段階を制御する。制御部は、ロータリーエンコーダの回転方向が第1方向である場合で、回転速度が第1速度である場合、調光段階を第1段階アップさせ、ロータリーエンコーダの回転方向が第1方向と逆の第2方向である場合で、回転速度が第1速度である場合、調光段階を第1段階ダウンさせる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-125418号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記構成の調光装置では、制御部が、ロータリーエンコーダの回転方向及び回転速度を検出する処理と、ロータリーエンコーダの回転方向及び回転速度に基づいて照明負荷の調光段階を制御する処理とを行っている。そのため、調光装置が備える制御部の処理負荷が増大するという問題があった。
【0005】
本開示の目的は、第1制御部及び第2制御部の各々の処理負荷を低減可能な制御システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様の制御システムは、回転操作部と、ロータリーエンコーダと、第1制御部と、第2制御部と、を備える。前記回転操作部は、ユーザによる回転操作が可能である。前記ロータリーエンコーダは、前記回転操作部の回転角度に応じたパルス信号を出力する。前記第1制御部は、前記ロータリーエンコーダの前記パルス信号に基づいて前記回転操作部の回転方向、回転速度及び回転量を算出し、前記回転操作部の回転方向、回転速度及び回転量に基づく出力信号を出力する。前記第2制御部は、前記第1制御部との間で信号の入出力が可能であり、前記第1制御部からの前記出力信号に基づいて、負荷への電力供給量を制御する。前記第1制御部が前記第2制御部に前記出力信号を送信する時間間隔に比べて、前記第1制御部が前記ロータリーエンコーダから前記パルス信号を取得する時間間隔が短い。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、第1制御部及び第2制御部の各々の処理負荷を低減可能な制御システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の一実施形態に係る制御システムの分解斜視図である。
図2は、同上の制御システムの概略的なブロック図である。
図3は、同上の制御システムの外観斜視図である。
図4は、同上の制御システムが備える第1部材の背面図である。
図5は、同上の制御システムが備える第2部材が取付枠に取り付けられた状態の正面図である。
図6は、同上の制御システムが備えるロータリーエンコーダから出力される2相のパルス列の波形図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施形態)
(1)概要
以下の実施形態において説明する各図は、模式的な図であり、各図中の各構成要素の大きさ及び厚さそれぞれの比が、必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
【0010】
図1は、本実施形態の制御システム1の分解斜視図であり、図2は、制御システム1の概略的な機能ブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)

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