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公開番号2024078523
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022190945
出願日2022-11-30
発明の名称コネクタ装置
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 12/81 20110101AFI20240604BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】平面回路体と電線の接続を適切かつ円滑に行えるコネクタ装置を提供すること。
【解決手段】
コネクタ装置1は、フレキシブル基板9に取り付けられる第一コネクタ2と、複数の電線10に取り付けられた複数の端子4を保持し、第一コネクタ2と接続可能に構成され、第一コネクタ2との接続により端子4を介し電線10とフレキシブル基板9を接続させる第二コネクタ3と、第二コネクタ3は、接続方向Xに対し突出して延びる突出部72を有し、第一コネクタ2は、突出部72を挿入させて収容可能とし、突出部72の挿入により第一コネクタ2と第二コネクタ3の接続を案内する収容部55を形成し、収容部55は、
収容部55の奥側に向けて先細り状となるテーパ部551を形成するように構成されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
平面回路体に取り付けられる第一コネクタと、
複数の電線に取り付けられた複数の端子を保持し、前記第一コネクタと接続可能に構成され、前記第一コネクタとの接続により前記端子を介し前記電線と前記平面回路体を接続させる第二コネクタと、
前記第一コネクタ及び前記第二コネクタの一方は、前記第一コネクタと前記第二コネクタの接続方向に対し突出して延びる突出部を有し、
前記第一コネクタ及び前記第二コネクタの他方は、前記突出部を挿入させて収容可能とし、前記突出部の挿入により前記第一コネクタと前記第二コネクタの接続を案内する収容部を形成し、
前記突出部及び前記収容部の少なくともいずれか一方は、前記収容部の奥側に向けて先細り状となるテーパ部を形成している、
コネクタ装置。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記端子は、前記第一コネクタと前記第二コネクタの接続により、前記平面回路体に直接接触する、
請求項1に記載のコネクタ装置。
【請求項3】
前記端子は、一対の接触片を有し、前記一対の接触片の間に前記平面回路体を挿入させて前記一対の接触片を前記平面回路体に直接接触させる、
請求項2に記載のコネクタ装置。
【請求項4】
前記突出部及び前記収容部の一方の内側には、係止部が形成され、
前記突出部及び前記収容部の他方の内側には、前記係止部と係合する被係止部が形成され、
前記係止部及び前記被係止部は、前記第一コネクタと前記第二コネクタが接続した場合に係合し、前記第一コネクタと前記第二コネクタを係合させる、
請求項1又は2に記載のコネクタ装置。
【請求項5】
前記平面回路体は、フレキシブル基板である、
請求項1~3のいずれか一項に記載のコネクタ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタ装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コネクタ装置に関し、例えば、特許文献1に記載されるように、フレキシブル基板(FPC)にメス端子を取り付け、メス端子をハウジングに保持させるコネクタが知られている。このコネクタは、例えば、電線にオス端子を取り付けた相手方コネクタに接続されて用いられる。コネクタと相手方コネクタからなるコネクタ装置において、電線に取り付けられるオス端子は、フレキシブル基板に取り付けられるメス端子を介してフレキシブル基板に接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-206992号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述したコネクタ装置にあっては、フレキシブル基板などの平面回路体と電線の接続において改善の余地がある。例えば、平面回路体の接点が多数ある場合、平面回路体に取り付けられるハウジングの横幅が長いものとなる。この場合、このハウジングを相手方コネクタのハウジングと接続する場合にハウジング同士を真っすぐに接続することが容易ではなく、斜めに嵌合してしまうなど適切に接続することができない場合がある。
【0005】
そこで、本発明は、平面回路体と電線の接続を適切かつ円滑に行えるコネクタ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明に係るコネクタ装置は、平面回路体に取り付けられる第一コネクタと、複数の電線に取り付けられた複数の端子を保持し、前記第一コネクタと接続可能に構成され、前記第一コネクタとの接続により前記端子を介し前記電線と前記平面回路体を接続させる第二コネクタと、前記第一コネクタ又は前記第二コネクタの一方は、前記第一コネクタと前記第二コネクタの接続方向に対し突出して延びる突出部を有し、前記第一コネクタ又は前記第二コネクタの他方は、前記突出部を挿入させて収容可能とし、前記突出部の挿入により前記第一コネクタと前記第二コネクタの接続を案内する収容部を形成し、前記突出部及び前記収容部の少なくともいずれか一方は、前記収容部の奥側に向けて先細り状となるテーパ部を形成するように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るコネクタ装置によれば、平面回路体と電線の接続を適切かつ円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るコネクタ装置を示す斜視図である。
図2は、実施形態に係るコネクタ装置の第一コネクタの分解斜視図である。
図3は、実施形態に係るコネクタ装置の第一コネクタの分解斜視図である。
図4は、実施形態に係るコネクタ装置の第二コネクタの分解斜視図である。
図5は、実施形態に係るコネクタ装置の端子の斜視図である。
図6は、実施形態に係るコネクタ装置の接続の説明図である。
図7は、実施形態に係るコネクタ装置の接続の説明図である。
図8は、図1のVIII-VIIIにおける実施形態に係るコネクタ装置の接続状態の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
本実施形態は、コネクタ装置に関する。図1は、実施形態に係るコネクタ装置を示す斜視図である。図2及び図3は、実施形態に係るコネクタ装置の第一コネクタの分解斜視図である。図4は、実施形態に係るコネクタ装置の第二コネクタの分解斜視図である。図5は、実施形態に係るコネクタ装置の端子の斜視図である。図6及び図7は、実施形態に係るコネクタ装置の接続の説明図である。図8は、図1のVIII-VIIIにおける実施形態に係るコネクタ装置の接続状態の断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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