TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024078192
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022190595
出願日2022-11-29
発明の名称医療用組成物
出願人帝人株式会社,国立大学法人東海国立大学機構
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類A61L 31/14 20060101AFI20240603BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】本発明は、生体吸収性を有するとともに、指での混練時の取り扱い性及び骨髄の断面への塗り込み性に優れる医療用組成物を提供する。
【解決手段】医療用組成物は、重量平均分子量が0.5万~4.5万である脂肪族ポリエステルと、体積基準のメジアン径が4μm~1200μmのセラミック粒子と、前記脂肪族ポリエステル以外の有機酸エステル化合物と、を含有する。前記有機酸エステル化合物の含有量は、医療用組成物の総量に対して、6質量%~24質量%である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
重量平均分子量(Mw)が0.5万~4.5万である脂肪族ポリエステルと、
体積基準のメジアン径が4μm~1200μmのセラミック粒子と、
前記脂肪族ポリエステル以外の有機酸エステル化合物と、
を含有し、
前記有機酸エステル化合物の含有量が、医療用組成物の総量に対して、6質量%~24質量%である、医療用組成物。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記脂肪族ポリエステルの含有量は、医療用組成物の総量に対して、32質量%~57質量%であり、
前記セラミック粒子の含有量は、医療用組成物の総量に対して、32質量%~57質量%である、請求項1に記載の医療用組成物。
【請求項3】
前記有機酸エステル化合物の含有量が、医療用組成物の総量に対して、9質量%~19質量%である、請求項1又は請求項2に記載の医療用組成物。
【請求項4】
前記メジアン径が、10μm~450μmである、請求項1又は請求項2に記載の医療用組成物。
【請求項5】
前記脂肪族ポリエステルが、下記式(1)で表される構造を含む、請求項1又は請求項2に記載の医療用組成物。
JPEG
2024078192000012.jpg
6
100
〔式(1)中、Aは下記式(a)で表される基であり、Bは下記式(b)で表される基であり、mは2~196であり、nは2~196である。〕
JPEG
2024078192000013.jpg
13
78
〔式(a)中、R

は炭素数1~5のアルキレン基である。〕
JPEG
2024078192000014.jpg
14
78
〔式(b)中、R

は炭素数1~5のアルキレン基である。〕
【請求項6】
前記セラミック粒子の成分は、ハイドロキシアパタイトを含む、請求項1又は請求項2に記載の医療用組成物。
【請求項7】
前記有機酸エステル化合物が、アーモンド油及び乳酸エチルの少なくとも一方を含む、請求項1又は請求項2に記載の医療用組成物。
【請求項8】
前記脂肪族ポリエステルの含有量が、医療用組成物の総量に対して、36質量%超51質量%未満であり、
前記メジアン径が、4μm以上160μm未満であり、
前記有機酸エステル化合物が、アーモンド油及び乳酸エチルを含む、請求項1又は請求項2に記載の医療用組成物。
【請求項9】
体液封止剤である、請求項1又は請求項2に記載の医療用組成物。
【請求項10】
止血剤である、請求項1又は請求項2に記載の医療用組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、医療用組成物に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
外科的処置等により骨を切断したり破砕したりすると、骨の断面から出血することがある。そこで、骨蝋又はボーンワックスのような止血剤を骨の断面に塗り込む止血処置が行われている。止血剤は、出血を止める作用に加えて、止血箇所の骨の再生を阻害しないことが求められる。加えて、止血剤は、止血処理の際に指等(例えば、指の先端、指の中間部(第一関節~第二関節辺り)、手のひら等)で混練して適度な硬さに調製された後に止血箇所に塗り込まれるため、取り扱い性が良好であることも求められる。
【0003】
非特許文献1は、蜜蝋を主成分とする止血剤を開示している。蜜蝋は、非生体吸収性である。そのため、非特許文献1の止血剤は、長期間組織内に残存し、骨の治癒や再生に対して物理的な障壁となり得る。
生体吸収性材料を主成分とする止血剤の研究開発もなされている。特許文献1には、特定の脂肪族ポリエステルと、有機粉体及び無機粉体の一方とを含む骨髄止血剤が開示されている。特許文献1には、骨髄止血剤が特定の脂肪族ポリエステルと有機粉体及び無機粉体の一方とを含むことで、骨髄止血剤を指等で混練して使用する際に手袋へのベタつきが抑えられ、取り扱い性が改善されることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6901721号
【非特許文献】
【0005】
C. Schonauer, et. al. European Spine Journal 13, 89-96, 2004
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の止血剤は、生体吸収性を有し、かつベタつきや硬さに関する取り扱い性は良好であるものの、骨髄の断面への塗り込み性の更なる改善が求められている。
【0007】
そこで、本発明は、生体吸収性を有するとともに、指での混練時の取り扱い性及び骨髄の断面への塗り込み性に優れる医療用組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
かかる課題に鑑み、本発明者は鋭意研究の結果、特定の脂肪族ポリエステルと、特定のセラミック粒子と、有機酸エステル化合物と、を所定の組成比で配合することによって、上記課題を解決できることを見出し、本発明の完成に至った。即ち、上記課題を解決するための手段には、以下の実施態様が含まれる。
【0009】
<1> 重量平均分子量(Mw)が0.5万~4.5万である脂肪族ポリエステルと、
体積基準のメジアン径が4μm~1200μmのセラミック粒子と、
前記脂肪族ポリエステル以外の有機酸エステル化合物と、
を含有し、
前記有機酸エステル化合物の含有量が、医療用組成物の総量に対して、6質量%~24質量%である、医療用組成物。
<2> 前記脂肪族ポリエステルの含有量は、医療用組成物の総量に対して、32質量%~57質量%であり、
前記セラミック粒子の含有量は、医療用組成物の総量に対して、32質量%~57質量%である、前記<1>に記載の医療用組成物。
<3> 前記有機酸エステル化合物の含有量が、医療用組成物の総量に対して、9質量%~19質量%である、前記<1>又は<2>に記載の医療用組成物。
<4> 前記メジアン径が、10μm~450μmである、前記<1>~<3>のいずれか1つに記載の医療用組成物。
<5> 前記脂肪族ポリエステルが、下記式(1)で表される構造を含む、前記<1>~<4>のいずれか1つに記載の医療用組成物。
【0010】
JPEG
2024078192000001.jpg
6
100
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

帝人株式会社
医療用組成物
1か月前
帝人株式会社
衝撃吸収部材
1か月前
帝人株式会社
成形体の製造方法
12日前
帝人株式会社
アクリロニトリル系繊維の製造方法
20日前
帝人株式会社
全芳香族ポリアミド溶液の製造方法
25日前
帝人株式会社
ポリカーボネート樹脂組成物および成形品
18日前
帝人株式会社
メタ型全芳香族ポリアミド繊維及びその製造方法
20日前
帝人株式会社
ポリカーボネート樹脂組成物およびそれからなる成形品
1か月前
帝人株式会社
半芳香族ポリアミド樹脂組成物およびそれを用いた成形品
6日前
帝人株式会社
ポリ(エステル)カーボネート樹脂組成物およびその成形品
11日前
帝人株式会社
全芳香族ポリアミド溶液、及び全芳香族ポリアミド溶液の製造方法
1か月前
帝人株式会社
複合材料の製造方法
3日前
帝人株式会社
難燃性紡績糸織物、該難燃性紡績糸織物から紡績糸を製造する方法、および繊維製品
25日前
帝人株式会社
全芳香族ポリアミド溶液の製造方法及びそれを用いた全芳香族ポリアミド繊維の製造方法
25日前
個人
穿刺補助具
12日前
個人
男性用下着
4日前
個人
逆流防止用具
4か月前
個人
段差昇降装置
4か月前
個人
エアリフター
4か月前
個人
入れ歯
1か月前
個人
聴診器
1か月前
個人
蓋付きしびん
1か月前
個人
介護浴槽
2か月前
個人
シミ皮膚改善剤
5か月前
個人
鼻腔拡張具
4か月前
個人
排便漏れ予防装具
6日前
個人
入浴介護補助装置
1か月前
個人
座椅子脱着式車椅子
2か月前
株式会社コーセー
組成物
4か月前
個人
スプレー式目薬容器
2か月前
個人
透析装置の洗浄方法
4か月前
個人
電動式孫の手
4か月前
個人
マウスピース
14日前
株式会社東亜産業
温熱具
4か月前
株式会社ダリヤ
酸性染毛料
5か月前
個人
マッサージガン保持具
3か月前
続きを見る