TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024055311
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162132
出願日2022-10-07
発明の名称ポリカーボネート樹脂およびそれからなる成形品
出願人帝人株式会社
代理人個人
主分類C08G 64/12 20060101AFI20240411BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】耐傷付き性を有し、かつ耐熱性および成形性に優れたポリカーボネート樹脂およびそれからなる成形品を提供する。
【解決手段】N-(4-ベンゾイルフェニル)フェノールフタレイニルビスフェノール、N-(3-ベンゾイルフェニル)フェノールフタレイニルビスフェノールおよびN-(2-ベンゾイルフェニル)フェノールフタレイニルビスフェノールからなる群より選ばれる少なくとも一つの化合物から誘導される繰り返し単位(A)を含み、繰り返し単位(A)の含有割合が全繰り返し単位に対して10~100モル%の範囲であるポリカーボネート樹脂とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記式(1)で表される繰り返し単位(A)を含むポリカーボネート樹脂。
JPEG
2024055311000011.jpg
28
81
(式(1)中、R

、R

、R

およびR

はそれぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、芳香族基を含んでもよい炭素原子数1~9のアルキル基、炭素原子数6~10のアリール基、炭素原子数1~6のアルコキシ基、ニトロ基、アルデヒド基、シアノ基またはカルボキシル基を表し、Xは下記式(2)で表される。)
JPEG
2024055311000012.jpg
33
83
(式(2)中、R

、R

およびR

はそれぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1~18のアルキル基、炭素原子数1~10のアルコキシ基、炭素原子数6~20のシクロアルキル基、炭素原子数6~20のシクロアルコキシ基、炭素原子数2~10のアルケニル基、炭素原子数6~14のアリール基、炭素原子数6~10のアリールオキシ基、炭素原子数7~20のアラルキル基、炭素原子数7~20のアラルキルオキシ基、ニトロ基、アルデヒド基、シアノ基およびカルボキシル基からなる群より選ばれる少なくとも一つの基を表す。)
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記式(2)のR

およびR

は水素原子である請求項1記載のポリカーボネート樹脂。
【請求項3】
前記式(1)で表される繰り返し単位(A)がN-(4-ベンゾイルフェニル)フェノールフタレイニルビスフェノール、N-(3-ベンゾイルフェニル)フェノールフタレイニルビスフェノールおよびN-(2-ベンゾイルフェニル)フェノールフタレイニルビスフェノールからなる群より選ばれる少なくとも一つの化合物から誘導される繰り返し単位である請求項1に記載のポリカーボネート樹脂。
【請求項4】
繰り返し単位(A)の含有割合が全繰り返し単位に対して10~100モル%の範囲である請求項1に記載のポリカーボネート樹脂。
【請求項5】
ガラス転移温度が125~300℃の範囲である請求項1に記載のポリカーボネート樹脂。
【請求項6】
ISO/TS19278記載のプラスチック-硬さ測定のための計装化マイクロ押込み硬さ試験に準拠して測定された押し込み硬さが180~450(N/mm

)の範囲である請求項1に記載のポリカーボネート樹脂。
【請求項7】
JIS K5600-5-4記載のひっかき硬度(鉛筆法)に準拠して測定された鉛筆硬度がF以上である請求項1に記載のポリカーボネート樹脂。
【請求項8】
請求項1~7のいずれかに記載のポリカーボネート樹脂を射出成形してなる成形品。
【請求項9】
請求項1~7のいずれかに記載のポリカーボネート樹脂を押出成形してなるシートまたはフィルム。
【請求項10】
請求項8の成形品を用いた自動車内装部品。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、耐傷付き性、耐熱性および成形性に優れたポリカーボネート樹脂およびそれからなる成形品に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
ポリカーボネート樹脂は、透明性、耐衝撃性、耐熱性、寸法安定性に優れていることから、エンジニアリングプラスチックとして、電気・電子機器の筐体、自動車内装・外装部品、建材、家具、楽器、雑貨類などの幅広い分野で使用されている。さらに、無機ガラスと比較し、比重が低く軽量化が可能であり、生産性に優れているため、自動車等の窓用途に使用されている。
【0003】
さらに、ポリカーボネート樹脂を用いたシートやフィルムは、コーティング処理、積層体、表面修飾等の付加的な二次加工を施すことにより、自動車内装の各種表示装置、保護用部品として広く使用されている。
【0004】
しかしながら、コーティング処理を施していないポリカーボネート樹脂は、JIS K5600-5-4に記載の塗料一般試験方法-第5部:塗膜の機械的性質-第4節:引っかき硬度(鉛筆法)に準拠して測定した鉛筆硬度が2B程度に過ぎず、塗装レス材料として、表面に傷が付きやすいことが課題といえる。
【0005】
そこで、表面硬度の高い共重合ポリカーボネート樹脂(例えば、特許文献1)を用いることが知られている。また、2,2-ビス(4-ヒドロキシ-3-メチルフェニル)プロパンを構成単位とするポリカーボネートやコポリカーボネートとする方法が記載されている(例えば、特許文献2~6)。該ポリカーボネート樹脂は、表面硬度は向上するが、ポリカーボネート樹脂と比べて耐熱性が劣ることが課題である。
【0006】
さらに、特許文献7にはN-フェニルフェノールフタレイニルビスフェノールを構成単位とするポリカーボネート樹脂が、電子写真感光体のバインダー樹脂として耐摩耗性に優れる旨記載されている。しかしながら、耐傷付き性を上昇させるために剛直な構造を持つ構成単位を導入するとガラス転移温度が高くなり成形性が低下することから、N-フェニルフェノールフタレイニルビスフェノールは構成単位として高い比率で導入できないという課題がある。
【0007】
そこで、本発明はかかる課題を解決することを目的とするものであって、耐傷付き性、耐熱性および成形性に優れたポリカーボネート樹脂及びそれからなる成形品を提供することを目的とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特許第5173803号公報
特開昭64-069625号公報
特開平08-183852号公報
特開平08-034846号公報
特開2002-117580号公報
特許第3768903号公報
特許第3297469号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明が解決しようとする課題は、耐傷付き性を有し、かつ耐熱性および成形性に優れたポリカーボネート樹脂およびそれからなる成形品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者らはこの目的を達成せんとして鋭意研究を重ねた結果、特定の構造を有するポリカ―ボネート樹脂が前記課題を解決できることを見出し本発明に到達した。すなわち、本発明は以下1~11項の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

帝人株式会社
車両構造体
22日前
帝人株式会社
医療用組成物
3日前
帝人株式会社
衝撃吸収部材
8日前
帝人株式会社
圧力容器のためのプリプレグ
29日前
帝人株式会社
圧力容器のためのプリプレグ
29日前
帝人株式会社
熱可塑性樹脂組成物およびそれからなる成形品
10日前
帝人株式会社
ゴム補強用複合繊維コードおよびその製造方法
14日前
帝人株式会社
熱可塑性樹脂組成物およびそれからなる成形品
21日前
帝人株式会社
ポリカーボネート共重合体およびそれからなる成形品
1か月前
帝人株式会社
難燃性ポリカーボネート樹脂組成物およびそれからなる成形品
1か月前
帝人株式会社
酸素供給装置、小動物用ケージ内の酸素濃度及び/又は二酸化炭素濃度を制御する方法、並びに小動物用ケージ
1か月前
国立大学法人東京工業大学
(R)-(-)又は(S)-(+)-3-ヒドロキシ-2-メチルプロピオン酸単位を含むポリマーの製造方法
24日前
株式会社 レオロジー機能食品研究所
プラズマローゲン含有組成物、プラズマローゲンの製造方法、プラズマローゲン合成促進用培地、抗炎症剤、抗炎症用経口組成物、認知機能改善剤、認知機能改善用経口組成物、神経細胞死抑制剤及び神経細胞死抑制用経口組成物
1か月前
東ソー株式会社
ゴム組成物
1か月前
東ソー株式会社
ゴム組成物
27日前
三菱ケミカル株式会社
積層体
2か月前
株式会社ナリス化粧品
構造体
1か月前
株式会社日本触媒
硬化性組成物
7日前
三洋化成工業株式会社
複合粒子
28日前
株式会社ラボ
離型フィルム
20日前
株式会社松風
光硬化性組成物
2か月前
東レ株式会社
ポリアミド樹脂組成物
2か月前
東ソー株式会社
ソールゴム用改質剤
1か月前
ユニチカ株式会社
ポリアミドイミド
22日前
東レ株式会社
ポリエステルフィルム
29日前
花王株式会社
乳化組成物
27日前
アイカ工業株式会社
ホットメルト組成物
2か月前
三洋化成工業株式会社
成形用樹脂組成物
24日前
AGC株式会社
水性分散液
2か月前
三菱ケミカル株式会社
成形体
1か月前
ユニチカ株式会社
多孔質ポリアミドイミド
2か月前
グンゼ株式会社
導電性フィルム
28日前
松本油脂製薬株式会社
樹脂粒子及びその用途
2か月前
株式会社クラベ
耐摩耗性絶縁組成物及び電線
3日前
アキレス株式会社
塩化ビニル系樹脂フィルム
29日前
松本油脂製薬株式会社
樹脂粒子及びその用途
1か月前
続きを見る