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公開番号2024077657
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022189730
出願日2022-11-29
発明の名称客席演出システム及びプログラム
出願人株式会社PIKABON
代理人個人,個人
主分類H05B 47/155 20200101AFI20240603BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】観客のスマホを用いたイベント会場の照明演出を実現する。
【解決手段】配信サーバ12と、ユーザ14のスマホ16を有する客席演出システム10。配信サーバ12は、イベント管理データ記憶部22と、楽曲のタイムラインに沿ってディスプレイ17の点灯状態を制御する演出データを格納する演出データ記憶部24と、スマホ16から特定イベントに係る演出データの配信リクエストを受信した場合に、対応の演出データをスマホ16に送信する演出データ配信部20を備える。スマホ16の専用アプリ26は、演出データの配信リクエストを配信サーバ12に送信する機能と、送信された演出データを記憶装置に保存する機能と、再生待機画面78をディスプレイ17に表示する機能と、「演出START」ボタン80がタッチされた場合に、演出データに従い、ディスプレイ17の点灯状態を制御する機能を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
配信サーバを有する客席演出システムであって、
上記配信サーバは、イベントの公演名、開催日時、演奏楽曲などのイベント管理データを格納するイベント管理データ記憶手段と、
楽曲のタイムラインに沿って携帯端末のディスプレイの点灯状態を制御する演出データを格納する演出データ記憶手段と、
ユーザの所持する携帯端末から、特定のイベントに係る演出データの配信リクエストをネットワーク経由で受信した場合に、対応の演出データをユーザの携帯端末に送信する演出データ配信手段と、
を備えたことを特徴とする客席演出システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
ユーザの所持する携帯端末を有する客席演出システムであって、
上記携帯端末は、イベントの公演名、開催日時、演奏楽曲などのイベント管理データを格納するイベント管理データ記憶手段と、楽曲のタイムラインに沿って携帯端末のディスプレイの点灯状態を制御する演出データを格納する演出データ記憶手段を備えた配信サーバに対して、特定のイベントに係る演出データの配信リクエストをネットワーク経由で送信する手段と、
配信サーバから送信された演出データを記憶装置に格納する手段と、
上記演出データの再生待機画面をディスプレイに表示する手段と、
入力手段を介して再生待機画面中の再生開始ボタンが選択された場合に、上記演出データに従い、ディスプレイの点灯状態を制御する手段と、
を備えたことを特徴とする客席演出システム。
【請求項3】
配信サーバと、ユーザの所持する携帯端末を有する客席演出システムであって、
上記配信サーバは、イベントの公演名、開催日時、演奏楽曲などのイベント管理データを格納するイベント管理データ記憶手段と、
楽曲のタイムラインに沿って携帯端末のディスプレイの点灯状態を制御する演出データを格納する演出データ記憶手段と、
ユーザの所持する携帯端末から、特定のイベントに係る演出データの配信リクエストをネットワーク経由で受信した場合に、対応の演出データをユーザの携帯端末に送信する演出データ配信手段を備え、
上記携帯端末は、特定のイベントに係る演出データの配信リクエストを配信サーバに送信する手段と、
配信サーバから送信された演出データを記憶装置に格納する手段と、
上記演出データの再生待機画面をディスプレイに表示する手段と、
入力手段を介して再生待機画面中の再生開始ボタンが選択された場合に、上記演出データに従い、ディスプレイの点灯状態を制御する手段と、
を備えたことを特徴とする客席演出システム。
【請求項4】
上記ディスプレイの点灯状態が、ディスプレイの点灯/消灯の別、点灯時の色彩及び輝度の組み合わせよりなることを特徴とする請求項1~3の何れかに記載の客席演出システム。
【請求項5】
上記演出データ記憶手段には、イベント会場の各座席に対応した演出データが格納されており、
上記配信サーバは、上記携帯端末からイベント会場の座席を特定する情報が送信された場合に、対応の演出データを配信することを特徴とする請求項1または3に記載の客席演出システム。
【請求項6】
ユーザの所持する携帯端末を、
イベントの公演名、開催日時、演奏楽曲などのイベント管理データを格納するイベント管理データ記憶手段と、楽曲のタイムラインに沿って携帯端末のディスプレイの点灯状態を制御する演出データを格納する演出データ記憶手段を備えた配信サーバに対して、特定のイベントに係る演出データの配信リクエストをネットワーク経由で送信する手段、
配信サーバから送信された演出データを記憶装置に格納する手段、
上記演出データの再生待機画面をディスプレイに表示する手段、
入力手段を介して再生待機画面中の再生開始ボタンが選択された場合に、上記演出データに従い、ディスプレイの点灯状態を制御する手段、
として機能させることを特徴とする客席演出プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は客席演出システム及びプログラムに係り、特に、ライブやコンサートなどのイベント会場において、観客自身をイベントの演出に参加させる技術に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
アーティストやアイドルなどのイベントにおいて、無線機能を備えたペンライトや腕時計型ライト等の照明装置を観客に配布し、これらに内蔵されたLEDライトの点灯/消灯や発光色等を近距離無線通信によって制御することにより、客席を演出する技術がすでに存在している(下記の非特許文献1を参照)。
【0003】
このように、ライブやコンサートで観客が持つLEDライトを無線で一斉に制御することにより、観客を舞台演出のなかに引き入れることが可能となり、観客と演者との一体感を醸成することができる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、この演出を実施するためには、事前に大量のペンライトや腕時計型ライト、無線通信機を主催者側で準備する必要があり、イニシャルコストが嵩むという問題があった。ペンライトや腕時計型ライトについては観客自身に調達してもらうこともできるが、この場合には余分な費用増を観客に強いることになる。
【0005】
一方、専用の照明装置を用いる代わりに、観客個人が所持しているスマートフォン(以下「スマホ」)のディスプレイやフラッシュライトを所定のタイミングで一斉に点灯/消灯させる演出も試行されている。
例えば、下記の非特許文献2に記載されたケースでは、スタジアムに流れる音楽のデータ中に音声透かし技術を用いて特殊なトリガー信号を仕込んでおき、このトリガー信号をスマホに搭載されたアプリケーションプログラム(以下「アプリ」)が受信すると、所定のパターンでディスプレイを光らせる仕組みが採用されている。
【0006】
このように、観客のスマホを演出のツールとして利用する場合には特別な費用が発生しないという利点はあるが、事前に音楽にトリガー信号を埋め込んでおくのに手間を要するため、演出できる楽曲が限定されるという問題があった。
【0007】
日本経済新聞(2014年1月15日)/ITで輝く音楽ライブ 無線技術で会場が光の海に インターネットURL:https://www.nikkei.com/article/DGXBZO65280040U4A110C1000000/検索日:2022年11月17日
日経XTECH(2018年4月19日)/音でスマホ操り光の演出 「千葉マリーンズ流」スマートスタジアム インターネットURL:https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00229/041700009/検索日:2022年11月17日
【0008】
この発明は、このような照明を用いた客席の演出における現状に鑑みて案出されたものであり、観客のスマホをイベントの演出ツールとして利用することで余計な負担増を抑えながらも、音楽データ側に特殊なトリガー信号を埋め込むことなく、光を用いた複雑な演出を可能とする技術の提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載した客席演出システムは、配信サーバを有する客席演出システムであって、上記配信サーバは、イベントの公演名、開催日時、演奏楽曲などのイベント管理データを格納するイベント管理データ記憶手段と、楽曲のタイムラインに沿って携帯端末のディスプレイの点灯状態を制御する演出データを格納する演出データ記憶手段と、ユーザの所持する携帯端末から、特定のイベントに係る演出データの配信リクエストをネットワーク経由で受信した場合に、対応の演出データをユーザの携帯端末に送信する演出データ配信手段とを備えたことを特徴としている。
【0010】
請求項2に記載した客席演出システムは、ユーザの所持する携帯端末を有する客席演出システムであって、上記携帯端末は、イベントの公演名、開催日時、演奏楽曲などのイベント管理データを格納するイベント管理データ記憶手段と、楽曲のタイムラインに沿って携帯端末のディスプレイの点灯状態を制御する演出データを格納する演出データ記憶手段を備えた配信サーバに対して、特定のイベントに係る演出データの配信リクエストをネットワーク経由で送信する手段と、配信サーバから送信された演出データを記憶装置に格納する手段と、上記演出データの再生待機画面をディスプレイに表示する手段と、入力手段を介して再生待機画面中の再生開始ボタンが選択された場合に、上記演出データに従い、ディスプレイの点灯状態を制御する手段とを備えたことを特徴としている。
上記「入力手段」としては、例えば携帯端末のディスプレイに設けられたタッチパネルなどが該当する(以下同様)。
(【0011】以降は省略されています)

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