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公開番号2024077470
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-07
出願番号2022189592
出願日2022-11-28
発明の名称電子部品保護構造およびスイッチ装置
出願人東洋電装株式会社,本田技研工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H05F 3/02 20060101AFI20240531BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】簡単な構成で、ケース部材に帯電した静電気から電子部品を保護する。
【解決手段】導電性を有するグランド部材6は、電子部品21が実装された回路基板2と一体に構成されるかまたは回路基板2に電気的に接続される。筐体は、ベース部材3およびケース部材4を備え、回路基板2およびグランド部材6を収容する。ベース部材3とケース部材4との間に配置された導電性弾性部材である封止部材5の少なくとも一部が上記筐体の外側に露出している。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
電子部品が実装された回路基板と、
前記回路基板と一体に構成されるかまたは前記回路基板に電気的に接続された、導電性を有するグランド部材と、
ベース部材およびケース部材を備え、前記回路基板および前記グランド部材を収容する筐体と、
前記ベース部材と前記ケース部材との間に配置された導電性弾性部材と、を備え、
前記導電性弾性部材の少なくとも一部が前記筐体の外側に露出している、電子部品保護構造。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記導電性弾性部材の電気抵抗値は、前記ベース部材および前記ケース部材のいずれの電気抵抗値よりも低い、請求項1に記載の電子部品保護構造。
【請求項3】
前記導電性弾性部材と前記グランド部材との最短距離は、前記導電性弾性部材と前記電子部品との最短距離よりも短い、請求項1に記載の電子部品保護構造。
【請求項4】
前記導電性弾性部材は、前記回路基板および前記グランド部材の全周を囲むように配置されている、請求項1に記載の電子部品保護構造。
【請求項5】
前記導電性弾性部材は、前記ベース部材と前記ケース部材との間に弾性的に挟持される、請求項4に記載の電子部品保護構造。
【請求項6】
前記導電性弾性部材は、前記ベース部材と前記ケース部材との対向する面の間で外部に露出している、請求項5に記載の電子部品保護構造。
【請求項7】
前記導電性弾性部材の一部と前記グランド部材の一部とが接触している、請求項1に記載の電子部品保護構造。
【請求項8】
前記導電性弾性部材の一部は、前記筐体の内側へ延出し、前記グランド部材の一部と接触している、請求項7に記載の電子部品保護構造。
【請求項9】
請求項1乃至8のいずれか1項に記載の電子部品保護構造を備える、スイッチ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本技術は、電子部品保護構造およびスイッチ装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、IC等の電子部品が実装された回路基板を備える電子機器が知られている。この電子機器には、電子部品を静電気から保護する保護構造を有するものがある。
【0003】
例えば、特許文献1に記載の装置は、2つのケースで形成された側壁部に設けた導電性材料部により静電容量センサの全周を取り囲むと共に、2つのケースの係合部に絶縁部材を全周に亘って設けることで、静電気耐性を向上させている。
【0004】
また、特許文献2に記載の装置は、2つの絶縁容器間にガスシール用の導電性のパッキングを設け、パッキングを大地電位と接続することで、コロナの発生を抑止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-15202号公報
実開昭61-19938号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、絶縁部材が必要である。また、特許文献2に記載の装置では、パッキングを、外部に設けたグランド端子に接続する必要がある。そのため、構成を複雑化することなく静電気から電子部品を保護する観点で改善の余地があった。
【0007】
本技術は、簡単な構成で、ケース部材に帯電した静電気から電子部品を保護することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために本技術の電子部品保護構造は、電子部品が実装された回路基板と、前記回路基板と一体に構成されるかまたは前記回路基板に電気的に接続された、導電性を有するグランド部材と、ベース部材およびケース部材を備え、前記回路基板および前記グランド部材を収容する筐体と、前記ベース部材と前記ケース部材との間に配置された導電性弾性部材と、を備え、前記導電性弾性部材の少なくとも一部が前記筐体の外側に露出している。
【発明の効果】
【0009】
本技術によれば、簡単な構成で、ケース部材に帯電した静電気から電子部品を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
電子部品保護構造を備えるスイッチ装置を示す斜視図である。
図1に示すスイッチ装置の分解斜視図である。
図2中の矢印A方向から見た図である。
図2中の回路基板およびグランド部材の斜視図である。
図4中のグランド部材の斜視図である。
図1に示すスイッチ装置における回路基板とケース部材とグランド部材との位置関係を示す斜視図である。
図6中の矢印B方向から見た図である。
ベース部材を+Z側から見た図である。
図8のA-A線に沿う断面図である。
第1、第2の変形例のスイッチ装置における図8のA-A線に沿う断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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