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公開番号
2024077012
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-06-06
出願番号
2023200011
出願日
2023-11-27
発明の名称
フレキシブルセンサ、ソフトグリッパ、形態判定システム、把持特性を検出する方法、および、把持特性を検出するプログラム
出願人
国立研究開発法人産業技術総合研究所
,
学校法人立命館
代理人
個人
,
個人
主分類
G01B
7/16 20060101AFI20240530BHJP(測定;試験)
要約
【課題】ソフトグリッパの把持特性を好適に検出できるフレキシブルセンサ、ソフトグリッパ、形態判定システム、把持特性を検出する方法、および、把持特性を検出するプログラムを提供する。
【解決手段】フレキシブルセンサは、物体を把持可能に構成されるソフトグリッパの把持特性を電圧の変化に基づいて検出する。ソフトグリッパは、物体を把持しない第1形態と、物体を把持するように湾曲する第2形態とに変形可能である把持部を有する。フレキシブルセンサは、第1形態および第2形態を検出できるように、ソフトグリッパに取り付け可能に構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
物体を把持可能に構成されるソフトグリッパの把持特性を電圧の変化に基づいて検出するフレキシブルセンサであって、
前記ソフトグリッパは、
前記物体を把持しない第1形態と、前記物体を把持するように湾曲する第2形態とに変形可能である把持部を有し、
前記第1形態および前記第2形態を検出できるように、前記ソフトグリッパに取り付け可能に構成される
フレキシブルセンサ。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
一対の電極と、
前記一対の電極の間に配置されるイオン導電性高分子層と、を有する
請求項1に記載のフレキシブルセンサ。
【請求項3】
一対の電極と、
前記一対の電極の間に積層される絶縁層と、を有し、
前記絶縁層は、イオン液体、および、イオン導電性電気活性高分子を含む
請求項1に記載のフレキシブルセンサ。
【請求項4】
前記把持部は、前記第1形態および前記第2形態の一方から他方に変形する過程で伸縮しない中立線を有し、
前記中立線に配置されるように構成される
請求項1~3のいずれか一項に記載のフレキシブルセンサ。
【請求項5】
前記ソフトグリッパに対する前記物体の滑りが発生したときに前記把持部の振動によって生じる変動を含んだ電圧値を出力する。
請求項1~3のいずれか一項に記載のフレキシブルセンサ。
【請求項6】
請求項1~3のいずれか一項に記載のフレキシブルセンサを備える、ソフトグリッパ。
【請求項7】
請求項6に記載のソフトグリッパと、
前記フレキシブルセンサの出力に基づいて、前記把持部の前記第1形態または前記第2形態を判定する制御装置と、を含む
形態判定システム。
【請求項8】
前記制御装置は、
前記フレキシブルセンサから出力される電圧値をフーリエ変換し、1または複数の特定の周波数における振幅の時間変化に基づいて、前記ソフトグリッパに対する前記物体の滑りが発生したことを検出する
請求項7に記載の形態判定システム。
【請求項9】
前記制御装置は、前記1または複数の特定の周波数における振幅の積分値が閾値以上であることに基づいて、前記ソフトグリッパに対する前記物体の滑りが発生したことを検出する
請求項8に記載の形態判定システム。
【請求項10】
前記制御装置は、前記把持部が前記第2形態のときに検出される前記物体の固有振動数に基づいて、前記物体の質量を推定する
請求項7に記載の形態判定システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、フレキシブルセンサ、このフレキシブルセンサを備えるソフトグリッパ、このソフトグリッパの形態判定システム、ならびに、ソフトグリッパの把持特性を検出する方法、および、そのプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、物体をソフトに把持できるように構成されるソフトグリッパを開示している。このソフトグリッパは、例えば、シリコーン等の柔軟な材料によって構成される把持部を有する。把持部は、物体を把持しない第1形態において、圧縮空気が供給されることによって、物体を把持するように湾曲する第2形態に変形する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-168691号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記ソフトグリッパは、物体を適切に把持している状態を検出する点、換言すれば、物体の把持特性を検出する点について、検討されていない。
【0005】
本発明は、ソフトグリッパの把持特性を好適に検出できるフレキシブルセンサ、このフレキシブルセンサを備えるソフトグリッパ、このソフトグリッパの形態判定システム、ならびに、ソフトグリッパの把持特性を検出する方法、および、そのプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1観点に係るフレキシブルセンサは、物体を把持可能に構成されるソフトグリッパの把持特性を電圧の変化に基づいて検出するフレキシブルセンサであって、前記ソフトグリッパは、前記物体を把持しない第1形態と、前記物体を把持するように湾曲する第2形態とに変形可能である把持部を有し、前記第1形態および前記第2形態を検出できるように、前記ソフトグリッパに取り付け可能に構成される。
【0007】
本発明の第2観点に係るフレキシブルセンサは、第1観点に係るフレキシブルセンサであって、一対の電極と、前記一対の電極の間に配置されるイオン導電性高分子層と、を有する。
【0008】
本発明の第3観点に係るフレキシブルセンサは、第1観点に係るフレキシブルセンサであって、一対の電極と、前記一対の電極の間に積層される絶縁層と、を有し、前記絶縁層は、イオン液体、および、イオン導電性電気活性高分子を含む。
【0009】
本発明の第4観点に係るフレキシブルセンサは、第1観点~第3観点のいずれか1つに係るフレキシブルセンサであって、前記把持部は、前記第1形態および前記第2形態の一方から他方に変形する過程で伸縮しない中立線を有し、前記中立線に配置されるように構成される。
【0010】
本発明の第5観点に係るフレキシブルセンサは、第1観点~第4観点のいずれか1つに係るフレキシブルセンサであって、前記ソフトグリッパに対する前記物体の滑りが発生したときに前記把持部の振動によって生じる変動を含んだ電圧値を出力する。
(【0011】以降は省略されています)
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