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公開番号2024076651
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-06
出願番号2022188318
出願日2022-11-25
発明の名称処理装置及び処理方法
出願人東京エレクトロン株式会社
代理人個人,個人
主分類C23C 16/44 20060101AFI20240530BHJP(金属質材料への被覆;金属質材料による材料への被覆;化学的表面処理;金属質材料の拡散処理;真空蒸着,スパッタリング,イオン注入法,または化学蒸着による被覆一般;金属質材料の防食または鉱皮の抑制一般)
要約【課題】隔膜真空計のダイヤフラムへの膜の堆積を抑制できる技術を提供する。
【解決手段】本開示の一態様による処理装置は、減圧可能な処理容器と、前記処理容器内に成膜ガスを供給する成膜ガス供給流路と、前記処理容器に接続され、前記処理容器内の前記成膜ガスを排気する排気配管と、前記排気配管から分岐する枝配管と、前記枝配管に接続される隔膜真空計と、を備え、前記排気配管及び前記枝配管の少なくとも1つは、前記成膜ガスの消費を促進する材料が露出する内面を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
減圧可能な処理容器と、
前記処理容器内に成膜ガスを供給する成膜ガス供給流路と、
前記処理容器に接続され、前記処理容器内の前記成膜ガスを排気する排気配管と、
前記排気配管から分岐する枝配管と、
前記枝配管に接続される隔膜真空計と、
を備え、
前記排気配管及び前記枝配管の少なくとも1つは、前記成膜ガスの消費を促進する材料が露出する内面を有する、
処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記排気配管及び前記枝配管の少なくとも1つは、前記成膜ガスの消費を促進する材料により形成される、
請求項1に記載の処理装置。
【請求項3】
前記排気配管及び前記枝配管の少なくとも1つは、内面が前記成膜ガスの消費を促進する材料で被覆される、
請求項1に記載の処理装置。
【請求項4】
前記排気配管及び前記枝配管の少なくとも1つを加熱する配管ヒータをさらに備える、
請求項1に記載の処理装置。
【請求項5】
前記処理容器内にクリーニングガスを供給するクリーニングガス供給流路と、
前記クリーニングガス供給流路と前記枝配管とを接続するバイパス流路と、
をさらに備える、
請求項1に記載の処理装置。
【請求項6】
前記成膜ガスは、シラン系ガスであり、
前記成膜ガスの消費を促進する材料は、ニッケルである、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の処理装置。
【請求項7】
減圧可能な処理容器と、
前記処理容器内に成膜ガスを供給する成膜ガス供給流路と、
前記処理容器内にクリーニングガスを供給するクリーニングガス供給流路と、
前記処理容器に接続され、前記処理容器内の前記成膜ガスを排気する排気配管と、
前記排気配管から分岐する枝配管と、
前記枝配管に接続される隔膜真空計と、
前記クリーニングガス供給流路と前記枝配管とを接続するバイパス流路と、
を備える処理装置における処理方法であって、
前記枝配管は、前記成膜ガスの消費を促進する材料が露出する内面を有し、
前記隔膜真空計で前記処理容器内の圧力を測定しながら、前記成膜ガス供給流路から前記処理容器内に前記成膜ガスを供給し、前記処理容器内に収容された基板に膜を形成する工程と、
前記クリーニングガス供給流路から前記バイパス流路を介して前記枝配管に前記クリーニングガスを供給し、前記膜を形成する工程において前記枝配管内に堆積した堆積物を除去する工程と、
を有する、
処理方法。
【請求項8】
前記クリーニングガス供給流路から前記処理容器内に前記クリーニングガスを供給し、前記膜を形成する工程において前記処理容器内に堆積した堆積物を除去する工程をさらに有する、
請求項7に記載の処理方法。
【請求項9】
前記枝配管内に堆積した堆積物を除去する工程は、前記枝配管を加熱することを含む、
請求項7に記載の処理方法。
【請求項10】
前記成膜ガスは、シラン系ガスであり、
前記成膜ガスの消費を促進する材料は、ニッケルである、
請求項7から請求項9のいずれか1項に記載の処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、処理装置及び処理方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
真空室内の圧力を測定する際にダイヤフラムを備える隔膜真空計が用いられる場合がある。特許文献1には、ガスや粒子によるダイヤフラムの汚染を抑制するためにバッフルを設ける技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2009-524024号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、隔膜真空計のダイヤフラムへの膜の堆積を抑制できる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様による処理装置は、減圧可能な処理容器と、前記処理容器内に成膜ガスを供給する成膜ガス供給流路と、前記処理容器に接続され、前記処理容器内の前記成膜ガスを排気する排気配管と、前記排気配管から分岐する枝配管と、前記枝配管に接続される隔膜真空計と、を備え、前記排気配管及び前記枝配管の少なくとも1つは、前記成膜ガスの消費を促進する材料が露出する内面を有する。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、隔膜真空計のダイヤフラムへの膜の堆積を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る処理装置を示す概略図である。
隔膜真空計を示す概略図である。
第1実施形態に係る処理方法を示す概略図である。
第2実施形態に係る処理装置を示す概略図である。
第2実施形態に係る処理方法を示す概略図(1)である。
第2実施形態に係る処理方法を示す概略図(2)である。
第2実施形態に係る処理方法を示す概略図(3)である。
第3実施形態に係る処理装置を示す概略図である。
第3実施形態に係る処理方法を示す概略図(1)である。
第3実施形態に係る処理方法を示す概略図(2)である。
第3実施形態に係る処理方法を示す概略図(3)である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付の図面を参照しながら、本開示の限定的でない例示の実施形態について説明する。添付の全図面中、同一又は対応する部材又は部品については、同一又は対応する参照符号を付し、重複する説明を省略する。
【0009】
〔第1実施形態〕
図1及び図2を参照し、第1実施形態に係る処理装置1について説明する。図1は、第1実施形態に係る処理装置1を示す概略図である。図2は、隔膜真空計145を示す概略図である。図1に示されるように、処理装置1は、処理容器11と、成膜ガス供給部12と、クリーニングガス供給部13と、排気部14と、制御部19とを有する。
【0010】
処理容器11は、内部を減圧可能である。処理容器11は、基板を収容する。処理容器11内では、収容された基板に対して各種の処理が行われる。各種の処理は、例えば成膜処理を含む。各種の処理は、エッチング処理を含んでもよい。処理容器11は、1枚の基板を収容可能であってもよく、複数枚の基板を収容可能であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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