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公開番号2024073159
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-29
出願番号2022184227
出願日2022-11-17
発明の名称送電コイルユニット及び給電システム
出願人株式会社ダイヘン
代理人個人,個人
主分類H01F 38/14 20060101AFI20240522BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】強度確保と効率的な熱放出とを両立させた送電コイルユニット及び給電システムを提供する。
【解決手段】送電コイルユニットは、送電コイルと、前記送電コイルの配線を通す壁によって幾何学的形状の空間を形成する構造体とを、底板及び天板で挟持して構成され、前記空間には冷却材が充填されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
送電コイルと、前記送電コイルの配線を通す壁によって幾何学的形状の空間を形成する構造体とを、底板及び天板で挟持して構成され、前記空間には冷却材が充填されている、
送電コイルユニット。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記構造体は、ハニカム状に空間を形成する構造を有する
請求項1に記載の送電コイルユニット。
【請求項3】
前記底板の外面には、放熱リブが設けられている
請求項1に記載の送電コイルユニット。
【請求項4】
前記構造体及び天板は、樹脂製で一体成型されている
請求項1に記載の送電コイルユニット。
【請求項5】
路面下に並べて埋設された複数の送電コイルユニットと、
前記複数の送電コイルユニットに接続され、電流を供給する送電装置と、
前記複数の送電コイルユニットからの電力の出力を制御する制御装置と
を含み、
前記複数の送電コイルユニットは、送電コイルと、前記送電コイルの配線を通す壁によって幾何学的形状の空間を形成する構造体とを、底板及び天板で挟持して構成され、前記空間には冷却材が充填されている
給電システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤレス給電システムにおける送電コイルユニット及び給電システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車へのワイヤレス給電システムが実用化されている。ワイヤレス給電システムは、駐車エリアに送電コイルを設置したタイプのみならず、車両が徐行するエリアの路面に送電コイルを複数埋設して走行中に給電を実現するタイプが提案されている。
【0003】
走行中の給電を実現する走行中ワイヤレス給電システムでは、送電コイルを車両が走行する路面下に埋設するので、送電コイルの耐久性や、強度を持たせた場合の熱放出が問題となる。特許文献1は、送電コイルを樹脂でモールドすることによって強度を確保することを開示している。特許文献2は、駐車エリアに埋設するタイプに関し送電コイルの内部に冷却水を循環させることを提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-012377号公報
特開2018-093589号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
走行中ワイヤレス給電システムを普及させるためには、強度確保が必要である。特許文献1の送電コイルでは、樹脂でモールドして強度を確保しているが、そのため放熱が困難である。特許文献2に開示された方法で冷却することは可能であるが、冷却循環装置が必要であるため、走行中ワイヤレス給電システムに適しているとは言えない。
【0006】
本発明は、斯かる事情を鑑みてなされたものであり、強度確保と効率的な熱放出とを両立させた送電コイルユニット及び給電システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一実施形態の送電コイルユニットは、送電コイルと、前記送電コイルの配線を通す壁によって幾何学的形状の空間を形成する構造体とを、底板及び天板で挟持して構成され、前記空間には冷却材が充填されている。
【0008】
本開示の一実施形態の給電システムは、路面下に並べて埋設された複数の送電コイルユニットと、前記複数の送電コイルユニットに接続され、電流を供給する送電装置と、前記複数の送電コイルユニットからの電力の出力を制御する制御装置とを含み、前記複数の送電コイルユニットは、送電コイルと、前記送電コイルの配線を通す壁によって幾何学的形状の空間を形成する構造体とを、底板及び天板で挟持して構成され、前記空間には冷却材が充填されている。
【0009】
本開示の送電コイルユニット及び給電システムでは、複数の幾何学形状の空間を連続的に形成する壁を路面に対して垂直に設置可能な構造体で送電コイルを保護するので、放熱ができる状態で強度を確保できる。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、簡易な構成で強度確保と効率的な熱放出とが可能な送電コイルユニット及び給電システムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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