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公開番号2024071907
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-27
出願番号2022182409
出願日2022-11-15
発明の名称海藻乾燥システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類A23L 17/60 20160101AFI20240520BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】海藻において乾燥し易い部位と乾燥し難い部位とを区別可能な海藻乾燥システムを提供する。
【解決手段】本発明の一態様に係る海藻乾燥システムは、海中から採取した海藻を乾燥する乾燥装置を備えた海藻乾燥システムである。海藻を撮像する撮像部10と、撮像部10によって撮像された画像を解析する画像解析部20と、画像解析部20による解析結果に基づいて、海藻における第1の部位と第1の部位よりも乾燥し難い第2の部位とを判別する海藻部位判別部30と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
海中から採取した海藻を乾燥する乾燥装置を備えた海藻乾燥システムであって、
前記海藻を撮像する撮像部と、
前記撮像部によって撮像された画像を解析する画像解析部と、
前記画像解析部による解析結果に基づいて、前記海藻における第1の部位と前記第1の部位よりも乾燥し難い第2の部位とを判別する海藻部位判別部と、を備えた、
海藻乾燥システム。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記乾燥装置において、前記第2の部位に吹き付けるエアの温度を前記第1の部位に吹き付けるエアの温度よりも高くする、
請求項1に記載の海藻乾燥システム。
【請求項3】
前記第1の部位と前記第2の部位とを切断する切断部をさらに備え、
前記乾燥装置において、前記第1の部位と前記第2の部位とを別々に乾燥させる、
請求項1に記載の海藻乾燥システム。
【請求項4】
前記乾燥装置において前記海藻を乾燥している間の前記海藻の色の変化を検出する検出部をさらに備え、
前記検出部が、前記海藻の色の変化を検出した際、
色が変化した前記第1又は第2の部位に吹き付けるエアの温度を下げる、
請求項1~3のいずれか一項に記載の海藻乾燥システム。
【請求項5】
前記検出部が、前記海藻の色の変化を検出した際、
色が変化した前記第1又は第2の部位に吹き付けるエアの量を減らす、
請求項4に記載の海藻乾燥システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は海藻乾燥システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、海藻をバイオマスとして資源化するに当たり、海藻を乾燥する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-118769号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発明者らは、海藻において葉部に比べて雌株部は乾燥し難いことを見出した。そのため、海藻において乾燥し易い部位と乾燥し難い部位とを区別し、効率良く乾燥したいというニーズがあった。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、海藻において乾燥し易い部位と乾燥し難い部位とを区別でき、効率良く乾燥可能な海藻乾燥システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る海藻乾燥システムは、
海中から採取した海藻を乾燥する乾燥装置を備えた海藻乾燥システムであって、
前記海藻を撮像する撮像部と、
前記撮像部によって撮像された画像を解析する画像解析部と、
前記画像解析部による解析結果に基づいて、前記海藻における第1の部位と前記第1の部位よりも乾燥し難い第2の部位とを判別する海藻部位判別部と、を備えたものである。
【0007】
本発明の一態様に係る海藻乾燥システムは、海藻の画像を解析する画像解析部と、画像解析部による解析結果に基づいて、海藻における葉部と葉部よりも乾燥し難い雌株部とを判別する海藻部位判別部と、を備える。そのため、本発明の一態様に係る海藻乾燥システムは海藻において乾燥し易い容易と乾燥し難い部位とを区別でき、海藻を効率良く乾燥させられる。
【0008】
前記第1の部位と前記第2の部位とを切断する切断部をさらに備え、前記乾燥装置において、前記第1の部位と前記第2の部位とを別々に乾燥させてもよい。
また、前記乾燥装置において、前記第2の部位に吹き付けるエアの温度を前記第1の部位に吹き付けるエアの温度よりも高くしてもよい。
このような構成によって、海藻を効率良く乾燥させられる。
【0009】
前記乾燥装置において前記海藻を乾燥している間の前記海藻の色の変化を検出する検出部をさらに備え、前記検出部が、前記海藻の色の変化を検出した際、色が変化した前記第1又は第2の部位に吹き付けるエアの温度を下げてもよい。ここで、前記検出部が、前記海藻の色の変化を検出した際、色が変化した前記第1又は第2の部位に吹き付けるエアの量を減らしてもよい。
このような構成によって、乾燥時の海藻の温度が上昇し過ぎることを抑制し、例えばアルギン酸等の有効成分の流出を抑制できる。
【発明の効果】
【0010】
本発明により、海藻において乾燥し易い部位と乾燥し難い部位とを区別でき、効率良く乾燥可能な海藻乾燥システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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