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公開番号2024071784
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-24
出願番号2024061930,2022018413
出願日2024-04-08,2015-03-20
発明の名称ガラス
出願人日本電気硝子株式会社
代理人
主分類C03C 3/091 20060101AFI20240517BHJP(ガラス;鉱物またはスラグウール)
要約【課題】イオン交換処理しなくても、傷が付き難く、落下衝撃強度が高く、しかも軽量なガラスを創案すること。
【解決手段】本発明のガラスは、ガラス組成として、質量%で、SiO2 50~70%、Al2O3 0~20%、B2O3 15~30%、Li2O+Na2O+K2O 0~3%、MgO+CaO+SrO+BaO 0~12%を含有することを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ガラス組成として、質量%で、SiO

50~70%、Al



0~20%、B



15~30%、Li

O+Na

O+K

O 0~3%、MgO+CaO+SrO+BaO 0~12%を含有することを特徴とするガラス。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
ガラス組成として、質量%で、SiO

58~70%、Al



7~20%、B



18~30%、Li

O+Na

O+K

O 0~1%、MgO+CaO+SrO+BaO 0~10%を含有することを特徴とする請求項1に記載のガラス。
【請求項3】
ガラス組成として、質量%で、SiO

50~70%、Al



0~15%、B



15~30%、Li

O+Na

O+K

O 0~3%、MgO+CaO+SrO+BaO 0~8%を含有することを特徴とする請求項1に記載のガラス。
【請求項4】




-(MgO+CaO+SrO+BaO)が5質量%以上であることを特徴とする請求項1~3の何れかに記載のガラス。
【請求項5】
質量比で(SrO+BaO)/(MgO+CaO)が1以下であることを特徴とする請求項1~4の何れかに記載のガラス。
【請求項6】
質量基準で、B



の含有量がAl



の含有量より多いことを特徴とする請求項1~5の何れかに記載のガラス。
【請求項7】
密度が2.40g/cm

以下、30~380℃の温度範囲における熱膨張係数が25~40×10
-7
/℃、歪点が610℃以下、且つヤング率が66GPa以下であることを特徴とするガラス。
【請求項8】
液相粘度が10
5.0
dPa・s以上であることを特徴とする請求項1~7の何れかに記載のガラス。
【請求項9】
オーバーフローダウンドロー法で成形されてなることを特徴とする請求項1~8の何れかに記載のガラス。
【請求項10】
カバーガラスに用いることを特徴とする請求項1~9の何れかに記載のガラス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ガラスに関し、具体的には携帯電話、デジタルカメラ、PDA(携帯端末)、太陽電池、チップサイズパッケージ(CSP)、電荷結合素子(CCD)、等倍近接型固体撮像素子(CIS)のカバーガラス、特にタッチパネルディスプレイのカバーガラスに好適なガラスに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
携帯電話、デジタルカメラ、PDA等のデバイスは、益々普及する傾向にある。これらの用途には、イオン交換処理された強化ガラスが、タッチパネルディスプレイのカバーガラスとして用いられている(特許文献1、非特許文献1参照)。
【0003】
従来まで、強化ガラスは、予めガラス板を所定形状に切断した後、イオン交換処理を行うこと、所謂、「強化前切断」で作製されていたが、近年、大型の強化用ガラス板をイオン交換処理した後、タッチセンサー等の膜を形成し、所定サイズに切断すること、所謂、「強化後切断」が検討されている。強化後切断を行うと、デバイスの製造効率が飛躍的に向上する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-83045号公報
【非特許文献】
【0005】
泉谷徹郎等、「新しいガラスとその物性」、初版、株式会社経営システム研究所、1984年8月20日、p.451-498
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、カバーガラスには、(1)傷が付き難いこと、(2)落下衝撃強度が高いことが要求される。従来のカバーガラスは、上記(1)、(2)の特性を満たすために、イオン交換処理により、表面に圧縮応力層を有する強化ガラスとされている。
【0007】
しかし、イオン交換処理は、カバーガラスの製造コストを高騰させる。
【0008】
また、強化後切断を行う場合、表面に存在する圧縮応力層が障壁になるため、切断時に強化ガラスが破損し易くなると共に、切断後に圧縮応力層が存在しない領域が端面に露出するため、端面強度が低下し易くなる。更に強化ガラスの表面にタッチセンサー等の膜を形成する場合、強化ガラスの面内強度が低下し易くなる。
【0009】
更に、近年では、大型テレビにもカバーガラスを用いることが検討されており、そのカバーガラスには、強化ガラスが使用されている。しかし、従来の強化ガラスは、十分に軽量であるとは言えず、大型デバイスの軽量化に資するものではない。
【0010】
本発明は、上記事情に鑑み成されたものであり、その技術的課題は、イオン交換処理しなくても、傷が付き難く、しかも軽量なガラスを創案することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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