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公開番号2024071725
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-24
出願番号2024056754
出願日2024-03-29
発明の名称ポリマー含有組成物
出願人住友精化株式会社
代理人
主分類A61K 8/81 20060101AFI20240517BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】優れたコアセルベート生成能を示す水系の弱酸性組成物を提供すること。
【解決手段】(a)アニオン性界面活性剤を5~50質量%、
(b)カチオン性ポリマーを0.025~5質量%、
(c)(メタ)アクリル酸を構成単位とする重合体を0.1~5質量%、および
(d)水を20~80質量%
を含有する組成物であって、
pHが6.5以下である、組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
(a)アニオン性界面活性剤を5~50質量%、
(b)カチオン性ポリマーを0.025~5質量%、
(c)(メタ)アクリル酸を構成単位とする重合体を0.1~5質量%、および
(d)水を20~80質量%
を含有する組成物であって、
pHが6.5以下である、組成物。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記(c)の重合体が、
以下の条件下で測定した周波数分散1rad/sでの貯蔵弾性率(G’)が10Pa以下である重合体である、請求項1記載の組成物。
[測定条件:上記(c)重合体を中和水溶液の全量に基づいて0.5質量%含有するpH6.5~7.5の中和水溶液につき、液温25℃、レオメーターの周波数を1Hzに設定したひずみ分散での貯蔵弾性率の測定により、後の周波数分散でのひずみを0.1%又は1%に決定し、当該ひずみの条件下で、角周波数0.1rad/sから300rad/sに変化させて得られた周波数分散での貯蔵弾性率の測定を行い、角周波数1rad/sでの貯蔵弾性率(G’)を求める。]

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ポリマーを含有する組成物やその用途等に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
毛髪洗浄用組成物には、アニオン性界面活性剤やカチオン性ポリマーが洗浄成分として配合され得る。これらの成分により形成されるコアセルベートが、シリコーンやオイル成分を取り込み、それらを毛髪に吸着させる役割を担い、これによって高いコンディショニング効果が得られると考えられている。この観点からは、毛髪洗浄用として用いる組成物としては、コアセルベート生成能の高い(言い換えれば、コアセルベート生成量が多い)組成物が好ましい。
【0003】
毛髪洗浄用組成物の中でも、特に弱酸性の毛髪洗浄用組成物は低刺激であり頭皮に余計な負担をかけないことから、近年注目されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2008/129493号
特開2015-224197号公報
国際公開第2003/094875号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明者らは、コアセルベート生成能の高い新規な弱酸性組成物を提供すべく検討を行った。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は例えば以下の項に記載の主題を包含する。
項1.
(a)アニオン性界面活性剤を5~50質量%、
(b)カチオン性ポリマーを0.025~5質量%、
(c)(メタ)アクリル酸を構成単位とする重合体を0.1~5質量%、および
(d)水を20~80質量%
を含有する組成物であって、
pHが6.5以下である、組成物。
項2.
前記(c)の重合体が、
以下の条件下で測定した周波数分散1rad/sでの貯蔵弾性率(G’)が10Pa以下である重合体である、項1記載の組成物。
[測定条件:上記(c)重合体を中和水溶液の全量に基づいて0.5質量%含有するpH6.5~7.5の中和水溶液につき、液温25℃、レオメーターの周波数を1Hzに設定したひずみ分散での貯蔵弾性率の測定により、後の周波数分散でのひずみを0.1%又は1%に決定し、当該ひずみの条件下で、角周波数0.1rad/sから300rad/sに変化させて得られた周波数分散での貯蔵弾性率の測定を行い、角周波数1rad/sでの貯蔵弾性率(G’)を求める。]
【発明の効果】
【0007】
優れたコアセルベート生成能を示す新規な弱酸性組成物が提供される。当該組成物は、毛髪洗浄用組成物として特に有用である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示に包含される各実施形態について、さらに詳細に説明する。本開示は、ポリマー含有組成物やその用途および製造方法等を好ましく包含するが、これらに限定されるわけではなく、本開示は本明細書に開示され当業者が認識できる全てを包含する。
【0009】
本開示に包含されるポリマー含有組成物は、(a)アニオン性界面活性剤、(b)カチオン性ポリマー、(c)(メタ)アクリル酸由来の構成単位を含む重合体、および(d)水を含有する。本明細書では、これらの成分を(a)~(d)成分ということがある。また、当該ポリマー含有組成物を、本開示の組成物ということがある。なお、(c)成分は、重合体(ポリマー)であるが、ポリマー鎖にカルボキシ基を有しているため、アニオン性ポリマーである。また、界面活性剤ではない。このため、(c)成分と(a)成分および(b)成分とは区別される。
【0010】
(a)成分(アニオン性界面活性剤)としては、一般に毛髪洗浄用組成物に用いられる公知のアニオン性界面活性剤を好ましく用いることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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