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公開番号2024071315
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-24
出願番号2022201641
出願日2022-12-16
発明の名称まくらぎ間隔割付装置
出願人大鉄工業株式会社,株式会社高萩自工
代理人弁理士法人あい特許事務所
主分類E01B 29/06 20060101AFI20240517BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】まくらぎを配置すべき位置を示す印を、より効率的にレールに付けることができるまくらぎ間隔割付装置を提供する。
【解決手段】まくらぎ間隔割付装置1は、道床に敷設されたレールR上を走行しながら、まくらぎMを配置すべき位置を示す印をレールRに付ける装置である。同装置は、レールRに沿って移動する走行ローラーと、走行ローラーの移動距離を測定する距離測定装置と、レールRに印を付けるマーキング装置と、距離測定装置によって測定された距離が設定値に達したときにマーキング装置にレールRへの印付けを実行させる制御装置とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
道床に敷設されたレール上を走行しながら、まくらぎを配置すべき位置を示す印を前記レールに付けるまくらぎ間隔割付装置であって、
前記レールに沿って移動する走行ローラーと、
前記走行ローラーの移動距離を測定する距離測定装置と、
前記レールに印を付けるマーキング装置と、
前記距離測定装置によって測定された距離が設定値に達したときに前記マーキング装置に前記レールへの印付けを実行させる制御装置と、を備える、まくらぎ間隔割付装置。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記制御装置は、前記距離測定装置が前記走行ローラーの移動距離の測定を終了すると、測定された移動距離の範囲内で前記レールに印を付けるべき位置を計算し、計算により得られた値を前記設定値として記憶する、請求項1に記載のまくらぎ間隔割付装置。
【請求項3】
前記制御装置は、前記距離測定装置が前記走行ローラーの移動距離を測定しているときに、固定点を設定する固定点設定指令をユーザーが入力すると、前記固定点設定指令が入力されたときの距離を前記設定値として記憶し、前記レールへの印付けを開始させるマーキング開始指令をユーザーが入力すると、前記マーキング開始指令が入力された後に前記距離測定装置によって測定された距離が、前記固定点設定指令が入力されたときの距離に達したときに前記マーキング装置に前記レールへの印付けを実行させる、請求項1または2に記載のまくらぎ間隔割付装置。
【請求項4】
前記レールの頭部の内側に配置されるガイドローラーと、
前記レールの幅方向に対して傾いた水平な中心線まわりに回転しながら前記レール上を移動することにより、前記ガイドローラーと前記レールの前記頭部の内側の側面との間隔を減少させる誘導ローラーと、をさらに備える、請求項1または2に記載のまくらぎ間隔割付装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、まくらぎを配置すべき位置でレールに印を付けるまくらぎ間隔割付装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
下記の特許文献1には、レール側面に塗料によるマークを施すレール用マーク塗布機が開示されている。この塗布機では、操作片を操作すると、スプレー罐から供給された塗料が含浸した塗布材がレールの側面に接触し、レールの側面にマークが施される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-111327号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のレール用マーク塗布機では、レールに印を付けるべき位置を同塗布機のユーザーが認識し、その位置でユーザーが操作片を操作して、塗料をレールの側面に塗る必要があり、改善の余地がある。
【0005】
そこで、本発明の目的の一つは、まくらぎを配置すべき位置を示す印を、より効率的にレールに付けることができるまくらぎ間隔割付装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態は、道床に敷設されたレール上を走行しながら、まくらぎを配置すべき位置を示す印を前記レールに付けるまくらぎ間隔割付装置であって、前記レールに沿って移動する走行ローラーと、前記走行ローラーの移動距離を測定する距離測定装置と、前記レールに印を付けるマーキング装置と、前記距離測定装置によって測定された距離が設定値に達したときに前記マーキング装置に前記レールへの印付けを実行させる制御装置と、を備える、まくらぎ間隔割付装置を提供する。
【0007】
前記実施形態において、以下の特徴の少なくとも1つを、前記まくらぎ間隔割付装置に加えてもよい。
【0008】
前記制御装置は、前記距離測定装置が前記走行ローラーの移動距離の測定を終了すると、測定された移動距離の範囲内で前記レールに印を付けるべき位置を計算し、計算により得られた値を前記設定値として記憶する。
【0009】
前記制御装置は、前記距離測定装置が前記走行ローラーの移動距離を測定しているときに、固定点を設定する固定点設定指令をユーザーが入力すると、前記固定点設定指令が入力されたときの距離を前記設定値として記憶し、前記レールへの印付けを開始させるマーキング開始指令をユーザーが入力すると、前記マーキング開始指令が入力された後に前記距離測定装置によって測定された距離が、前記固定点設定指令が入力されたときの距離に達したときに前記マーキング装置に前記レールへの印付けを実行させる。
【0010】
前記まくらぎ間隔割付装置は、前記レールの頭部の内側に配置されるガイドローラーと、前記レールの幅方向に対して傾いた水平な中心線まわりに回転しながら前記レール上を移動することにより、前記ガイドローラーと前記レールの前記頭部の内側の側面との間隔を減少させる誘導ローラーと、をさらに備える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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