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公開番号2024071191
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-24
出願番号2022182013
出願日2022-11-14
発明の名称カメラ、アクセサリ装置、通信制御方法、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G03B 17/14 20210101AFI20240517BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】カメラとアクセサリとの間で効率的にデータ通信を行うことにより、カメラとアクセサリ間での良好な通信を実現できるようにしたカメラおよびアクセサリ等を提供すること。
【解決手段】複数のアクセサリが接続された状態で使用可能なカメラは、複数のアクセサリとの間での通知に用いられる通知チャネルと複数のアクセサリとの間でのデータ通信に用いられるデータ通信チャネルとを用いた複数のアクセサリとの通信を制御する制御部を有し、制御部は、データ通信チャネルを用いて、複数のアクセサリとの一斉通信のための第1通信と、複数のアクセサリのうち特定アクセサリとの個別通信のための第2通信とを実行可能であり、所定の順番で特定アクセサリを切り替えて第2通信を行う際に、データパケットに含まれるエラー検出に使用される情報に基づいてエラーを検出した場合、エラーの種類に応じて通信エラー処理の内容を変更する。
【選択図】図30
特許請求の範囲【請求項1】
複数のアクセサリ装置が接続された状態で使用可能なカメラであって、
前記複数のアクセサリ装置との間での通知に用いられる通知チャネルと前記複数のアクセサリ装置との間でのデータ通信に用いられるデータ通信チャネルとを用いた前記複数のアクセサリ装置との通信を制御するカメラ制御部を有し、
前記カメラ制御部は、
前記データ通信チャネルを用いて、前記複数のアクセサリ装置との一斉通信のための第1通信と、前記複数のアクセサリ装置のうち特定アクセサリ装置との個別通信のための第2通信とを行うことが可能であり、
所定の順番で前記特定アクセサリ装置を切り替えて前記第2通信を行う際に、データパケットに含まれるエラー検出に使用される情報に基づいてエラーを検出した場合、前記エラーの種類に応じて、通信エラー処理の内容を変更することを特徴とするカメラ。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記カメラ制御部は、前記エラーを検出した場合、エラー発生時の通信の状況に応じて前記通信エラー処理の内容を変更することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
【請求項3】
前記エラー検出に使用される情報は、宛先、コマンド、コマンドごとのデータ数、コマンドごとのチェックサム、及び前記データパケットのチェックサムの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラ。
【請求項4】
前記エラーは、通信が破綻しない軽微な第一のエラー、又は前記第一のエラーと異なる第二のエラーであることを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラ。
【請求項5】
前記カメラ制御部は、前記第一のエラーが前記アクセサリ装置から周期的に受信する第一のコマンドおよびデータに含まれていた場合、前記アクセサリ装置に通信エラーを通知せず、通信を継続することを特徴とする請求項4に記載のカメラ。
【請求項6】
前記カメラ制御部は、前記第一のエラーが前記アクセサリ装置から非周期的に受信する第二のコマンドおよびデータに含まれていた場合、前記アクセサリ装置に通信エラーを通知し、前記アクセサリ装置に前回送信したデータの再送を要求することを特徴とする請求項4に記載のカメラ。
【請求項7】
前記カメラ制御部は、前記第一のエラーを連続して検出した回数が所定回数を超えた場合、通信エラーからの復帰処理を行うことを特徴とする請求項4に記載のカメラ。
【請求項8】
前記カメラ制御部は、前記第二のエラーを検出した場合、通信エラーからの復帰処理を行うことを特徴とする請求項4に記載のカメラ。
【請求項9】
前記カメラ制御部は、前記第二のエラーを検出した場合、前記通知チャネルの信号レベルを所定時間だけLowにすることで通信エラーを通知することを特徴とする請求項4に記載のカメラ。
【請求項10】
前記カメラ制御部は、前記第二のエラーを検出した場合、時分割通信を中断し、前記複数のアクセサリ装置のそれぞれとの通信を確立した後、時分割通信を再開することを特徴とする請求項4に記載のカメラ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置(以下、カメラという)とこれに装着されるアクセサリ装置との間での通信制御技術に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
カメラと交換レンズや中間アダプタ等のアクセサリ装置は、相互に通信を行いながらカメラシステムとして動作する。特許文献1には、カメラが複数のアクセサリ装置に対して一斉に通信を行うブロードキャスト通信と、カメラが特定アクセサリ装置を指定してこの特定アクセサリ装置と個別に通信を行うP2P通信とが可能なカメラシステムが開示されている。これらの通信方式を行うことで、カメラに複数のアクセサリ装置が装着された場合においてもカメラが任意のアクセサリ装置と通信を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6427287号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されたカメラシステムにおいてカメラが特定のアクセサリ装置とP2P通信を行うためには、まず特定のアクセサリ装置を指定する通信を行い、その後に通信方式や通信方向の切り替えるための通信を行う等の手順が必要となる。このため、P2P通信そのものよりも、それ以外の通信に長い時間を要する。この結果、カメラと特定のアクセサリ装置との所望のタイミングでの通信を確保するために別のアクセサリ装置との通信を制限したり、特定のアクセサリ装置との通信頻度を下げたりする必要がある。
【0005】
また、P2P通信において通信動作が破綻しない程度の軽微なエラーの処理に時間をかけると、特定のアクセサリ装置との所望のタイミングでの通信が更に滞ってしまう。
【0006】
本発明は、カメラとアクセサリ装置との間で効率的にデータ通信を行うことにより、カメラとアクセサリ装置間での良好な通信を実現できるようにしたカメラおよびアクセサリ装置等を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としてのカメラは、複数のアクセサリ装置が接続された状態で使用可能なカメラであって、複数のアクセサリ装置との間での通知に用いられる通知チャネルと複数のアクセサリ装置との間でのデータ通信に用いられるデータ通信チャネルとを用いた複数のアクセサリ装置との通信を制御するカメラ制御部を有し、カメラ制御部は、データ通信チャネルを用いて、複数のアクセサリ装置との一斉通信のための第1通信と、複数のアクセサリ装置のうち特定アクセサリ装置との個別通信のための第2通信とを行うことが可能であり、所定の順番で特定アクセサリ装置を切り替えて第2通信を行う際に、データパケットに含まれるエラー検出に使用される情報に基づいてエラーを検出した場合、エラーの種類に応じて、通信エラー処理の内容を変更することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、カメラとアクセサリ装置との間で効率的にデータ通信を行うことにより、カメラとアクセサリ装置間での良好な通信を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1のカメラシステムの構成を示すブロック図。
実施例1のカメラシステムにおける通信回路を示す図。
実施例1において送受信されるデータのフォーマットを示す図。
実施例1におけるブロードキャスト通信の信号波形を示す図。
実施例1における相手指定通信の信号波形を示す図。
実施例1における通信方式の切替え時の信号波形を示す図。
実施例1におけるブロードキャスト通信処理を示すフローチャート。
実施例1における相手指定通信処理を示すフローチャート。
実施例1における時分割通信の信号波形を示す図。
実施例1における時分割通信処理を示すフローチャート。
実施例1における時分割通信への通信方式の切替え時の信号波形を示す図。
実施例1においてカメラがアクセサリから受け取る特性情報を示す図。
実施例1において特性情報に基づいて決定される時分割通信の設定情報を示す図。
実施例1における時分割通信用の初期通信と通信方式の切替えを行う処理を示すフローチャート。
実施例1におけるデータパケットの内部構造を示す図。
実施例1において時分割通信前に決定したデータパケットの信号波形を示す図。
実施例1における変更前後の時分割通信の設定情報を示す図。
実施例1における変更後の設定情報の信号波形を示す図。
実施例1において時分割通信中にデータパケットの構成を切り替える処理を示すフローチャート。
実施例2においてカメラがアクセサリから受け取る特性情報を示す図。
実施例2におけるデータパケットサイズ決定処理を示すフローチャート。
実施例2におけるデータパケットサイズを決定する流れを示す図。
実施例2において特性情報に基づいて決定される時分割通信の設定情報を示す図。
実施例3においてカメラがアクセサリから受け取る特性情報を示す図。
実施例3におけるデータパケットサイズ決定処理を示すフローチャート。
実施例3におけるデータパケットサイズを決定する流れを示す図。
実施例3において特性情報に基づいて決定される時分割通信の設定情報を示す図。
実施例3において時分割通信中にデータを分割して送信する処理を示すフローチャート。
実施例3において時分割通信中にデータを分割して受信する処理を示すフローチャート。
実施例4において周期コマンドにチェックサムエラーが含まれている場合の通信処理を示す図。
実施例4において非周期コマンドにチェックサムエラーが含まれている場合の通信処理を示す図。
実施例4においてカメラマイコンが実行する受信データパケットの解析処理を示すフローチャート。
実施例4においてレンズマイコンが実行する受信データパケットの解析処理を示すフローチャート。
実施例4においてデータパケットの宛先に異常があった場合の処理を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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