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公開番号2024080598
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-13
出願番号2023149085
出願日2023-09-14
発明の名称ポリウレタン及びポリウレタン成形体
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類C08G 18/42 20060101AFI20240606BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】耐加水分解性に優れたポリウレタン。
【解決手段】ポリウレタンであって、該ポリウレタンは、ポリエステルウレタンを含み、該ポリエステルウレタンのガラス転移温度が、20℃以下であり、該ポリウレタンからなる第1試験片の50%伸びにおける引張応力が、1MPa以上であり、該ポリウレタンからなる第2試験片の一端に錘を取り付け、温度90℃の熱水中に168時間浸漬したときの浸漬前後における該第2試験片の伸び率をΔLwとし、該ポリウレタンからなる第3試験片の一端に錘を取り付け、温度90℃の窒素雰囲気下で168時間置いたときの該第3試験片の伸び率をΔLaとしたとき、ΔLw/ΔLaが1.00以上1.50以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ポリウレタンであって、
該ポリウレタンは、ポリエステルウレタンを含み、
該ポリエステルウレタンのガラス転移温度が、20℃以下であり、
該ポリウレタンからなる、日本産業規格(JIS) K6251:2017の6.1に規定されたダンベル状3号形を有する第1試験片の50%伸びにおける引張応力が、1MPa以上であり、
該ポリウレタンからなる、日本産業規格(JIS) K6251:2017の6.1に規定されたダンベル状3号形を有する第2試験片の一端に質量250gの錘を取り付け、該錘を取り付けた該第2試験片の該錘を取り付けた側が鉛直下方となるようにして、日本産業規格(JIS) K6258:2016に準拠して温度90℃の熱水中に168時間浸漬したときの浸漬前後における該第2試験片の伸び率をΔLwとし、
該ポリウレタンからなる、日本産業規格(JIS) K6251:2017の6.1に規定されたダンベル状3号形を有する第3試験片の一端に質量が250gの錘を取り付け、該錘を取り付けた該第3試験片の該錘を取り付けた側が鉛直下方となるようにして、温度90℃の窒素雰囲気下で168時間置いたときの該第3試験片の伸び率をΔLaとしたとき、
ΔLw/ΔLaが、1.00以上、1.50以下である、ことを特徴とするポリウレタン。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記ポリウレタンの、
温度8℃の環境における、振動周波数が、1.0×10
-3
Hzのときの貯蔵弾性率をE´(1)とし、
温度8℃の環境における、振動周波数が、1.0×10

Hzのときの貯蔵弾性率をE´(2)としたとき、
E´(1)が、12.0~18.0MPaであり、E´(2)が、530~1500MPaである、請求項1に記載のポリウレタン。
【請求項3】
前記ポリウレタンが、ハードセグメントとソフトセグメントとからなるポリウレタンエラストマーであり、
50℃環境でのパルスNMR測定において、該ハードセグメント及び該ソフトセグメントの2成分に分離した際のソフトセグメントのスピン-スピン緩和時間(T2

)が、250~320μsである、請求項1又は2に記載のポリウレタン。
【請求項4】
ATR結晶としてダイヤモンドを用いた前記ポリウレタンのFT-IR測定において、1415cm
-1
のピーク強度の1538cm
-1
のピーク強度に対する比の値が、0.50~0.65である、請求項1又は2に記載のポリウレタン。
【請求項5】
ポリウレタンを含むポリウレタン成形体であって、
該ポリウレタンは、ポリエステルウレタンを含み、
該ポリエステルウレタンのガラス転移温度が、20℃以下であり、
該ポリウレタンからなる、日本産業規格(JIS) K6251:2017の6.1に規定されたダンベル状3号形を有する第1試験片の50%伸びにおける引張応力が、1MPa以上であり、
該ポリウレタンからなる、日本産業規格(JIS) K6251:2017の6.1に規定されたダンベル状3号形を有する第2試験片の一端に質量250gの錘を取り付け、該錘を取り付けた該第2試験片の該錘を取り付けた側が鉛直下方となるようにして、日本産業規格(JIS) K6258:2016に準拠して温度90℃の熱水中に168時間浸漬したときの浸漬前後における該第2試験片の伸び率をΔLwとし、
該ポリウレタンからなる、日本産業規格(JIS) K6251:2017の6.1に規定されたダンベル状3号形を有する第3試験片の一端に質量が250gの錘を取り付け、該錘を取り付けた該第3試験片の該錘を取り付けた側が鉛直下方となるようにして、温度90℃の窒素雰囲気下で168時間置いたときの該第3試験片の伸び率をΔLaとしたとき、
ΔLw/ΔLaが、1.00以上、1.50以下である、ことを特徴とするポリウレタン成形体。
【請求項6】
前記ポリウレタン成形体の、
温度8℃の環境における、振動周波数が、1.0×10
-3
Hzのときの貯蔵弾性率をE´(1)とし、
温度8℃の環境における、振動周波数が、1.0×10

Hzのときの貯蔵弾性率をE´(2)としたとき、
E´(1)が、12.0~18.0MPaであり、E´(2)が、530~1500MPaである、請求項5に記載のポリウレタン成形体。
【請求項7】
前記ポリウレタン成形体が、ハードセグメントとソフトセグメントとからなるポリウレタンエラストマーであり、
50℃環境でのパルスNMR測定において、該ハードセグメント及び該ソフトセグメントの2成分に分離した際のソフトセグメントのスピン-スピン緩和時間(T2

)が、250~320μsである、請求項5又は6に記載のポリウレタン成形体。
【請求項8】
ATR結晶としてダイヤモンドを用いた前記ポリウレタン成形体のFT-IR測定において、1415cm
-1
のピーク強度の1538cm
-1
のピーク強度に対する比の値が、0.50~0.65である、請求項5又は6に記載のポリウレタン成形体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ポリウレタン及びポリウレタン成形体に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
ワイパー装置は屋外で使用される様々な被払拭面に密着して動くことで被払拭面に付着した雨、水滴、汚れなどを払拭し、その視界を確保する目的で使用されることが知られている。
【0003】
ワイパー装置は、自動車、電車、船舶、航空機などの各種運搬・移動装置における視界確保や、屋外に設置されるネットワークカメラ等のレンズ装置や保護ガラスなどの表面の払拭に使用される。
ワイパー装置は被払拭面と接触する部分にゴムを含むワイパーブレードが設けられたものが知られている。ワイパーブレードには被払拭面に密着し、被払拭面に付着した水滴を十分に払拭し、また、被払拭面に固着した汚れなどを十分に掻き取ることのできるものが望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-017948号公報
特開2008-189834号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1は、少なくとも外表面がシリコーンゴムにより被覆された本体と、該本体のガラス面との接触側の端部に接着して設けられた高硬度の有機ゴムからなる拭き取り層とを有するワイパーブレードゴムを開示している。先端を高硬度のゴムとすることで拭き取り性を向上させることが示されている。しかしながら、本発明者らの検討によれば、特許文献1に係るワイパーブレードゴムは、未だ拭き取り性が十分ではなかった。また、曲面に対する追従性など当接均一性も十分ではなかった。
本開示の少なくとも一つの態様は、多様な形状の被払拭面への優れた追従性と、優れた払拭性能とを高いレベルで兼ね備えたブレードラバーに使用しうるポリウレタン及びポリウレタン成形体の提供に向けたものである。
さらに、本開示の少なくとも一つの態様は、耐加水分解性に優れたポリウレタンの提供に向けたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の少なくとも一つの態様によれば、ポリウレタンであって、
該ポリウレタンは、ポリエステルウレタンを含み、
該ポリエステルウレタンのガラス転移温度が、20℃以下であり、
該ポリウレタンからなる、日本産業規格(JIS) K6251:2017の6.1に規定されたダンベル状3号形を有する第1試験片の50%伸びにおける引張応力が、1MPa以上であり、
該ポリウレタンからなる、日本産業規格(JIS) K6251:2017の6.1に規定されたダンベル状3号形を有する第2試験片の一端に質量250gの錘を取り付け、該錘を取り付けた該第2試験片の該錘を取り付けた側が鉛直下方となるようにして、日本産業規格(JIS) K6258:2016に準拠して温度90℃の熱水中に168時間浸漬したときの浸漬前後における該第2試験片の伸び率をΔLwとし、
該ポリウレタンからなる、日本産業規格(JIS) K6251:2017の6.1に規定されたダンベル状3号形を有する第3試験片の一端に質量が250gの錘を取り付け、該錘を取り付けた該第3試験片の該錘を取り付けた側が鉛直下方となるようにして、温度90℃の窒素雰囲気下で168時間置いたときの該第3試験片の伸び率をΔLaとしたとき、
ΔLw/ΔLaが、1.00以上、1.50以下であるポリウレタンが提供される。
【0007】
本開示の少なくとも一つの態様によれば、ポリウレタンを含むポリウレタン成形体であって、
該ポリウレタンは、ポリエステルウレタンを含み、
該ポリエステルウレタンのガラス転移温度が、20℃以下であり、
該ポリウレタンからなる、日本産業規格(JIS) K6251:2017の6.1に規定されたダンベル状3号形を有する第1試験片の50%伸びにおける引張応力が、1MPa以上であり、
該ポリウレタンからなる、日本産業規格(JIS) K6251:2017の6.1に規定されたダンベル状3号形を有する第2試験片の一端に質量250gの錘を取り付け、該錘を取り付けた該第2試験片の該錘を取り付けた側が鉛直下方となるようにして、日本産業規格(JIS) K6258:2016に準拠して温度90℃の熱水中に168時間浸漬したときの浸漬前後における該第2試験片の伸び率をΔLwとし、
該ポリウレタンからなる、日本産業規格(JIS) K6251:2017の6.1に規定されたダンベル状3号形を有する第3試験片の一端に質量が250gの錘を取り付け、該錘を取り付けた該第3試験片の該錘を取り付けた側が鉛直下方となるようにして、温度90℃の窒素雰囲気下で168時間置いたときの該第3試験片の伸び率をΔLaとしたとき、
ΔLw/ΔLaが、1.00以上、1.50以下である、ポリウレタン成形体が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本開示の少なくとも一つの態様によれば、耐加水分解性に優れたポリウレタンを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ワイパー装置の概略図である。
ブレードラバーの断面の概略図である。
実施例1及び比較例1に係る弾性部材の振動周波数に対する貯蔵弾性率の関係を示すマスターカーブを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示において、数値範囲を表す「XX以上YY以下」や「XX~YY」の記載は、特に断りのない限り、端点である下限及び上限を含む数値範囲を意味する。数値範囲が段階的に記載されている場合、各数値範囲の上限及び下限は任意に組み合わせることができる。また、本開示において、例えば「XX、YY及びZZからなる群から選択される少なくとも一つ」のような記載は、XX、YY、ZZ、XXとYYとの組合せ、XXとZZとの組合せ、YYとZZとの組合せ、又はXXとYYとZZとの組合せのいずれかを意味する。
(【0011】以降は省略されています)

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