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公開番号2024070425
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022180903
出願日2022-11-11
発明の名称自動搬送車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類B65G 1/00 20060101AFI20240516BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】積載面を傾斜させることが可能な自動搬送車両を提供する。
【解決手段】本開示に係る自動搬送車両10は、一方の端部Aが車輪11cを有する搭載台11を昇降させる自走搬送車両であって、搭載台11を前方側から昇降させる第一の昇降部12と、搭載台11を後方側から昇降させる第二の昇降部13と、を備え、積載面11Sにおいて、車輪11cが第二の昇降部13に当接し、他方の端部Bが第一の昇降部12と固定されている、ものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
一方の端部が車輪を有する搭載台を昇降させる自動搬送車両であって、
前記搭載台を前方側から昇降させる第一の昇降部と、
前記搭載台を後方側から昇降させる第二の昇降部と、を備え、
前記搭載台において、前記車輪が第二の昇降部に当接し、他方の端部が第一の昇降部と固定されている、
自動搬送車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、自動搬送車両に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
物流業界では、労働力不足の解消のため、自動搬送車両の開発が進められている。
例えば、特許文献１には、複数のパンタグラフ式昇降機構が同調して開閉動作する同調昇降動作構造を有する自動搬送車両が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開平７－０１７６９４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上述した特許文献１に開示された自動搬送車両では、２つのテーブルリフターが同調して同じ高さに昇降する。そのため、テーブルリフターの積載面を傾斜させることが困難であった。
【０００５】
本開示は、このような事情に鑑みなされたものであって、積載面を傾斜させることが可能な自動搬送車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る自動搬送車両は、
一方の端部が車輪を有する搭載台を昇降させる自走搬送車両であって、
前記搭載台を前方側から昇降させる第一の昇降部と、
前記搭載台を後方側から昇降させる第二の昇降部と、を備え、
前記搭載台において、前記車輪が第二の昇降部に当接し、他方の端部が第一の昇降部と固定されている、ものである。
【０００７】
本開示に係る自動搬送車両は、積載物を搭載する搭載台の一方に車輪が備えられている。搭載台の車輪が第二の昇降部に当接し、搭載台の他方の端部が第一の昇降部と固定されている。このような構成により、第二の昇降部を第一の昇降部よりも高く昇降させた際に、第二の昇降部の昇降台を車輪が転がり、軸のずれを吸収できるため、積載面を傾斜させることができる。
【発明の効果】
【０００８】
本開示により、積載面を傾斜させることが可能な自動搬送車両を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
実施形態１に係る自動搬送車両の側面図（ｘｚ平面図）である。
実施形態１に係る自動搬送車両の昇降時の側面図（ｘｚ平面図）である。
実施形態１に係る自動搬送車両の一例を示した模式図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。また、図面が煩雑にならないように、いくつかの符号は省略されている。
なお、当然のことながら、図面に示した右手系ｘｙｚ直交座標は、構成要素の位置関係を説明するための便宜的なものである。通常、ｚ軸正向きが鉛直上向き、ｘｙ平面が水平面である。
（【００１１】以降は省略されています）

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