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公開番号2024068437
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-20
出願番号2022178886
出願日2022-11-08
発明の名称梁接合構造及び梁接合構造の性能向上方法
出願人鹿島建設株式会社
代理人弁理士法人後藤特許事務所
主分類E04B 1/58 20060101AFI20240513BHJP(建築物)
要約【課題】スカラップを有する梁接合構造において、梁に早期に亀裂が生じることを抑制する。
【解決手段】鋼製の柱10に接合される鋼製の梁20の梁接合構造100において、梁20は、H形鋼材により形成され、強軸方向が鉛直方向に沿うように柱10に接合され、梁20のウェブ部23は、柱10に対向する端面から下側フランジ21に向かって切り欠かれた下側スカラップ25aと、下側スカラップ25aから梁20の長手方向に離間した位置に設けられ、ウェブ部23を貫通する開口部26と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
鋼製の柱に接合される鋼製の梁の接合構造であって、
前記梁は、一対のフランジ部と前記一対のフランジ部に挟まれたウェブ部とを有するH形鋼材により形成され、強軸方向が鉛直方向に沿うように前記柱に接合され、
前記ウェブ部は、
前記柱に対向する端面から前記一対のフランジ部のうち鉛直方向下方に配置される下側フランジに向かって切り欠かれたスカラップと、
前記スカラップから前記梁の長手方向に離間した位置に設けられ、前記ウェブ部を貫通する開口部と、を有する、
梁接合構造。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記開口部は、前記ウェブ部の前記下側フランジとの結合部から、前記スカラップのスカラップ径に相当する高さの範囲内に形成される、
請求項1に記載された梁接合構造。
【請求項3】
前記開口部は、真円、あるいは、前記梁の長手方向に長い長孔によって形成される、
請求項1または2に記載された梁接合構造。
【請求項4】
前記開口部は、前記スカラップの前記梁の長手方向における端部から前記スカラップのスカラップ径に相当する距離以上離間した位置に、中心が設けられる、
請求項3に記載された梁接合構造。
【請求項5】
前記ウェブ部の幅厚比は、50~100である、
請求項1または2に記載された梁接合構造。
【請求項6】
鋼製の柱に接合される鋼製の梁の接合構造の性能向上方法であって、
前記梁が、一対のフランジ部をウェブ部に溶接接合することにより形成され、その強軸方向が鉛直方向に沿うように前記柱に接合され、前記ウェブ部が、前記柱に対向する端面から前記一対のフランジ部のうち鉛直方向下方に配置される下側フランジに向かって切り欠かれたスカラップを有する、梁接合構造の性能を向上する方法において、
前記スカラップから前記梁の長手方向に離間した位置に形成された開口部を前記ウェブ部に形成する工程を有する、
梁接合構造の性能向上方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鋼製の柱に接合される鋼製の梁の接合構造及び接合構造の性能向上方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、鋼製の柱に接合されるH形鋼材製の梁のウェブ部にスカラップを設けた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-68385号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の梁接合構造のように、鋼製の柱に対して梁のフランジ部を連続溶接するために、梁のウェブ部にはフランジ部に向かって切り欠かれた略四分円形状のスカラップが一般的に設けられる。このように梁のウェブ部にスカラップが設けられた構成では、地震等によって梁に鉛直方向荷重や捩じり荷重が作用すると、スカラップ周辺に応力が集中することによって梁のフランジ部に早期に亀裂が生じるおそれがある。
【0005】
本発明は、スカラップを有する梁接合構造において、梁に早期に亀裂が生じることを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、鋼製の柱に接合される鋼製の梁の接合構造であって、梁は、一対のフランジ部と一対のフランジ部に挟まれたウェブ部とを有するH形鋼材により形成され、強軸方向が鉛直方向に沿うように柱に接合され、ウェブ部は、柱に対向する端面から一対のフランジ部のうち鉛直方向下方に配置される下側フランジに向かって切り欠かれたスカラップと、スカラップから梁の長手方向に離間した位置に設けられ、ウェブ部を貫通する開口部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、スカラップを有する梁接合構造において、梁に早期に亀裂が生じることを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る梁接合構造の側面図である。
図1の矢印Aで示される部分の拡大図である。
変形例に係る開口部近傍の拡大図である。
(A)梁接合構造に開口部を設けていない場合の荷重の作用を説明するための図である。(B)梁接合構造に開口部を設けた場合の荷重の作用を説明するための図である。
開口部を設ける位置と累積塑性変形倍率との関係を示すグラフである。
図5のグラフにおける各モデルの開口部の位置を示す図である。
変形例に係る梁接合構造の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る梁接合構造100及び梁接合構造100の性能向上方法について説明する。
【0010】
図1及び2を参照して、本実施形態に係る梁接合構造100について説明する。梁接合構造100は、鉄骨造の建築物において、鋼製の柱10に溶接接合される鋼製の梁20の接合部の構造であり、以下では、図1に示すように、鉛直方向に沿って立設された柱10に対して溶接接合される水平方向に沿って配置された梁20の接合部の構造を例に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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