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公開番号2024061030
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022168683
出願日2022-10-20
発明の名称領域形成設備
出願人コクヨ株式会社
代理人個人
主分類E04B 2/74 20060101AFI20240425BHJP(建築物)
要約【課題】整然とした領域を短期間に形成することができる上に、その領域の閉塞感を解消することができる領域形成設備を提供する。
【解決手段】床面に設けられた目印と、この目印を基準にして床面上に配される複数のベースユニット2等の可搬式什器とを具備してなり、床面上にベースユニット2等の可搬式什器により囲繞された領域を形成することができる領域形成設備において、可搬式什器であるベースユニット2が、領域の内側から外側の様子を視覚的に認識できるようにするための抜け感惹起要素2aを有する構成を採用する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
床面に設けられた目印と、この目印を基準にして前記床面上に配される複数の可搬式什器とを具備してなり、前記床面上に前記可搬式什器により囲繞された領域を形成することができる領域形成設備であって、
前記可搬式什器は、前記領域の内側から外側の様子を視覚的に認識できるようにするための抜け感惹起要素を有するものである領域形成設備。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記目印が、平行に配された複数の第1ラインと、平行に配され前記第1ラインに交叉する方向に延びる複数の第2ラインとを備えたものである請求項1記載の領域形成設備。
【請求項3】
前記目印が、複数のドットを縦横に整列させて間欠配置したものである請求項1記載の領域形成設備。
【請求項4】
前記可搬式什器は、キャスタを有するベースと、このベース上に立設された構造体とを備えたものであり、前記構造体が抜け感惹起要素を備えている請求項1記載の領域形成設備。
【請求項5】
前記構造体は、複数の縦フレームを平行に配してなる縦枠構造体と、複数の横フレームを平行に配してなる横枠構造体とを含むものであり、
これら縦枠構造体と横枠構造体との間に収納領域を形成している請求項4記載の領域形成設備。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、オフィス空間を所望の領域に区画する場合などに好適に使用される領域形成設備に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来のオフィスでは、定まった人数のワーカーがグループを形成し、各グループが間仕切り壁等により区成された領域を比較的長期に亘って使用するという形態が採用されてきた。
【0003】
ところが、近時のオフィス環境においては、仕事の内容に応じてグループを形成し、その仕事が終了するとグループを解散して新しい形態に変化させる等、種々の働き方が模索されている。
【0004】
ワーカーの人数や組み合わせが流動的なオフィス環境においては、グループが使用する執務領域も比較的短期間で変更される傾向にあり、かかる状況に対応した領域形成手段の出現が望まれている。
【0005】
かかる要求に応えるための方策としては、可動間仕切り壁で必要な領域を区成することや、スクリーンを配置して一定の領域を確保すること等が考えられるが、可動間仕切り壁の配置換えにはCADを用いたオフィスレイアウト作業や、そのオフィスレイアウトに沿った可動間仕切り壁の設置作業が必要となる。そのため、頻繁な変更には対応が難しい。一方、可搬式のスクリーン等を自由に移動させて領域を形成する場合には、頻繁なレイアウト変更にも対応が容易であるが、スクリーンの設置が煩雑となり易く、オフィス全体が乱雑なものになり易い(例えば、非特許文献1を参照)。
【0006】
また、前述した可動間仕切り壁やスクリーンは、視界を完全に遮るものが多く、これらの遮蔽要素に囲まれた領域は閉鎖的な雰囲気になり易い。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0007】
“フレクセル2”,コクヨ総合カタログ2022年版ファニチャー編,コクヨ株式会社,令和3年12月,pp.760~761
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたもので、整然とした領域を短期間に形成することができる上に、その領域の閉塞感を解消することができる領域形成設備を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1記載の発明に係る領域形成設備は、床面に設けられた目印と、この目印を基準にして前記床面上に配される複数の可搬式什器とを具備してなり、前記床面上に前記可搬式什器により囲繞された領域を形成することができる領域形成設備であって、前記可搬式什器は、前記領域の内側から外側の様子を視覚的に認識できるようにするための抜け感惹起要素を有するものである。
【0010】
ここで「抜け感惹起要素」とは、格子の目や窓などのように完全に光を透過させて明確に領域の内外を見通せるものに限定されるものではなく、おぼろげにでも内外の様子を視覚的に認識し得るものであればどのようなものであってもよい。例えば、格子や網の目が細かいため明確に見通すことができないもの、色ガラスや摺りガラス等を配置したもの、枠に和紙などを張設したもの、木漏れ日を形成し得るような態様で植栽を配したものなども前記抜け感惹起要素に含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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