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公開番号2024068265
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-20
出願番号2022178568
出願日2022-11-08
発明の名称グロメット
出願人ダイハツ工業株式会社,住友電装株式会社
代理人個人,個人
主分類H02G 3/22 20060101AFI20240513BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】コストの増加を防止し、高水圧に耐えつつ高水圧を利用してグロメットの止水性を向上し、グロメットの車両の取付対象への組み付け作業を容易に行えるようにする。
【解決手段】本体部4と挿通部5とを備えるグロメット3であって、本体部4は、可撓性の環状壁部6と、第1シール部7と、第2シール部8と、肉薄部9と、嵌込み部10とを備える。第1シール部7は、環状壁部6の外周に周方向に膨出し、第2シール部8の突出方向と反対側に位置して環状壁部6の一部とともに他の部位よりも肉厚な部分を形成する膨出部7bと、膨出部7bの外周に形成され外部からの圧力を受けたときに第2シール部8に対して外向きに変形させる応力、及び、当接面7aを貫通孔Hの下面周縁部に押し付ける応力を生じさせる作用面7cとを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
取付対象に形成された貫通孔に嵌合方向である一方向に嵌合して止水する本体部と、前記本体部の径方向内側に位置し内部に配索材が挿通される円筒状の挿通部とを備えるグロメットであって、
前記本体部は、
前記挿通部の中心軸線から周方向に延在し前記挿通部周りに環状に形成された可撓性の環状壁部と、
前記環状壁部の外周に形成され、当接面が前記貫通孔の前記一方向と反対面の周縁部に当接して前記貫通孔を止水する第1シール部と、
前記第1シール部の前記当接面の外周端から前記取付対象側に突出して環状に形成された第2シール部とを備え、
前記第1シール部は、
前記環状壁部の外周に周方向に膨出して形成され、前記第2シール部の突出方向と反対側に位置して前記環状壁部の一部とともに他の部位よりも肉厚な部分を形成する膨出部と、
前記膨出部の外周に形成され、外部からの圧力を受けたときに前記第2シール部に対して外向きに変形させる応力、及び、前記第1シール部の前記当接面を前記貫通孔の周縁部に押し付ける応力を生じさせる作用面とを備えるグロメット。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
請求項1に記載のグロメットにおいて、
前記本体部は、
両端が、前記挿通部の前記一方向側の端部と、前記環状壁部の前記一方向と反対側の端部とに連結された前記環状壁部よりも肉厚が薄い肉薄部と、
前記環状壁部の前記一方向側に、前記膨出部の前記中心軸線方向の厚みと同じかそれ以上の厚みに一体的に形成され前記貫通孔に前記一方向に嵌め込まれる嵌込み部とを更に備え、
前記肉薄部の前記挿通部の前記一方向側の端部との連結部分が、断面逆U字状に折れ曲がるとともに、前記第1シール部の前記当接面よりも前記一方向側に位置しているグロメット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、配索材が挿通され、取付対象に形成された貫通孔に嵌合方向である一方向に嵌合するグロメットに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、車室内に設けられる種々の電子機器のうち、例えば後部座席のシートベルトの装着検知センサに接続されたワイヤハーネスを、車両床面を貫通させて車室外において配索するものがある。
【0003】
このような車室内の電子機器に接続されたワイヤハーネスを車室外において配索する場合、従来、例えば特許文献1に記載のようなグロメットを車両床板に形成された貫通孔に嵌め込んで組み付け、グロメット内部にワイヤハーネスを挿通することによって車室内から車室外にワイヤハーネスを導出することで、ワイヤハーネスを車室外で配索している。
【0004】
このとき、車両床面の貫通孔にグロメットを組み付けることから、貫通孔とグロメットとの隙間から外部の水が浸入しないように止水対策を施す必要があるとともに、グロメットの貫通孔への組み付け作業を容易に行えるようにする必要がある。そこで、従来、グロメットをEPDMなどの可撓性を有する素材により形成し、グロメットの可撓性を利用して、貫通孔に組み付けた際にグロメットと貫通孔との間に隙間が生じないように密着させることが行われている。更にグロメットの貫通孔への嵌込み部の肉厚を薄くして、貫通孔への嵌め込み力の低減を図って取り付け作業の容易化を図ることが行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-141471号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、高圧洗浄機により車両全体の洗浄を行う場合に、上記したようにグロメットの嵌込み部の肉厚を薄くすると、肉厚の薄い嵌込み部が高圧洗浄などによる高水圧に耐えられず、高水圧によってグロメットと貫通孔との間に隙間が生じて外部から車室内に水が浸入するおそれがある。
【0007】
このような不都合を解消する対策として、グロメットの嵌込み部に樹脂製のインナーを追加装着し、高水圧によりグロメットの嵌込み部が変形してグロメットと貫通孔との間に隙間が生じても、インナーにより隙間を塞いで外部から車室内への水の浸入を防止できるようにすることが考えられる。しかし、別部品である樹脂インナーを準備する必要があり、部品コストが増加するという新たな問題が生じる。
【0008】
本発明は、コストの増加を防止し、高水圧に耐えつつ高水圧を利用してグロメットの止水性を向上すること、及び、グロメットの組み付け作業を容易に行えるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記した目的を達成するために、本発明のグロメットは、取付対象に形成された貫通孔に嵌合方向である一方向に嵌合して止水する本体部と、前記本体部の径方向内側に位置し内部に配索材が挿通される円筒状の挿通部とを備えるグロメットであって、前記本体部は、前記挿通部の中心軸線から周方向に延在し前記挿通部周りに環状に形成された可撓性の環状壁部と、前記環状壁部の外周に形成され、当接面が前記貫通孔の前記一方向と反対面の周縁部に当接して前記貫通孔を止水する第1シール部と、前記第1シール部の前記当接面の外周端から前記取付対象側に突出して環状に形成された第2シール部とを備え、前記第1シール部は、前記環状壁部の外周に周方向に膨出して形成され、前記第2シール部の突出方向と反対側に位置して前記環状壁部の一部とともに他の部位よりも肉厚な部分を形成する膨出部と、前記膨出部の外周に形成され、外部からの圧力を受けたときに前記第2シール部に対して外向きに変形させる応力、及び、前記第1シール部の前記当接面を前記貫通孔の周縁部に押し付ける応力を生じさせる作用面とを備える。
【0010】
このような構成によれば、高圧洗浄機などによる高水圧を、肉厚部分を形成する第1シール部の膨出部の作用面が受けることにより、第1シール部の当接面の外周端から取付対象側に突出して環状に形成された第2シール部に対して外向きに変形させる応力、及び、第1シール部の当接面を取付対象の貫通孔の周縁部に押し付ける応力が生じる。このため、第1シール部の当接面を貫通孔の周縁部に密着性良く当接させることができると同時に、第2シール部を外向きに変形させて貫通孔の周縁部に密着させることができる。よって、第1シール部及び第2シール部によるいわば2段階の止水が可能になり、外部から内部に水が浸入するのを確実に防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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