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公開番号2024067074
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-17
出願番号2022176883
出願日2022-11-04
発明の名称ロータベイン機
出願人株式会社宮村鐵工所
代理人個人
主分類A23F 3/12 20060101AFI20240510BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】回転軸および処理胴のメンテナンス性を向上させることができるロータベイン機を提供する。
【解決手段】ロータベイン機100は、複数の回転側圧縮羽根142を有した回転軸140を処理胴101が覆う状態で構成されている。処理胴101は、円筒状に形成されており、第1処理胴部103と第2処理胴部120とで構成されている。第1処理胴部103は、処理胴101の上側半分を構成しており、内側面に回転側圧縮羽根142に対向する複数の固定側圧縮羽根110が設けられている。第2処理胴部120は、処理胴101の下側半分を構成しており、内側面に回転側圧縮羽根142に対向する複数の固定側圧縮羽根110が設けられている。第1処理胴部103は、第2処理胴部120に対して開閉自在に構成されている。また、第2処理胴部120は、第1処理胴部103の開閉に連動して上下方向に変位する。
【選択図】 図8
特許請求の範囲【請求項1】
水平方向に沿って延びる回転軸と、
前記回転軸の軸線方向に交わる方向に延びる板状に形成されて同軸方向に沿って同回転軸の外周部に複数設けられた回転側圧縮羽根と、
前記回転軸を軸線方向に沿って覆う筒状の処理胴と、
前記処理胴の内側面に前記回転側圧縮羽根に対向する板状に形成されて同回転側圧縮羽根とで茶葉を擦る板状の固定側圧縮羽根とを備え、
前記処理胴は、
同処理胴の一部であって前記回転軸の軸線方向の両端部側にそれぞれ配置された2つの前記回転側圧縮羽根間に亘って対向して延びる部分で構成された第1処理胴部と、
前記処理胴における前記第1処理胴部以外の部分で構成された第2処理胴部とを有し、
前記第1処理胴部は、
前記第2処理胴部に対して開閉自在に構成されていることを特徴とするロータベイン機。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
請求項1に記載したロータベイン機において、
前記第1処理胴部は、
前記処理胴における前記回転軸の軸線よりも上側の上側半分またはこの上側半分以上の大きさで構成されており、
前記第2処理胴部は、
前記処理胴における前記回転軸の軸線よりも下側の下側半分またはこの下側半分未満の大きさで構成されていることを特徴とするロータベイン機。
【請求項3】
請求項2に記載したロータベイン機において、
前記第1処理胴部は、
前記第2処理胴部よりも軽量に構成されていることを特徴とするロータベイン機。
【請求項4】
請求項1に記載したロータベイン機において、
前記第1処理胴部は、
前記回転軸の軸線方向に直交する方向の一方側を起点として他方側が開口することを特徴とするロータベイン機。
【請求項5】
請求項1に記載したロータベイン機において、
前記第1処理胴部は、
前記第2処理胴部の一部ではなく同第2処理胴部から離れた位置を起点として開口することを特徴とするロータベイン機。
【請求項6】
請求項1に記載したロータベイン機において、
前記第2処理胴部は、
前記第1処理胴部に対して位置または向きが変更自在に構成されていることを特徴とするロータベイン機。
【請求項7】
請求項6に記載したロータベイン機において、
前記第2処理胴部は、上下動することを特徴とするロータベイン機。
【請求項8】
請求項6に記載したロータベイン機において、
前記第2処理胴部は、
前記第1処理胴部の開閉動作に連動して位置または向きが変化することを特徴とするロータベイン機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、摘採された茶葉を強い圧力で擦ることで捩ったり切断したりするロータベイン機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、緑茶、紅茶またはウーロン茶などを製造するための機械装置としてロータベイン機がある。ロータベイン機は、茶園から摘採された茶の葉を蒸した茶葉または萎凋(しおらせる)処理した茶葉を強い圧力で擦ることで捩ったり切断したりする製茶装置の一つである。例えば、下記非特許文献1には、回転軸に設けられた回転側圧縮羽根と回転軸を覆う筒状の処理胴内に設けられた固定側回転羽根とで茶葉を強い圧力で擦ることで茶葉を捩ったり切断したりするロータベイン機が開示されている。このロータベイン機においては、回転軸の先端部側の一部を処理胴から引き出すことで回転軸のメンテナンスが行えるように構成されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
株式会社寺田製作所ウェブサイト[令和4年10月1日検索],インターネット <URL:https://web-terada.jp/product/details.php?id=146>
【0004】
しかしながら、上記非特許文献1に開示されたロータベイン機においては、回転軸の先端部側の一部しか処理胴から引き出すことができないため回転軸全体または処理胴全体のメンテナンスが行い難いという問題がある。
【発明の概要】
【0005】
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、回転軸および処理胴のメンテナンス性を向上させることができるロータベイン機を提供することにある。
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の特徴は、水平方向に沿って延びる回転軸と、回転軸の軸線方向に交わる方向に延びる板状に形成されて同軸方向に沿って同回転軸の外周部に複数設けられた回転側圧縮羽根と、回転軸を軸線方向に沿って覆う筒状の処理胴と、処理胴の内側面に回転側圧縮羽根に対向する板状に形成されて同回転側圧縮羽根とで茶葉を擦る板状の固定側圧縮羽根とを備え、処理胴は、同処理胴の一部であって回転軸の軸線方向の両端部側にそれぞれ配置された2つの回転側圧縮羽根間に亘って対向して延びる部分で構成された第1処理胴部と、処理胴における第1処理胴部以外の部分で構成された第2処理胴部とを有し、第1処理胴部は、第2処理胴部に対して開閉自在に構成されていることにある。
【0007】
これによれば、ロータベイン機は、処理胴における回転軸の軸線方向の両端部側にそれぞれ配置された2つの回転側圧縮羽根間に亘って対向して延びる部分である第1処理胴部が第2処理胴部に対して開閉自在に構成されているため、回転軸ばかりでなく処理胴を含めてメンテナンス性を向上させることができる。
【0008】
また、本発明の他の特徴は、前記ロータベイン機において、第1処理胴部は、処理胴における回転軸の軸線よりも上側の上側半分またはこの上側半分以上の大きさで構成されており、第2処理胴部は、処理胴における回転軸の軸線よりも下側の下側半分またはこの下側半分未満の大きさに構成されていることにある。
【0009】
これによれば、ロータベイン機は、第1処理胴部が処理胴の上側半分またはこの上側半分以上の大きさで構成されているため、第1処理胴部を開いた際に回転軸を半分以上露出させることができメンテナンス性を向上させることができる。
【0010】
また、本発明の他の特徴は、前記ロータベイン機において、第1処理胴部は、第2処理胴部よりも軽量に構成されていることにある。
(【0011】以降は省略されています)

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