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公開番号2024061692
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2024030498,2020090490
出願日2024-02-29,2020-05-25
発明の名称電池配線モジュール
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人
主分類H01M 50/298 20210101AFI20240425BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】部品管理を容易にすることを可能とした電池配線モジュールを提供する。
【解決手段】ケース12は、第1電線挿通部31を有する第1ケース本体21と、第2電線挿通部41を有する第2ケース本体22と、第1ケース本体21に組み付けられ第1電線挿通部31を覆う第1カバー24と、第2ケース本体22に組み付けられ第2電線挿通部41を覆う第2カバー25と、を有している。そして、第1ケース本体21と第2ケース本体22とは、別体であり、第1カバー24と第2カバー25とは、別体であるとともに、互いに同一部品である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
二次電池に組み付けられる電池配線モジュールであって、
前記二次電池に電気的に接続される電線と、
前記電線を収容するケースと、を備え、
前記ケースは、
前記電線が通される第1電線挿通部を有する第1ケース本体と、
前記電線が通される第2電線挿通部を有する第2ケース本体と、
前記第1ケース本体に組み付けられ、前記第1電線挿通部を覆う第1カバーと、
前記第2ケース本体に組み付けられ、前記第2電線挿通部を覆う第2カバーと、
を有し、
前記第1ケース本体と前記第2ケース本体とは、別体であり、
前記第1カバーと前記第2カバーとは、別体であるとともに、互いに同一部品である、電池配線モジュール。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第1電線挿通部は、第1底壁部と、前記第1底壁部から延出する一対の第1側壁部と、前記第1側壁部において前記電線の挿通方向に沿って設けられた複数の第1被係止部と、を有し、
前記第2電線挿通部は、第2底壁部と、前記第2底壁部から延出する一対の第2側壁部と、前記第2側壁部において前記電線の挿通方向に沿って設けられた複数の第2被係止部と、を有し、
前記第1カバーは、前記複数の第1被係止部にそれぞれ係止される複数の第1係止部を有し、
前記第2カバーは、前記複数の第2被係止部にそれぞれ係止される複数の第2係止部を有し、
前記複数の第1被係止部の配置間隔と、前記複数の第2被係止部の配置間隔とが、互いに等しく設定されている、請求項1に記載の電池配線モジュール。
【請求項3】
前記第1電線挿通部は、第1底壁部と、前記第1底壁部から延出する一対の第1側壁部と、を有し、
前記第2電線挿通部は、第2底壁部と、前記第2底壁部から延出する一対の第2側壁部と、を有し、
前記一対の第1側壁部同士の間隔と、前記一対の第2側壁部同士の間隔とが、互いに等しく設定されている、請求項1又は請求項2に記載の電池配線モジュール。
【請求項4】
前記第1ケース本体は、複数の前記第1電線挿通部を有し、
前記第1カバーは、前記複数の第1電線挿通部にそれぞれ対応して複数設けられ、
前記第2ケース本体は、複数の前記第2電線挿通部を有し、
前記第2カバーは、前記複数の第2電線挿通部にそれぞれ対応して複数設けられ、
前記各第1カバー及び前記各第2カバーが全て同一形状とされている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電池配線モジュール。
【請求項5】
前記第1カバー及び前記第2カバーの各々は、対応する前記第1ケース本体または前記第2ケース本体に対する組付向きを示す目印部を有している、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電池配線モジュール。
【請求項6】
前記目印部は、前記第1カバーの表面及び前記第2カバーの表面にそれぞれ設けられている、請求項5に記載の電池配線モジュール。
【請求項7】
前記ケースは、前記電線が通される複数の第3電線挿通部を有する第3ケース本体と、前記第3ケース本体に組み付けられ、前記複数の第3電線挿通部をそれぞれ覆う複数の第3カバーと、を備え、
前記複数の第3カバー同士が互いに同一形状とされている、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電池配線モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電池配線モジュールに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に開示されるように、電気自動車やハイブリッド自動車などの車両において、走行駆動用の電源として搭載される高電圧の二次電池には、電池配線モジュールが装着されている。特許文献1の電池配線モジュールは、二次電池に電気的に接続される電線と、その電線を収容するケースと、を備えている。電池配線モジュールのケースは、電線の長さ方向に沿って並ぶ複数のケース本体と、複数のケース本体の各々に対応する複数のカバーとを有している。各ケース本体は、電線が通される溝状の電線挿通部を有しており、各カバーはそれぞれ対応するケース本体の電線挿通部を覆っている。カバーは、ケース本体の電線挿通部を通る電線を保護する。このような構成によれば、例えば、二次電池が電線の長さ方向に沿って熱膨張したとき、各ケース本体及び各カバーが二次電池の熱膨張に追従して電線の長さ方向に沿って動くため、二次電池と電池配線モジュールとの間の接続信頼性が高いものとなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-161566号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の電池配線モジュールでは、各カバーが各ケース本体に対してヒンジを介して一体に設けられている。しかしながら、設計の制約などにより各カバーを各ケース本体に一体に設けられない場合がある。その場合、各カバーがケース本体に対して別部品となるため、各カバーが互いに別形状であると部品管理が煩雑となる。近年の車両では、二次電池が大型となる傾向があり、二次電池の大型化に伴ってケース本体の数が多くなると、カバーがケース本体に対して一体でない構成では、カバーの数も多くなり、部品管理が特に煩雑となる。
【0005】
そこで、部品管理を容易にすることを可能とした電池配線モジュールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の電池配線モジュールは、二次電池に組み付けられる電池配線モジュールであって、前記二次電池に電気的に接続される電線と、前記電線を収容するケースと、を備え、前記ケースは、前記電線が通される第1電線挿通部を有する第1ケース本体と、前記電線が通される第2電線挿通部を有する第2ケース本体と、前記第1ケース本体に組み付けられ、前記第1電線挿通部を覆う第1カバーと、前記第2ケース本体に組み付けられ、前記第2電線挿通部を覆う第2カバーと、を有し、前記第1ケース本体と前記第2ケース本体とは、別体であり、前記第1カバーと前記第2カバーとは、別体であるとともに、互いに同一部品である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、部品管理を容易にすることを可能とした電池配線モジュールを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態の電池配線モジュールの斜視図である。
図2は、同形態の電池配線モジュールにおいて、第1~第3カバーを外した状態を示す平面図である。
図3は、同形態の電池配線モジュールの一部を拡大して示す拡大斜視図である。
図4は、同形態の電池配線モジュールの一部を拡大して示す拡大斜視図である。
図5は、同形態の電池配線モジュールにおける第1~第3カバーの組付態様を説明するための平面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の電池配線モジュールは、
[1]二次電池に組み付けられる電池配線モジュールであって、前記二次電池に電気的に接続される電線と、前記電線を収容するケースと、を備え、前記ケースは、前記電線が通される第1電線挿通部を有する第1ケース本体と、前記電線が通される第2電線挿通部を有する第2ケース本体と、前記第1ケース本体に組み付けられ、前記第1電線挿通部を覆う第1カバーと、前記第2ケース本体に組み付けられ、前記第2電線挿通部を覆う第2カバーと、を有し、前記第1カバーと前記第2カバーとは、互いに同一形状である。
【0010】
この構成によれば、第1カバーと第2カバーとが互いに同一形状であるため、第1カバーと第2カバーとが部品管理上、別部品の扱いとならず、その結果、部品管理を容易にすることが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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