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公開番号2024135209
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023045779
出願日2023-03-22
発明の名称シールドコネクタ
出願人住友電装株式会社
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類H01R 13/6592 20110101AFI20240927BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】端子挿入時にハウジングが破損することを防ぐシールドコネクタを提供する。
【解決手段】シールド電線1に接続される内導体20と前記内導体20を覆う筒状の外導体22とを備えるシールド端子2と、前記シールド端子2が挿入されるハウジング4とを備え、前記外導体22は、前記シールド端子2の挿入方向Aに直交する方向へ切り起こして形成されるスタビライザ25を備え、前記ハウジング4は、前記シールド端子2の端子挿入口40と、前記スタビライザ25が入る収容部42とを備えるシールドコネクタ。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
シールド電線に接続される内導体と前記内導体を覆う筒状の外導体とを備えるシールド端子と、前記シールド端子が挿入されるハウジングとを備え、
前記外導体は、前記シールド端子の挿入方向に直交する方向へ切り起こして形成されるスタビライザを備え、
前記ハウジングは、前記シールド端子の端子挿入口と、前記スタビライザが入る収容部とを備えるシールドコネクタ。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記外導体は第2外導体と前記第2外導体の外側に重なる第1外導体とを備え、
前記第1外導体は前記第2外導体と重なる位置に前記スタビライザを備える請求項1に記載のシールドコネクタ。
【請求項3】
前記第2外導体は前記スタビライザを保持する保持片を備える請求項2に記載のシールドコネクタ。
【請求項4】
前記第1外導体は前記スタビライザの切り起こしにより形成された切断面に連続してスリットを備え、
前記保持片は前記スタビライザの切り起こし前に対応する位置に設けられる請求項2または3に記載のシールドコネクタ。
【請求項5】
前記スタビライザと前記保持片は前記シールド端子の前記ハウジングへの挿入方向に対して直交方向に延びている請求項3に記載のシールドコネクタ。
【請求項6】
前記第1外導体は前記第2外導体を接合する接合部を備え、
前記第1外導体には両端部を継ぎ合わせた継目が形成され、
前記接合部は前記第1外導体における前記継目と前記スタビライザの間の位置に設けられる請求項2または3に記載のシールドコネクタ。
【請求項7】
前記ハウジングは、隣り合う一対の前記端子挿入口を備え、
一対の前記端子挿入口は対になる前記端子挿入口が設けられる側において前記収容部が設けられ、各々の前記収容部は互いに異なる方向に向かって深くなるように形成される請求項1または2に記載のシールドコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、シールドコネクタに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
同軸ケーブルを用いて伝送される電気信号の高周波化に伴って、同軸ケーブルに接続される高周波コネクタにも高周波特性の向上の要求が高まっている。
【0003】
特許文献1には、同軸ケーブルとシールド本体が加締め部材により接続されたシールドコネクタが開示されている。このシールドコネクタは、シールド本体と加締め部材の間に生じる隙間をシールドスリーブで埋めることにより、隙間からのノイズの出入りを防止し、ノイズの遮断性能の低下を抑制することができる。
なお、シールド本体はハウジング内でシールド本体の回転を規制する接触片からなるスタビライザを有し、ハウジングは接触片に対応する収容部を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-69366号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来のシールドコネクタにおいては、スタビライザは、シールド端子のハウジングへの挿入方向に切り起こすことで形成される。したがって、シールド端子は、スタビライザの切断面がハウジングへの挿入方向を向いてしまうため、スタビライザとハウジングの収容部の位置とがずれている場合、スタビライザがハウジングに接触することで、シールド端子はハウジングを削りながら挿入されてしまうおそれがある。
【0006】
そこで、本開示は、シールド端子挿入時にハウジングが破損することを防ぐシールドコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のシールドコネクタは、シールド電線に接続される内導体と前記内導体を覆う筒状の外導体とを備えるシールド端子と、前記シールド端子が挿入されるハウジングとを備え、前記外導体は、前記シールド端子の挿入方向に直交する方向へ切り起こして形成されるスタビライザを備え、前記ハウジングは、前記シールド端子の端子挿入口と、前記スタビライザが入る収容部とを備えるシールドコネクタである。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、端子挿入時にハウジングが破損することを防ぐシールドコネクタを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、シールドコネクタの断面図である。
図2は、シールド端子、シールド電線の分解図である。
図3は、シールド端子の一部拡大断面図である。
図4は、シールド端子の斜視図である。
図5は、シールド端子の断面図である。
図6は、ハウジングと、シールド電線の断面図である。
図7は、シールド端子の挿入図である。
図8は、シールドコネクタの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列記して説明する。
本開示のシールドコネクタは、
(1)シールド電線に接続される内導体と前記内導体を覆う筒状の外導体とを備えるシールド端子と、前記シールド端子が挿入されるハウジングとを備えるシールドコネクタであって、前記外導体は、前記シールド端子の挿入方向に直交する方向へ切り起こして形成されるスタビライザを備え、前記ハウジングは、前記シールド端子の端子挿入口と、前記スタビライザが入る収容部とを備えるシールドコネクタである。
上記構成によれば、スタビライザにより形成した切断面がハウジングへの挿入方向を向いていない為、誤ってスタビライザが収容部に対応しない位置でシールド端子を挿入したとしても、スタビライザによってハウジングが破損することを防ぐことが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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