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公開番号2024060886
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022168451
出願日2022-10-20
発明の名称検査装置
出願人日本信号株式会社
代理人弁理士法人朝日特許事務所
主分類G01N 23/04 20180101AFI20240425BHJP(測定;試験)
要約【課題】手荷物等の検査において、一軸方式のX線検査装置のみを用いた場合に比べて監視可能な領域が広く、かつ、多軸方式のX線検査装置を用いた場合に比べてコスト、及びスペースが抑制される検査装置を提供する。
【解決手段】検査装置9は、第1方向に沿って対象物にX線を照射し、対象物を透過したX線を検出するX線検査装置4と、対象物から熱放射され第1方向と交差する第2方向に進む電磁波を検出するパッシブ波検出装置3と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1方向に沿って対象物にX線を照射し、前記対象物を透過したX線を検出するX線検出部と、前記対象物から熱放射され前記第1方向と交差する第2方向に進む電磁波を検出するパッシブ波検出部と、を有する検査装置。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記パッシブ波検出部は、自装置の前段に設けられた面熱源により加熱された前記対象物から熱放射される前記電磁波を検出する請求項1に記載の検査装置。
【請求項3】
前記電磁波はテラヘルツ波である請求項1に記載の検査装置。
【請求項4】
前記パッシブ波検出部は前記対象物の前記第2方向に配置された二次元アレイ型検出器により前記電磁波を検出する請求項1から3のいずれか1項に記載の検査装置。
【請求項5】
前記パッシブ波検出部は走査部により前記第1方向との交差が維持されるように前記第2方向を変化させて前記電磁波を検出する請求項1から3のいずれか1項に記載の検査装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、対象物にX線を照射してその対象物を透過したX線を検出する検査装置の技術に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、空港等で使用されているX線検査装置は、一台につき複数の係員が配置されている。また、これらのX線検査装置は、比較的、検査に時間をかけている。そして、一般的に、これらのX線検査装置による検査は、トレーを使用して検査対象のサイズを決められた大きさに制限している。
【0003】
一方、テーマパーク、及びイベント会場等における検査は、空港とは異なり入場前に多数の人が行列を作り開場を心待ちにしているため、一定水準の処理速度(スループットともいう)が求められる。
【0004】
そこで、手荷物検査装置のスループットを向上させるため、X線と他の検査方式とを組合せる技術が検討されている(特許文献1~3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-11981号公報
特開2006-84275号公報
特表2008-500541号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、X線検査装置は、X線の照射方向の数により、一軸方式とそれ以外とに分類される。一軸方式のX線検査装置は、単一方向のみからX線を照射して、対象物を透過したそのX線を検査する装置である。例えば、X線検査装置は、透過したX線が示す画像(X線画像ともいう)を撮像する。
【0007】
一軸方式に対して、X線の照射方向が複数である方式(多軸方式ともいう)がある。多軸方式は、例えば、垂直方向、及び水平方向の二方向からX線を照射して、対象物を透過したX線画像をそれぞれ撮像する二軸方式である。
【0008】
一軸方式を採用する場合、X線検査装置は、X線の照射と撮像とが単一方向のみであるため、多軸方式に比べてスループットが高い。
【0009】
しかし、X線は対象物の比重・密度・厚みが大きいほど、より多く吸収されるという特徴がある。そのため、X線検査装置は、上述した一軸方式を採用すると対象物の内部に見えない領域を生じさせる可能性があり、安全性に欠けることがある。例えば、一軸方式を採用したX線検査装置は、X線を照射する方向と刃の方向とが平行になるように配置された刃物を見つけることができない。
【0010】
したがって、X線検査装置に一軸方式を採用しつつ、セキュリティレベルを向上させるためには、スループットを低下させるしか無い。
(【0011】以降は省略されています)

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