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公開番号2024060123
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-02
出願番号2022167258
出願日2022-10-19
発明の名称情報処理方法、情報処理システム及びプログラム
出願人デンカ株式会社
代理人弁理士法人IPX
主分類G06Q 50/02 20240101AFI20240424BHJP(計算;計数)
要約【課題】農地に適用する適用物を効率的に選定することができる情報処理方法、情報処理システム及びプログラムを提供すること。
【解決手段】情報処理システムによって実行される情報処理方法であって、受付ステップと、選定ステップと、を備える。受付ステップでは、ユーザの、農地の土壌の分析結果に関する情報及び農地で栽培中の作物の観察結果に関する情報の少なくとも一つを第1の情報として受け付ける。選定ステップでは、受付ステップで受け付けた第1の情報と、予め設定された参照情報と、に基づいて、ユーザの農地に適用する適用物を第2の情報として選定する。ここで、参照情報は、少なくとも、土壌及び/又は栽培中の作物の状態と、農地に対して適用する適用物と、が関連付けられた情報を含む。適用物は、肥料、農薬、バイオスティミュラント及び土壌改良材からなる群から選択される1種以上である。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
情報処理システムによって実行される情報処理方法であって、
受付ステップと、選定ステップと、を備え、
前記受付ステップでは、ユーザの、農地の土壌の分析結果に関する情報及び前記農地で栽培中の作物の観察結果に関する情報の少なくとも一つを第1の情報として受け付け、
前記選定ステップでは、前記受付ステップで受け付けた前記第1の情報と、予め設定された参照情報と、に基づいて、前記ユーザの前記農地に適用する適用物を第2の情報として選定し、
ここで、前記参照情報は、少なくとも、前記土壌及び/又は栽培中の作物の状態と、前記農地に対して適用する適用物と、が関連付けられた情報を含み、
前記適用物は、肥料、農薬、バイオスティミュラント及び土壌改良材からなる群から選択される1種以上である、情報処理方法。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の情報処理方法において、
さらに表示制御ステップを備え、
前記表示制御ステップでは、前記選定ステップで選定した前記第2の情報を、前記ユーザが所有する端末の画面を介して、前記ユーザが視認可能に表示させる、情報処理方法。
【請求項3】
請求項2に記載の情報処理方法において、
前記ユーザが所有する端末の画面には、第1のオブジェクトが表示され、
前記第1のオブジェクトは、操作することで前記適用物を購入することが可能な購入画面への遷移をする、情報処理方法。
【請求項4】
請求項1に記載の情報処理方法において、
さらに表示制御ステップを備え、
前記表示制御ステップでは、前記第1の情報の少なくとも一部を、前記ユーザが所有する端末の画面を介して、前記ユーザが視認可能に表示させる、情報処理方法。
【請求項5】
請求項4に記載の情報処理方法において、
前記表示制御ステップでは、前記農地の土壌の分析結果に関する情報を、前記ユーザが所有する端末の画面を介して、前記ユーザが視認可能に表示させる、情報処理方法。
【請求項6】
請求項1に記載の情報処理方法において、
さらに収穫物受付ステップと、特典付与ステップと、を備え、
前記収穫物受付ステップでは、前記ユーザの前記農地で収穫された作物に関する情報を第3の情報として受け付け、
前記特典付与ステップでは、前記第3の情報を受け付けたことを条件として、前記ユーザに対しての特典を付与する、情報処理方法。
【請求項7】
請求項1に記載の情報処理方法において、
前記参照情報は、少なくとも、前記土壌及び/又は栽培中の作物の状態と、前記農地に対して適用する適用物と、が関連付けられて学習された学習済みモデルである、情報処理方法。
【請求項8】
請求項7に記載の情報処理方法において、
前記学習済みモデルは、さらに、前記ユーザの前記農地で収穫された作物に関する情報が関連付けられて学習されたものである、情報処理方法。
【請求項9】
少なくとも1つの装置により構成される情報処理システムであって、
請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の情報処理方法の各ステップがなされるようにプログラムを実行可能な、少なくとも1つのプロセッサを備える、情報処理システム。
【請求項10】
プログラムであって、
少なくとも1つのコンピュータに、請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の情報処理方法の各ステップを実行させる、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理方法、情報処理システム及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、安定的に農作物を得るための技術が開発されてきている。たとえば、特許文献1には、有機農法や自然農法による農作物の栽培に適した土壌かを診断可能な土壌診断方法が開示されている。この特許文献1に開示された方法においては、所定の手法によって算出される循環活性指標と、土壌における土壌バクテリア数と、を用いて土壌診断を行うという特徴がある。
【0003】
また、特許文献2には、作物の栽培履歴を管理するための栽培履歴明細チェック処理方法が開示されている。この方法における明細項目では、使用した肥料や農薬を登録する仕組みを有しており、これによって所定の指針に沿っているか否かの判断を行うことができるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2010/107121号パンフレット
特開2018-190058号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
農業分野においては依然として作物の収量を上げる要請がある反面、熟練した農家の数も限られるという実情もある。本発明者らが検討したところ、とくに農業経験の浅い農家は、適切な肥料や農薬等を選定しづらい場面も多く、従来の技術ではこのような問題を解決することができなかった。
【0006】
本発明では上記事情に鑑み、農地に適用する適用物を効率的に選定することができる情報処理方法等を提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様によれば、情報処理システムによって実行される情報処理方法が提供される。この情報処理方法は、受付ステップと、選定ステップと、を備える。受付ステップでは、ユーザの、農地の土壌の分析結果に関する情報及び農地で栽培中の作物の観察結果に関する情報の少なくとも一つを第1の情報として受け付ける。選定ステップでは、受付ステップで受け付けた第1の情報と、予め設定された参照情報と、に基づいて、ユーザの農地に適用する適用物を第2の情報として選定する。ここで、参照情報は、少なくとも、土壌及び/又は栽培中の作物の状態と、農地に対して適用する適用物と、が関連付けられた情報を含む。適用物は、肥料、農薬、バイオスティミュラント及び土壌改良材からなる群から選択される1種以上である。
【0008】
上記態様によれば、農地に適用する適用物を効率的に選定することができる情報処理方法等が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る情報処理システム1を表す構成図である。
第1のユーザ端末2のハードウェア構成を示すブロック図である。
サーバ3のハードウェア構成を示すブロック図である。
第2のユーザ端末4のハードウェア構成を示すブロック図である。
サーバ3における制御部33等によって実現される機能を示すブロック図である。
本実施形態にかかる情報処理の流れを示すアクティビティ図である。
第1のユーザ端末2の画面(表示部24)に表示される、メニュー画面の一例である。
第1のユーザ端末2の画面(表示部24)に表示される、第2の情報に関する表示画面である。
第1のユーザ端末2の画面(表示部24)に表示される、農地の土壌の分析結果に関する表示画面である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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