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公開番号
2024060020
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-05-01
出願番号
2024035506
出願日
2024-03-08
発明の名称
歯ブラシ
出願人
個人
代理人
主分類
A46B
13/08 20060101AFI20240423BHJP(ブラシ製品)
要約
【課題】現在、私たちは正確で確実なブラッシングができる歯ブラシを提供する。
【解決手段】本発明は、歯ブラシ8の頭部2とブラシ部3とを分離し、ブラシ部3を植毛しているブラシ台部4を頭部2に形成するスライド部5内でスライドさせる構造で解決を図るものである。つまり、使用者の手の動きと連動するブラシ台部4の幅とスライドするスライド部5の幅との差であり、使用者の手が動く幅とブラシ台部4が動く幅との差を応用するものである。本発明の頭部構造1は、手の動きとブラシ台部4の動きの時間差が小刻みで細かく振動させる正確で確実なブラッシングを実現する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
歯ブラシ(8)の頭部(2)に形成されているブラシ部(3)をスライドさせる頭部構造(1)であって、
前記ブラシ部(3)は、ブラシ台部(4)に植毛されており、
前記頭部構造(1)は、前記頭部(2)と、前記ブラシ台部(4)と、から構成されており、
前記頭部構造(1)は、前記頭部(2)と、前記ブラシ台部(4)と、が分離して形成されており、
前記頭部(2)は、前記ブラシ台部(4)を収納し保持する機能を備えるスライド部(5)を形成しており、
前記ブラシ台部(4)は、前記スライド部(5)の内側部分に配置されており、
前記ブラシ台部(4)は、前記スライド部(5)の内側部分をスライドするように構成されており、
前記スライド部(5)は、前記ブラシ部(3)が移動する部分である開口部(6)を形成しており、
前記スライド部(5)は、内側部分に空間部(7)を形成しており、
前記空間部(7)は、前記ブラシ台部(4)と、前記スライド部(5)と、の間に形成しており、
前記ブラシ台部(4)は、前記空間部(7)を移動するように構成されており、
前記空間部(7)は、前記空間部(7)から前記頭部(2)を貫通する空隙部(7a)を形成しており、
前記スライド部(5)は、前記歯ブラシ(8)の長手方向に前記空間部(7)を形成しており、
前記スライド部(5)は、前記ブラシ台部(4)を前記歯ブラシ(8)の長手方向にスライドさせることを特徴とする前記頭部構造(1)。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記スライド部(5)は、前記歯ブラシ(8)の短手方向に前記空間部(7)を形成しており、
前記スライド部(5)は、前記ブラシ台部(4)を前記歯ブラシ(8)の短手方向にスライドさせることを特徴とする請求項1記載の頭部構造(1)。
【請求項3】
前記スライド部(5)は、前記歯ブラシ(8)の長手方向に前記空間部(7)を形成しており、
前記スライド部(5)は、前記歯ブラシ(8)の短手方向に前記空間部(7)を形成しており、
前記スライド部(5)は、前記ブラシ台部(4)を前記歯ブラシ(8)の長手方向や短手方向にスライドさせることを特徴とする請求項1記載の頭部構造(1)。
【請求項4】
前記スライド部(5)は、前記歯ブラシ(8)の長手方向に前記空間部(7)を形成しており、
前記スライド部(5)は、前記歯ブラシ(8)の短手方向に前記空間部(7)を形成しており、
前記スライド部(5)は、前記歯ブラシ(8)の厚手方向に前記空間部(7)を形成しており、
前記スライド部(5)は、前記ブラシ台部(4)を前記歯ブラシ(8)の長手方向や短手方向や厚手方向にスライドさせることを特徴とする請求項1記載の頭部構造(1)。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブラシ部がスライドする歯ブラシの頭部構造に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
現在、歯周病は、痛みもすくなく直接命に関わる病気でもなく、生活習慣病の中でも余り重要視する傾向にないのが現状であるが、全身の疾患に関係している原因であることが認識されはじめている。
また、歯周病の予防には、毎日の歯磨きや、歯科医による定期的なプラークや歯石などの除去が不可欠なことは周知されている。
【0003】
まず、歯磨きは、人が自ら行う口腔ケアの一つであり、歯ブラシを手に持ち歯の汚れを落とし歯茎をマッサージする大切な行為である。
また、歯ブラシを用いて歯を磨くブラッシングは、歯や歯茎に対するブラシの角度や動かし方により、複数の方法がある。
第一の方法は、歯に対して45度の角度で毛先を歯に当て、細かく振動させると共に毛先を回転させる方法である、比較的推奨されているチャーターズ法である。
第二の方法は、歯に対して45度の角度で毛先を歯と歯茎との間に当て前後に小刻みに動かすバス法がある。
第三の方法は、歯に対して90度の角度で毛先を歯と歯茎との間に当て前後に小刻みに動かすスクラブ法がある。
第四の方法は、歯ブラシの毛先を歯茎に平行に当て、歯茎から歯の先端に向かって回転させるロール法がある。
その他、毛先を弛緩に挿入し振動させる方法や、毛先を円運動させる方法、毛先で歯と歯茎との間をつつき挿入せる爪楊枝法など、多様なブラッシングの方法がある。
一方で、ブラシの振動や回転運動を利用する電動歯ブラシや超音波で歯垢を分解する超音波歯ブラシなども使用されている。
【0004】
しかしながら、使用者自ら手を動かすブラッシング法は、ブラシ部分を歯や歯間、歯茎に対して小刻みに動かし細かく振動させるブラッシングの手法が不可欠であり、使用者にとっては繊細で熟練を要する難易度が高い動作であり、理想的なブラッシング法と日常におこなわれている実際のブラッシングとの乖離が甚だしいのである。
一方、電動歯ブラシや超音波歯ブラシでのブラッシングは、高性能な振動や回転が歯を削り過ぎる弊害や歯茎を傷つけてしまうことなどが指摘され、使用者は歯や歯茎に対する圧力の調整を求められ、使用者にとっては繊細で熟練を要する歯磨きの手段である。
その対策として、電動歯ブラシは、改良を重ねセンサーを内蔵させアプリで管理する手段が採用されている。しかし、その経済性が疑問視されている。
一方、手を使用する歯ブラシは、ブラシの頭部のサイズの大小やブラシの配列の改良や極細の毛の採用がされているが、歯ブラシとして構造や使用形態に変化は無いのが現状である。
つまり、今日、多くの虫歯や歯周病が蔓延していることが示しているように、人々は適切なブラッシングを実行できていないのである。
【0005】
そこで、特開第2000-116438号公報の提案である。
この提案は、歯ブラシの握り部と歯ブラシ本体の毛先固定部がスライドし、手の動き幅に比べて毛先の動き幅が握り部に形成している切込みの幅部分の長さだけを小さくなることで解決を図るものである。
つまり、歯ブラシ本体の毛先固定部に設けたストパーが握り部の中で、切込み部の範囲内で縦向きにスライドするものであり、歯茎を痛めない歯ブラシを実現するものである。
【0006】
さらに、特開第2000-157340号公報の提案である。
この提案は、歯磨きの動作におけるブラシ部の動きをゆるやかでかつ、手の動きをより補助的にする提案である。
つまり、ブラシが植設された柄部に取り付けた前後の収支部に、柄部に取り付けた把握部の前後のクッション部材が反発することで、手の動きを緩やかにすると共に前後運動を補助する効果がマッサージ動作を実現するものである。
【0007】
これらの提案は、従来からの歯ブラシの改良に見受けられない視点からの改良であり、歯科医が推奨する歯ブラシの毛先の動き幅に対して使用者の手の動き幅が一致しないことに着目する、ブラッシングの際の基本的な問題の解決を図る提案である。
【0008】
しかしながら、第一の提案である握り部の切込み部の内部に在る歯ブラシ本体がスライドする構造は、ブラシ部と歯ブラシとが一体となっている長い構造をスライドさせる際に必要とされる力が必然的に歯や歯茎を圧迫してしまうことである。
つまり、残念なことに歯磨き時の一番の問題点である、使用者の手が与える歯や歯茎に対する圧力の問題に対する対策が欠けているのである。
【0009】
しかしながら、第二の提案であるクッション部材の反発を利用する歯ブラシの前後運動を目的とする構造であるが、クッション部材の反発する力を得ようとすると歯ブラシを強く押し付けて動かすことが求められ必然的に歯や歯茎を圧迫してしまうことである。
つまり、残念なことに歯磨き時の一番の問題点である、使用者の手が与える歯や歯茎に対する圧力の問題に対する対策が欠けているのである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特開第2000-116438号公報
特開第2000-157340号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
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