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公開番号2025067008
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023176639
出願日2023-10-12
発明の名称ブラシ用の毛材、及び、ブラシ
出願人株式会社シンニチコーポレーション
代理人個人
主分類A46D 1/00 20060101AFI20250417BHJP(ブラシ製品)
要約【課題】撓みにくさを向上させたブラシ用の毛材を実現する。
【解決手段】ブラシ用の毛材1は、複数の毛2と、複数の毛2の付け根側部分2aのみを互いに接続する付け根接続部3とを備え、複数の毛2と付け根接続部3とが同一材料の一体成形品として構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
ブラシ用の毛材であって、
複数の毛と、
前記複数の毛の付け根側部分のみを互いに接続する付け根接続部とを備え、
前記複数の毛と前記付け根接続部とが同一材料の一体成形品として構成された、ブラシ用の毛材。
続きを表示（約 230 文字）【請求項２】
請求項１に記載のブラシ用の毛材と、
複数の前記毛材が植え付けられた植毛面を有する毛材支持部とを備えた、ブラシ。
【請求項３】
前記毛材支持部では、前記毛材の前記付け根側部分及び前記付け根接続部が、前記植毛面に形成された凹部に植え付けられ、
前記付け根接続部の一部は、前記凹部から外側に露出している、請求項２に記載のブラシ。
【請求項４】
当該ブラシは歯ブラシである、請求項２又は３に記載のブラシ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、歯ブラシなどに用いられるブラシ用の毛材等に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、様々なブラシ用の毛材が開発されている。特許文献１には、先端部が分岐した用毛を有する第一の毛束が植設された第一の毛束群と、第一の毛束群の周囲を囲み、先端部が分岐していない用毛を備える第二の毛束が植設された第二の毛束群とを備えた歯ブラシが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許６６２１４９７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、歯ブラシなどのブラシの使用時に、ブラシ用の毛材が歯などの物体に押し付けられると毛材は撓む。この撓みにより、ブラシを繰り返し使用すると、毛材は徐々にへたっていく。本願の発明者は、毛材をへたりにくくするために、毛材の撓みにくさを向上させる構造を考え出した。
【０００５】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、撓みにくさを向上させたブラシ用の毛材を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上述の課題を解決するべく、第１の発明は、ブラシ用の毛材であって、複数の毛と、複数の毛の付け根側部分のみを互いに接続する付け根接続部とを備え、複数の毛と付け根接続部とが同一材料の一体成形品として構成されている。
【０００７】
第２の発明は、第１の発明のブラシ用の毛材と、複数の毛材が植え付けられた植毛面を有する毛材支持部とを備えた、ブラシである。
【０００８】
第３の発明は、第２の発明において、毛材支持部では、毛材の付け根側部分及び付け根接続部が、植毛面に形成された凹部に植え付けられ、付け根接続部の一部は、凹部から外側に露出している。
【０００９】
第４の発明は、第２又は第３の発明において、当該ブラシは歯ブラシである。
【発明の効果】
【００１０】
本発明は、複数の毛と付け根接続部とが同一材料の一体成形品として構成された、ブラシ用の毛材である。この毛材では、複数の毛の付け根側部分が、付け根接続部によって互いに接続されている。そのため、ブラシの使用時に、この毛材が歯などの物体に押し付けられた際に、付け根接続部が、各毛の付け根側部分が撓むことに抵抗する。本発明によれば、撓みにくさを向上させたブラシ用の毛材を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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