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公開番号
2025073980
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2024098772
出願日
2024-06-19
発明の名称
歯ブラシ
出願人
個人
代理人
個人
主分類
A46B
9/04 20060101AFI20250502BHJP(ブラシ製品)
要約
【課題】歯磨剤の不足やつけ過ぎを抑えることが可能な歯ブラシを提供する。
【解決手段】植毛面に複数の植毛穴10が設けられたヘッド部4を備え、複数のフィラメントからなる毛束12が植毛穴10に植設された歯ブラシ1であって、毛束12は、互いにフィラメントの色が異なる第1色の毛束12aと第2色の毛束12bとからなり、第1色の毛束12aは、複数の植毛穴10におけるヘッド部4の最も先端側又は最も後端側から後端側又は先端側に向かって特定の長さの範囲の植毛穴10に植設され、第2色の毛束12bは、第1色の毛束12aが植設された植毛穴10以外の植毛穴10に植設され、特定の長さは、チューブ体に収容された歯磨剤がチューブ体から外部に押し出された際に、使用者にとって適量となる長さに設定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ヘッド部と、当該ヘッド部が有する平面から垂直方向に延びる毛束と、を備える歯ブラシであって、
前記毛束は、互いに色が異なる第1色の毛束と第2色の毛束とからなり、
前記第1色の毛束は、前記ヘッド部の最も先端側又は最も後端側から後端側又は先端側に向かって特定の長さの範囲に配置され、
前記第2色の毛束は、前記平面における前記第1色の毛束が配置された領域以外の領域に配置され、
前記特定の長さは、チューブ体に収容された歯磨剤が当該チューブ体から外部に押し出された際に、使用者にとって適量となる長さに設定されている、歯ブラシ。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
請求項1記載の歯ブラシにおいて、
前記ヘッド部の大きさ及び前記特定の長さは、前記歯ブラシの対象年齢に応じて設定され、対象年齢が小さいほど前記特定の長さを短くする、歯ブラシ。
【請求項3】
請求項1記載の歯ブラシにおいて、
前記第1色は黒色であり、前記第2色は白色である、歯ブラシ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、歯ブラシに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に記載された歯ブラシが提案されている。特許文献1に記載された歯ブラシは、歯ブラシ本体の前端部にフィラメントの束が複数植毛される植毛部に、その長手方向の前端及び後端に植毛部の長手方向と略直角に少なくとも2以上のフィラメントの束かなる前端部束群及び後端部束群を、長手方向の両端縁に沿ってそれぞれ端縁部束群を、この前後端部束群間と両端縁部束群間の中間に中間部束群を、それぞれの束群を容易に識別できるように異なった色調のフィラメントの束で各束群を構成して植毛する、というものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3089605号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、多くの歯磨剤には、う蝕予防成分としてフッ化物が含まれている。しかしながら、口腔内でブラッシングする際に、唾液により希釈されてしまいフッ化物濃度が低下する。フッ化物濃度が低下すると、う蝕予防効果が低下するおそれがある。加えて、歯磨剤のつけ過ぎはよくないと思い込んでいる人達が少なからず存在し、そのような人達は、歯ブラシに付ける歯磨剤の量が比較的少ないと考えられる。このようなことから、口腔内のフッ化物濃度が腔内で適切な濃度に足りていない人が多いのが現状である。その一方で、歯磨剤のつけ過ぎによるフッ化物の過剰な量の摂取は、好ましくないという研究もある。このため、フッ化物濃度を適切に保つには、あらかじめ歯ブラシに対して、年齢に応じた適切な量の歯磨剤をつけることが必要になる。
【0005】
例えば、幼い子供の歯磨き時には、親が介助することが多いため、歯磨剤のつけ過ぎを抑えることができる。しかし、1人で歯磨きをする場合、年齢層ごとに適切な歯磨剤の量があるが、その適切な量が具体的にどの程度かを知らないため、歯ブラシに付ける歯磨剤の量が多すぎたり少なすぎたりすることが起こり得る。そこで、保護者でも子供自らでも歯磨剤の必要量を確認できるようにすることで、フッ化物不足によるう蝕予防効果の低下や過剰な量の摂取リスクを避けることができる、歯ブラシの出現が望まれる。
【0006】
本発明は、このような問題点を解決し、歯磨剤の不足やつけ過ぎを抑えることが可能な歯ブラシを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するため、本発明は、次に記載する構成を備える。
【0008】
(1) ヘッド部(例えば、ヘッド部4)と、当該ヘッド部が有する平面から垂直方向に延びる毛束(例えば、毛束12)と、を備える歯ブラシ(例えば、歯ブラシ1)であって、
前記毛束は、互いに色が異なる第1色の毛束(例えば、毛束12a)と第2色の毛束(例えば、毛束12b)とからなり、
前記第1色の毛束は、前記ヘッド部の最も先端側又は最も後端側から後端側又は先端側に向かって特定の長さ(例えば、長さT)の範囲に配置され、
前記第2色の毛束は、前記平面における前記第1色の毛束が配置された領域以外の領域に配置され、
前記特定の長さは、チューブ体に収容された歯磨剤が当該チューブ体から外部に押し出された際に、使用者にとって適量となる長さに設定されている、歯ブラシ。
【0009】
(1)によれば、第1色の毛束の領域の長さが、歯磨剤を載せる範囲の指標になっており、第1色の毛束にチューブから歯磨剤を載せることにより、使用者にとって適量の歯磨剤を歯ブラシに付けることができる。これにより、歯磨剤の不足や、つけ過ぎを抑えることが可能になる。
【0010】
(2) 前記ヘッド部の大きさ及び前記特定の長さは、前記歯ブラシの対象年齢に応じて設定され、対象年齢が小さいほど前記特定の長さを短くする、歯ブラシ。
(【0011】以降は省略されています)
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