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公開番号2025026707
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2024217361
出願日2024-12-12
発明の名称動物用ブラシ
出願人ライオン株式会社
代理人IBC一番町弁理士法人
主分類A46B 9/02 20060101AFI20250214BHJP(ブラシ製品)
要約【課題】ペットが嫌がらず心地よく、かつ好適にブラッシングできる動物用ブラシを提供する。
【解決手段】
動物用ブラシ1は、面形状を備える面形状を備えるベース部11と、ベース部の外周部12に固定され、複数本の第1ブラシ21を備える外周ブラシ部20と、ベース部の内周部13に固定されるとともに、複数本の第2ブラシ33を備える内周ブラシ部30と、を有し、第1ブラシは、外周ブラシ部の外方に向けて所定の傾斜角度θ1で傾斜しており、傾斜角度は、ベース部の高さ方向に対して5～20°であり、第2ブラシは、複数本の第2ブラシの中心から外方に傾斜している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
面形状を備えるベース部と、
前記ベース部の外周部に固定され、複数本の第１ブラシを備える外周ブラシ部と、
前記ベース部の内周部に固定されるとともに、複数本の第２ブラシを備える内周ブラシ部と、を有し、
前記第１ブラシは、前記外周ブラシ部の外方に向けて所定の傾斜角度で傾斜しており、
前記傾斜角度は、前記ベース部の高さ方向に対して５～２０°であり、
前記第２ブラシは、前記複数本の第２ブラシの中心から外方に傾斜している、動物用ブラシ。
続きを表示（約 100 文字）【請求項２】
前記ベース部には、平面方向に直交する方向に貫通する複数の孔部が設けられ、
複数の前記孔部の各々に挿入される凸部を備えるプレートをさらに有する、請求項１に記載の動物用ブラシ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、動物用ブラシに関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、ペットの室内飼育率が９割になり、ペットのボディの清潔さを保つために、動物用ブラシが使用される。動物用ブラシは、猫や犬のようなペットの被毛から抜け毛を取り除くためや、絡み合った毛を梳きほぐすために用いられる。
【０００３】
このような動物用ブラシとして、従来から様々なものが提案されている。例えば、下記特許文献１には、複数本の第１ブラシを備える外周部ブラシ部と、複数本の第１ブラシを備える内周ブラシ部と、前記各ブラシ部を保持するベース部と、を有する動物用ブラシが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
国際公開第２０２１／０６０７３３号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本発明の発明者等は、鋭意検討した結果、第１ブラシ及び第２ブラシの各々をベース部から傾斜して延在させることにより、より優しい力でブラッシングすることができ、これによりペットが嫌がることのないように心地よくブラッシングできることを見出した。
【０００６】
本発明は、ペットが嫌がらず心地よく、かつ好適にブラッシングできる動物用ブラシを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
【０００８】
（１）
面形状を備えるベース部と、
前記ベース部の外周部に固定され、複数本の第１ブラシを備える外周ブラシ部と、
前記ベース部の内周部に固定されるとともに、複数本の第２ブラシを備える内周ブラシ部と、を有し、
前記第１ブラシは、前記外周ブラシ部の外方に向けて所定の傾斜角度で傾斜しており、
前記傾斜角度は、前記ベース部の高さ方向に対して５～２０°であり、
前記第２ブラシは、前記複数本の第２ブラシの中心から外方に傾斜している、動物用ブラシ。
【０００９】
（２）
前記ベース部には、平面方向に直交する方向に貫通する複数の孔部が設けられ、
複数の前記孔部の各々に挿入される凸部を備えるプレートをさらに有する、（１）に記載の動物用ブラシ。
【発明の効果】
【００１０】
上述の動物用ブラシによれば、第１ブラシがベース部の高さ方向に対して５～２０°の傾斜角度で傾斜しているため、ブラッシングの際に第１ブラシが外方に倒れやすくなり、優しい力でブラッシングできるため、ペットがブラッシングを嫌がることを抑制することができる。また、上述の動物用ブラシによれば、第２ブラシが複数本の第２ブラシの中心から外方に傾斜しているため、ブラッシングの際に第２ブラシが複数本の第２ブラシの中心から外方に倒れやすくなり、ペットに対して所望の圧力を付与して好適にマッサージすることができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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