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公開番号
2025026245
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023203876
出願日
2023-12-01
発明の名称
歯ブラシ
出願人
個人
代理人
弁理士法人岡田特許事務所
主分類
A46B
9/04 20060101AFI20250214BHJP(ブラシ製品)
要約
【課題】歯等への悪影響を与える恐れを軽減する適切な刷掃を行うことが可能な歯ブラシを提供することである。
【解決手段】頭部110の表面に突設された、作業部である前方ブラシ群120a、および毛束若しくは毛束群または毛束若しくは毛束群以外の部材から構成される安定部である後方ブラシ群120bを備え、互いが頭部110の延出方向に沿った配列方向を長手方向とするもの、および互いが頭部110の延出方向に交差する方向に沿った配列方向を長手方向とするもの、の少なくともいずれか一方を含み、頭部110の延出方向に沿って配列されている前方ブラシ群120aおよび後方ブラシ群120bは、互いに離隔しており、頭部110の延出方向に交差する方向に沿って配列されている作業部である前方毛束群122aまたは前方毛束群123a、および安定部である前方毛束群121aは、頭部110の延出方向視で、一方が他方に対して傾斜している、歯ブラシ101。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
頭部の表面に突設された、毛束または毛束群から構成される作業部、および、毛束若しくは毛束群または毛束若しくは毛束群以外の部材から構成される安定部を備え、
前記作業部および前記安定部は、
互いが前記頭部の延出方向に沿った配列方向を長手方向とするもの、および
互いが前記頭部の延出方向に交差する方向に沿った配列方向を長手方向とするもの、
の少なくともいずれか一方を含み、
前記頭部の延出方向に沿って配列されている前記作業部および前記安定部は、互いに離隔しており、
前記頭部の延出方向に交差する方向に沿って配列されている前記作業部および前記安定部は、前記頭部の延出方向視で、一方が他方に対して傾斜している、
歯ブラシ。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記作業部および前記安定部の組は、
前記頭部の延出方向に沿って配列されているもの、および
前記頭部の延出方向に交差する方向に沿って配列されているもの、
の両方を含み、
前記頭部の延出方向に沿って配列されている前記作業部が形成する刷掃面と
前記頭部の延出方向に沿って配列されている前記安定部が形成する刷掃面とは同一高であり、
前記頭部の延出方向に交差する方向に沿って配列されている前記作業部が形成する刷掃面は、前記頭部の延出方向視で、前記頭部の延出方向に交差する方向に沿って配列されている前記安定部が形成する刷掃面よりも高い位置にある、
請求項1に記載の歯ブラシ。
【請求項3】
前記頭部の延出方向に交差する方向に沿って配列されている前記作業部は、
前記頭部の延出方向視で、前記頭部の延出方向に交差する方向に沿って配列されている前記安定部に対して、対称を成すように形成されている、
請求項2に記載の歯ブラシ。
【請求項4】
前記作業部および前記安定部の組は、
前記頭部の延出方向に沿って配列されているもののみを含み、
前記頭部の延出方向に沿って配列されている前記作業部が形成する刷掃面と
前記頭部の延出方向に沿って配列されている前記安定部が形成する刷掃面とは、同一高であり、
前記頭部の延出方向に交差する方向に沿って配列されている前記作業部が形成する刷掃面は、前記頭部の表面に平行な方向視で、前記頭部の延出方向に交差する方向に沿って配列されている前記安定部が形成する刷掃面よりも、前記頭部の延出方向に交差する方向に沿った寸法が大きい、
請求項1に記載の歯ブラシ。
【請求項5】
前記作業部および前記安定部の刷掃面の各々は、
前記頭部の表面に平行な平面視で、前記頭部の先端から後端に向かうにつれて、前記頭部の延出方向に交差する方向に沿った寸法が大きくなっている、
請求項4に記載の歯ブラシ。
【請求項6】
前記頭部を操作するための把柄部と、
前記頭部と前記把柄部とを繋ぐ頸部とを備え、
前記頸部は、前記頭部を、前記頭部の延出方向視で、前記頭部の延出方向に直交する2つの方向の各々に沿ってシフトした位置であって、前記頭部の表面が前記把柄部と相対する側となるような位置にて、前記把柄部と繋いでいる、
請求項1または4に記載の歯ブラシ。
【請求項7】
前記頭部を操作するための把柄部と、
前記頭部と前記把柄部とを繋ぐ頸部とを備え、
前記頸部は、前記頭部を、前記頭部の延出方向視で、前記頭部の延出方向に直交する2つの方向の各々に沿ってシフトした位置であって、前記頭部の表面が前記把柄部と相対する側となるような位置にて、前記把柄部と繋いでおり、
前記作業部および前記安定部の刷掃面の各々は、
前記頭部の表面に平行な平面視で、前記頭部の先端から後端に向かうにつれて、前記頭部の延出方向に交差する方向に沿った寸法が大きくなっている、
請求項1または4に記載の歯ブラシ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、歯ブラシに関し、特に適切な刷掃を行うためものに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、歯ブラシは、虫歯や歯周病の予防のために種々の構成を有する。例えば、特許文献1には、歯の形状に応じた適切な歯磨きを可能とすることを目的とし、頭部の形状や毛束群の配置を考慮した歯ブラシとして、頭部の長手方向の一方の辺から他方の辺に渡った隙間を隔てて、複数の毛束からなる毛束群が複数配置され、その隙間は、毛束群を構成する複数の毛束の間隔よりも広いものとした構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-94183号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように、歯ブラシが虫歯や歯周病の予防を考慮した構成を有していても、以下のように、使用者による刷掃によって歯や歯茎に悪影響を与えてしまうことがある。
すなわち、近年、社会の口腔清潔意識の高揚に伴って、歯ブラシ使用者が過度な刷掃をすることにより歯と歯肉の境界付近に於いて歯肉の退縮と露出した歯(セメント質)の歯ブラシによる摩耗さらには喫状欠損(実質欠損)が散見されることを、本発明者は見出した。
【0005】
しかしながら、上記従来の歯ブラシには、楔状欠損のように、不適切な刷掃に基づく歯または歯列および歯茎への悪影響が考慮されていなかった。
【0006】
それゆえに、この発明の主たる目的は、過度の歯ブラシ刷掃による摩耗、楔状欠損が頻繁にみられる実情に鑑み、過度の歯ブラシ刷掃による歯または歯列および歯茎への悪影響を与える恐れを軽減する適切な刷掃を行うことが可能な歯ブラシを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の本発明は、頭部の表面に突設された、毛束または毛束群から構成される作業部、および、毛束若しくは毛束群または毛束若しくは毛束群以外の部材から構成される安定部を備え、前記作業部および前記安定部は、互いが前記頭部の延出方向に沿った配列方向を長手方向とするもの、および互いが前記頭部の延出方向に交差する方向に沿った配列方向を長手方向とするもの、の少なくともいずれか一方を含み、前記頭部の延出方向に沿って配列されている前記作業部および前記安定部は、互いに離隔しており、前記頭部の延出方向に交差する方向に沿って配列されている前記作業部および前記安定部は、前記頭部の延出方向視で、一方が他方に対して傾斜している、歯ブラシである。
このような本発明は、以下のように要約される。すなわち、歯ブラシに作業部と安定部をいう概念を組込んだことにより、歯ブラシの圧が歯列の突出部に集中することを回避し、且つ、凹凸の激しい歯列面を刷掃するに当たって、歯ブラシ頭部の動揺(ピッチング、ローリング)を防ぎながら歯ブラシの刷掃面が歯面の豊隆面を含むすべての面の接線(接面)に対して常時垂直に当たるように配慮したものである。
【0008】
第2の本発明は、前記作業部および前記安定部の組は、前記頭部の延出方向に沿って配列されているもの、および前記頭部の延出方向に交差する方向に沿って配列されているもの、の両方を含み、前記頭部の延出方向に沿って配列されている前記作業部が形成する刷掃面と前記頭部の延出方向に沿って配列されている前記安定部が形成する刷掃面とは同一高であり、前記頭部の延出方向に交差する方向に沿って配列されている前記作業部が形成する刷掃面は、前記頭部の延出方向視で、前記頭部の延出方向に交差する方向に沿って配列されている前記安定部が形成する刷掃面よりも高い位置にある、第1の本発明の歯ブラシである。
【0009】
第3の本発明は、前記頭部の延出方向に交差する方向に沿って配列されている前記作業部は、前記頭部の延出方向視で、前記頭部の延出方向に交差する方向に沿って配列されている前記安定部に対して、対称を成すように形成されている、第2の本発明の歯ブラシである。
【0010】
第4の本発明は、前記作業部および前記安定部の組は、前記頭部の延出方向に沿って配列されているもののみを含み、前記頭部の延出方向に沿って配列されている前記作業部が形成する刷掃面と前記頭部の延出方向に沿って配列されている前記安定部が形成する刷掃面とは、同一高であり、前記頭部の延出方向に交差する方向に沿って配列されている前記作業部が形成する刷掃面は、前記頭部の表面に平行な方向視で、前記頭部の延出方向に交差する方向に沿って配列されている前記安定部が形成する刷掃面よりも、前記頭部の延出方向に交差する方向に沿った寸法が大きい、第1の本発明の歯ブラシである。
(【0011】以降は省略されています)
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