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公開番号
2024165445
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023081657
出願日
2023-05-17
発明の名称
舌ブラシ
出願人
有限会社ゼン・コーポレーション
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A46B
9/02 20060101AFI20241121BHJP(ブラシ製品)
要約
【課題】舌への圧力を分散することで嘔吐反応を抑えることが可能な舌ブラシの提供。
【解決手段】舌の表面に当接させて舌苔を掻き取るためのブラシ部2を有する舌ブラシ1Aであって、ブラシ部2は、中央部分2Aとその周囲部分2Bとが、硬さの異なる第1の硬さのブラシ毛3Aと、第1の硬さのブラシ毛3Aよりも柔らかい第2の硬さのブラシ毛3Bとから構成されたものであり、中央部分2Aまたは周囲部分2Bのうち、舌の表面に先に当接する部分が第2の硬さのブラシ毛3Bで構成され、後に当接する部分が第1の硬さのブラシ毛3Aで構成された舌ブラシ1Aである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
舌の表面に当接させて舌苔を掻き取るためのブラシ部を有する舌ブラシであって、
前記ブラシ部は、中央部分とその周囲部分とが、硬さの異なる第1の硬さのブラシ毛と、前記第1の硬さのブラシ毛よりも柔らかい第2の硬さのブラシ毛とから構成されたものであり、前記中央部分または前記周囲部分のうち、前記舌の表面に先に当接する部分が前記第2の硬さのブラシ毛で構成され、後に当接する部分が前記第1の硬さのブラシ毛で構成された舌ブラシ。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記ブラシ部の表面が凸状であり、
前記中央部分が前記第2の硬さのブラシ毛で構成され、前記周囲部分が前記第1の硬さのブラシ毛で構成された
請求項1記載の舌ブラシ。
【請求項3】
前記ブラシ部の表面が平坦状であり、
前記周囲部分が前記第2の硬さのブラシ毛で構成され、前記中央部分が前記第1の硬さのブラシ毛で構成された
請求項1記載の舌ブラシ。
【請求項4】
前記ブラシ部の表面全体が前記舌の表面に密着した際に、前記ブラシ部から前記舌の表面に掛かる圧力が均等となるように前記第1の硬さのブラシ毛および前記第2の硬さのブラシ毛が調整された請求項1から3のいずれか1項に記載の舌ブラシ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、舌の表面に当接させて舌苔を掻き取るための舌ブラシに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
口臭の原因となる舌苔を除去するものとして、例えば特許文献1には舌苔除去具が開示されている。この舌苔除去具は、舌の表面と当接して舌苔を掻き取るための円錐形突起と円筒形突起を一定の割合で配列して形成したブラシ部と、該ブラシ部を挿着すべく円形状の溝を形成したブラシ保持部と当該ブラシ保持部の後端側にブラシ保持部を把持するための首部および柄部を一方向に形成し、さらにブラシ保持部の先端側裏面にスキージ部を形成して構成されたものである。
【0003】
この舌苔除去具を使用して舌の表面に付着している舌苔を除去するようにすれば、エラストマ樹脂製のブラシ部において円錐形突起の円錐部が滑らかに舌に当接し、円筒形突起の円筒角部が確実に舌に当接すると共に、当該舌苔除去具を構成するブラシ保持部と首部と柄部およびスキージ部が適度な弾力性を有した軟質樹脂にて一体形成されているため、舌に圧迫感や掻爬感を残すことなく安全かつ十分に舌苔を掻き取って除去することができるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
登録実用新案第3164878号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、舌苔を掻き取る際の問題点としては、上記圧迫感や掻爬感の他、嘔吐感や痛みが挙げられる。舌は圧迫すると嘔吐反射が出るが、特に一点や狭い範囲を圧迫するとより強い反応が出やすい。
【0006】
そこで、本発明においては、舌への圧力を分散することで嘔吐反応を抑えることが可能な舌ブラシを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の舌ブラシは、舌の表面に当接させて舌苔を掻き取るためのブラシ部を有する舌ブラシであって、ブラシ部は、中央部分とその周囲部分とが、硬さの異なる第1の硬さのブラシ毛と、第1の硬さのブラシ毛よりも柔らかい第2の硬さのブラシ毛とから構成されたものであり、中央部分または周囲部分のうち、舌の表面に先に当接する部分が第2の硬さのブラシ毛で構成され、後に当接する部分が第1の硬さのブラシ毛で構成されたものである。
【0008】
舌は柔軟性があり形状が変化する。舌ブラシのブラシ部を舌に密着させるためには、ブラシ部を舌に押し付ける必要がある。本発明の舌ブラシでは、ブラシ部を舌に押し付けた際に第1の硬さのブラシ毛よりも柔らかい第2の硬さのブラシ毛が舌の表面に先に当接して撓み、圧力を逃がすので、舌への圧力が分散されるとともに、次いで舌の表面に当接する硬い第1の硬さのブラシ毛が柔らかい第2の硬さのブラシ毛の必要以上の変形を抑え、ブラシ部の表面全体が舌の表面に密着する。
【0009】
なお、舌ブラシを舌に当てる際、一般に舌の表面は中央部が凹んだ凹状となっている。そのため、ブラシ部の表面が凸状である場合には、ブラシ部の中央部分が舌の凹状の表面の中央部に当接し、次いでブラシ部の周囲部分が舌の凹状の表面の中央部に当接するので、中央部分が第2の硬さのブラシ毛で構成され、周囲部分が第1の硬さのブラシ毛で構成されたものであることが望ましい。これにより、表面が凸状であるブラシ部を舌に押し付けた際に第1の硬さのブラシ毛よりも柔らかい第2の硬さのブラシ毛が舌の凹状の表面の中央部に先に当接して撓み、圧力を逃がすので、舌への圧力が分散されるとともに、次いで舌の凹状の表面の周囲部に当接する硬い第1の硬さのブラシ毛が柔らかい第2の硬さのブラシ毛の必要以上の変形を抑え、ブラシ部の表面全体が舌の表面に密着する。
【0010】
また、ブラシ部の表面が平坦状である場合には、先にブラシ部の周囲部分が舌の凹状の表面の周囲部に当接し、次いでブラシ部の中央部分が舌の凹状の表面の中央部に当接するので、周囲部分が第2の硬さのブラシ毛で構成され、中央部分が第1の硬さのブラシ毛で構成されたものであることが望ましい。これにより、表面が平坦状であるブラシ部を舌に押し付けた際に第1の硬さのブラシ毛よりも柔らかい第2の硬さのブラシ毛が舌の凹状の表面の周囲部に先に当接して撓み、圧力を逃がすので、舌への圧力が分散されるとともに、次いで舌の凹状の表面の中央部に当接する硬い第1の硬さのブラシ毛が柔らかい第2の硬さのブラシ毛の必要以上の変形を抑え、ブラシ部の表面全体が舌の表面に密着する。
(【0011】以降は省略されています)
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