特許ウォッチ

公開番号2025073175
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023183705
出願日2023-10-26
発明の名称ブラシ
出願人株式会社マンダム
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類A46B 5/02 20060101AFI20250502BHJP(ブラシ製品)
要約【課題】利用時の持ちやすさの向上を図ることが可能なブラシを提供する。
【解決手段】ブラシ100は、基部1と、基部1から突出する複数の突起部2とを備える。基部1は、複数の球状部11が円環状に繋がれるように設けられており、隣接する球状部11の間が凹部12を構成している。ブラシ100は、基部1の前方側(X1方向側)に複数の突起部2が配置され、基部1の後方側(X2方向側)からユーザが把持可能に構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
基部と、
前記基部から突出する複数の突起部とを備えるブラシであって、
前記基部は、複数の球状部が環状に繋がれるように設けられており、隣接する球状部の間が凹部を構成し、
前記基部の一方側に前記複数の突起部が配置され、前記基部の他方側からユーザが把持可能に構成されていることを特徴とするブラシ。
続きを表示（約 460 文字）【請求項２】
請求項１に記載のブラシにおいて、
前記球状部は、球体状または楕円体状に形成され、
前記凹部は、円環溝状に形成されていることを特徴とするブラシ。
【請求項３】
請求項１に記載のブラシにおいて、
前記球状部は、半球体状または半楕円体状に形成され、平坦面部が一方側を向くように配置され、
前記凹部は、半円弧溝状に形成されていることを特徴とするブラシ。
【請求項４】
請求項２または３に記載のブラシにおいて、
前記隣接する球状部の境界部は、前記凹部の延びる方向と直交する断面が円弧状に形成されていることを特徴とするブラシ。
【請求項５】
請求項１～３のいずれか１つに記載のブラシにおいて、
前記複数の球状部は、円環状に繋がれるように設けられていることを特徴とするブラシ。
【請求項６】
請求項１～３のいずれか１つに記載のブラシにおいて、
頭皮のマッサージ用であることを特徴とするブラシ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ブラシに関する。
続きを表示（約 840 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、頭皮などのマッサージ用のブラシが知られている（たとえば、特許文献１参照）。
【０００３】
このブラシは、本体と、本体から突出する複数の突出針とを備えている。本体は、所定の厚みを有する板状物であり、正面から見た場合に涙滴状（ティアドロップ状）に形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
登録実用新案第３２３８６０１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
ここで、上記のようなブラシにおいて、利用時の持ちやすさの向上を図ることについて改善の余地がある。
【０００６】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、利用時の持ちやすさの向上を図ることが可能なブラシを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明によるブラシは、基部と、基部から突出する複数の突起部とを備える。基部は、複数の球状部が環状に繋がれるように設けられており、隣接する球状部の間が凹部を構成している。ブラシは、基部の一方側に複数の突起部が配置され、基部の他方側からユーザが把持可能に構成されている。
【０００８】
上記ブラシにおいて、球状部は、球体状または楕円体状に形成され、凹部は、円環溝状に形成されていてもよい。
【０００９】
上記ブラシにおいて、球状部は、半球体状または半楕円体状に形成され、平坦面部が一方側を向くように配置され、凹部は、半円弧溝状に形成されていてもよい。
【００１０】
上記凹部が円環溝状または半円弧溝状に形成されたブラシにおいて、隣接する球状部の境界部は、凹部の延びる方向と直交する断面が円弧状に形成されていてもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許