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公開番号
2024157650
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023072120
出願日
2023-04-26
発明の名称
ブラシ体及びその製造方法
出願人
槌屋ティスコ株式会社
代理人
個人
主分類
A46B
3/06 20060101AFI20241031BHJP(ブラシ製品)
要約
【課題】ブラシ糸の抜けを抑制することができるとともに、被清掃体へダメージを与えることなく高い埃除去効果を得ることができるブラシ体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】複数本のブラシ糸が互いに隣接するように並列に配置されたうえ、各ブラシ糸の基端部が相互に接合されて得られた帯状ブラシ材を用いることによって形成されるブラシ体であって、帯状ブラシ材は、複数本のブラシ糸が基端部から先端部へ向かって延びる高さ方向、複数本のブラシ糸の並び方向、高さ方向及び並び方向にそれぞれ交差する厚み方向を有し、並び方向において所定の長さに裁断された帯状ブラシ材が裁断端部が折り返し部の内側になるように厚み方向に巻き重ねて積層され、さらに重なった基端部が接合されて形成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数本のブラシ糸が互いに隣接するように並列に配置されたうえ、各ブラシ糸の基端部が相互に接合されて得られた帯状ブラシ材を用いることによって形成されるブラシ体であって、
前記帯状ブラシ材は、前記複数本のブラシ糸が基端部から先端部へ向かって延びる高さ方向、前記複数本のブラシ糸の並び方向、前記高さ方向及び前記並び方向にそれぞれ交差する厚み方向を有し、
前記並び方向において所定の長さに裁断された前記帯状ブラシ材が裁断端部が巻き重ねの内側になるように前記厚み方向に巻き重ねて積層され、さらに重なった前記基端部が接合されて形成される、
ことを特徴とするブラシ体。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記ブラシ糸は、隣接する一対が互いの基端で繋がることにより一体化され、前記基端部において熱融着糸が前記ブラシ糸に絡むように編み込まれている、
ことを特徴とする請求項1に記載のブラシ体。
【請求項3】
前記ブラシ糸は、単糸繊度6デニール以上、毛羽の高さが30mm以上である、
ことを特徴とする請求項2に記載のブラシ体。
【請求項4】
前記ブラシ糸は、前記ブラシ糸を形成する繊維の比抵抗が10
5
Ω・cm以下である、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のブラシ体。
【請求項5】
複数本のブラシ糸を互いに隣接するように並列に配置したうえ、各ブラシ糸の基端部を相互に接合して帯状ブラシ材を形成した後、前記複数本のブラシ糸が基端部から先端部へ向かって延びる高さ方向と、前記複数本のブラシ糸の並び方向とにそれぞれ交差する方向を前記帯状ブラシ材の厚み方向とし、前記帯状ブラシ材を前記並び方向において所定の長さに裁断し、裁断された前記帯状ブラシ材が裁断端部が巻き重ねの内側になるように前記厚み方向に巻き重ねて積層し、さらに重なった前記基端部を相互に接合する、
ことを特徴とするブラシ体の製造方法。
【請求項6】
重なった前記基端部の全体を加熱及び加圧して前記基端部を相互に接合するとともに前記裁断端部を融着させる、
ことを特徴とする請求項5に記載のブラシ体の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブラシ体及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
複数本のブラシ糸が互いに隣接するように並列に配置されたうえ、各ブラシ糸の基端部が相互に接合されて得られた帯状ブラシ材を用いることによって形成されるブラシ体であって、複数本のブラシ糸が基端部から先端部へ向かってそれぞれ延びる方向と、複数本のブラシ糸の並び方向との2つの方向にそれぞれ交差する方向を、帯状ブラシ材における厚み方向として、帯状ブラシ材が厚み方向に複数積層され、さらに隣接する帯状ブラシ材同士が接合されて形成されるブラシ体が知られている(特許文献1)。
【0003】
ワークを洗浄または研磨する工業用ブラシにおいて、並べられたブラシ毛に対して直角方向に合成樹脂製線材により織込みまたは編込まれた所定の幅からなる少なくとも一つの連結部を備えたブラシ毛集合体と、ブラシ毛集合体から所望の形状にしたブラシからなる工業用ブラシも知られている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-296496号公報
特開2008-113942号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、ブラシ糸の抜けを抑制することができるとともに、被清掃体へダメージを与えることなく高い埃除去効果を得ることができるブラシ体及びその製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、請求項1に記載のブラシ体は、
複数本のブラシ糸が互いに隣接するように並列に配置されたうえ、各ブラシ糸の基端部が相互に接合されて得られた帯状ブラシ材を用いることによって形成されるブラシ体であって、
前記帯状ブラシ材は、前記複数本のブラシ糸が基端部から先端部へ向かって延びる高さ方向、前記複数本のブラシ糸の並び方向、前記高さ方向及び前記並び方向にそれぞれ交差する厚み方向を有し、
前記並び方向において所定の長さに裁断された前記帯状ブラシ材が裁断端部が巻き重ねの内側になるように前記厚み方向に巻き重ねて積層され、さらに重なった前記基端部が接合されて形成される、
ことを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のブラシ体において、
前記ブラシ糸は、隣接する一対が互いの基端で繋がることにより一体化され、前記基端部において熱融着糸が前記ブラシ糸に絡むように編み込まれている、
ことを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のブラシ体において、
前記ブラシ糸は、単糸繊度6デニール以上、毛羽の高さが30mm以上である、
ことを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のブラシ体において、
前記ブラシ糸は、前記ブラシ糸を形成する繊維の比抵抗が10
5
Ω・cm以下である、
ことを特徴とする。
【0010】
前記課題を解決するために、請求項5に記載のブラシ体の製造方法は、
複数本のブラシ糸を互いに隣接するように並列に配置したうえ、各ブラシ糸の基端部を相互に接合して帯状ブラシ材を形成した後、前記複数本のブラシ糸が基端部から先端部へ向かって延びる高さ方向と、前記複数本のブラシ糸の並び方向とにそれぞれ交差する方向を前記帯状ブラシ材の厚み方向とし、前記帯状ブラシ材を前記並び方向において所定の長さに裁断し、裁断された前記帯状ブラシ材が裁断端部が巻き重ねの内側になるように前記厚み方向に巻き重ねて積層し、さらに重なった前記基端部を相互に接合する、
ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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