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公開番号
2024096656
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-17
出願番号
2023020357
出願日
2023-01-04
発明の名称
金属レス植毛歯ブラシのブラシ毛止メ具。
出願人
個人
代理人
主分類
A46B
9/08 20060101AFI20240709BHJP(ブラシ製品)
要約
【課題】現在、市販される主要植毛歯ブラシから、金属平線を排除し合成樹脂単体とする。
同時に、生分解性樹脂にも充分対応できるブラシ毛の固定技術を照会する。また、植毛工程を変更しないことで、設備費用を最底に押さえる。
【解決手段】前特許文献にも多数ある、衝撃力のかかる打ち込み方法に変って、原材料の特徴を生かしたブラシ毛固定方法で、全物体の有する表面摩擦力・伸縮復元力を利用して、植毛小孔各壁との内外力と反発力とにより、U字型になったブラシ毛を3点で強力に固定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
従来の歯ブラシ基材の植毛小孔にブラシ毛材と共に埋め込まれ、前記植毛小孔側面壁に食い込ませ溝を掘りながら挿入され、アンカー効果によりブラシ毛を、前記植毛小孔底面に押しつけ固定するために機態する平線に変って、
本願発明の平線は、アンカー効果を利用しないため、アイゾット衝撃強さ(ノッチ付)・ロックウェル硬度等の制約はなく、加えて、表面摩擦力・伸縮復元力を有する総ての物体をもって、前記ブラシ毛を中央付近で2ッ折りし植毛小孔内に共に挿入、前記平線の平常無抵抗形状から、体積の小さい前記植毛小孔内に挿入されることによる圧縮状態から復元しょうとする力と、それに対する反発力・各種摩擦力を利用し、前記ブラシ毛を植毛小孔内に固定するため、前記植毛小孔内側面壁にアンカー効果を獲るための1対食い込み溝がないことを特徴とする金属レス植毛歯ブラシ。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
請求項1の金属レス植毛歯ブラシであって、前記金属レス植毛歯ブラシの構成成分が、生分解性樹脂であることを特徴とする金属レス植毛歯ブラシ。
【請求項3】
請求項1または2に記載の金属レス植毛歯ブラシであって、平線と植毛小孔内面に摩擦力増幅のための形状変化を施したことを特徴とする金属レス植毛歯ブラシ。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の金属レス植毛歯ブラシであって、ブラシ毛を植毛小孔内に固定する平線成分中に、他成分を混入したことを特徴とする金属レス植毛歯ブラシ。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の金属レス植毛歯ブラシであって、前記金属レス植毛歯ブラシを構成するブラシ毛先端に、前記ブラシ毛とは異なる形状の突起部・テーパー部を設けたことを特徴とする金属レス植毛歯ブラシ。
【請求項6】
請求項1~5までの金属レス平線であって、ボビン巻きされ、そのカット片からなることを特徴とする金属レス植毛歯ブラシ用止メ具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、金属レス植毛歯ブラシに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
植毛歯ブラシが誕生して約150年、金属(真鍮)平線によるアンカー方法(植毛小孔側面壁に金属平線を打ち込み、食い込ませることでブラシ毛を植毛小孔底部にて固定する方法)によりブラシ毛は固定され続けてきた。その間に、合成樹脂(広分子物質)に変更しょうとする考えは幾度もあったが実現していない。しかし、近年、環境悪化から完全リサイクルが重要視され生分解性樹脂歯ブラシの開発が最終目的である。そして、その一歩目として金属平線を合成樹脂とする必要がある。
【0003】
特開平06-054715
特開2011-101734
特許3861320
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
植毛歯ブラシから金属を排除し、合成樹脂単体とする。これに成功すれば金属が排除されたことになり、生分解性歯ブラシの完成にも近ずく。
【課題を解決するための手段】
【0005】
ただし、上記した「植毛歯ブラシから金属を排除する」文献の手段では、安定した植毛を実現することはできない。その理由は、靭性が高い金属平線(金属分子結合品)から、合成樹脂平線(広分子結合品)に変更するためには、従来のアンカー方法から、本願発明が示す手段のような、衝撃力があまりかからない方法か、溶着方法に変える必要がある。もし、従来通り、アンカー方法を使用し続けるのであれば、金属分子結合に匹敵する靭性を有する合成樹脂を発明するしかない。
【0006】
そして、金属分子結合に匹敵する靭性を有する合成樹脂が誕生するまでは、つなぎとして、従来のアンカー効果を利用しない=アイゾット衝撃強さ(ノッチ付)・ロックウェル硬度等の制約はなく、実施できる、表面摩擦力・伸縮復元力を有する合成樹脂・ゴム類等により平線を製造し、従来と同じ方法で植毛小孔内にブラシ毛を中央付近で2ッ折りし共に挿入する(ただし、植毛小孔側面壁に食い込ませ溝を堀り、アンカー効果を求めることはしない)。挿入することで平線が平常無抵抗形状から、体積の小さい植毛小孔内に挿入することによる圧縮状態から復元しょうとする力と、それを阻止しょうとする反発力、各所に働く表面摩擦力を利用し、ブラシ毛を植毛小孔内に固定する。
【発明の効果】
【0007】
植毛歯ブラシ内に金属がなくなり、合成樹脂単体となることで、リサイクルが容易になった。加えて、金属の腐食する心配がなくなることで安全性も向上した。また生分解性樹脂植毛歯ブラシの開発も一歩前進した。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本願発明を実施するための最良の形態を図をもって説明する。
【0009】
まず、図1は、従来のアンカー効果(金属平線を植毛小孔壁対角に打ち込み、食い込ませることで前記金属平線を固定し、その力をもってブラシ毛を植毛小孔底面に押しつけ固定する方法)もってブラシ毛を植毛小孔内に固定する工程を記載したものである。その内容を簡単に説明すると下記のようになる。
【0010】
ブラシ毛2を中央付近をもって、金属平線1により2ッ折りし歯ブラシ基材である台座部4上平面に多数設けた、植毛小孔3内にアンカー効果を利用し、前記植毛小孔3側面壁対角2ヵ所に「食い込み、溝を掘る」ように挿入(打ち込む)する。
この状態を上部から見た平面図が、矢印、右側上部に記載した平面図であり、上記アンカー効果を獲るために機態する、金属平線両端アンカー部1Cが「食い込み固定部」である。他の図は植毛歯ブラシの台座部4を示した図である。
(【0011】以降は省略されています)
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