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公開番号2024058689
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-26
出願番号2024018860,2022501984
出願日2024-02-09,2021-02-18
発明の名称信号復元システム、信号復元方法、及びコンピュータに信号復元方法を実行させるためのプログラム
出願人データソリューションズ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A61B 5/11 20060101AFI20240419BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】心拍の動作を示す信号を精度よく復元する。
【解決手段】本信号復元システムは、心拍の動作を示す第1心拍信号を取得する信号取得部1F11と、前記第1心拍信号に対して第1バンドパスフィルタ処理を行って第1信号を生成する第1バンドパスフィルタ部1F12と、前記第1信号が示す前記心拍の周波数強度を積分して積分値を計算する積分計算部1F13と、時間に対して前記積分値を示す第2信号に対して第2バンドパスフィルタ処理を行って第3信号を生成する第2バンドパスフィルタ部1F14と、前記第3信号を所定時間ごとに区切って生成される第1データに基づいて、心拍の動作を示す復元信号を生成する復元信号生成部1F17とを含む。
【選択図】図20
特許請求の範囲【請求項1】
心拍の動作を示す第1心拍信号を取得する信号取得部と、
前記第1心拍信号に対して第1バンドパスフィルタ処理を行って第1信号を生成する第1バンドパスフィルタ部と、
前記第1信号が示す前記心拍の周波数強度を積分して積分値を計算する積分計算部と、
時間に対して前記積分値を示す第2信号に対して第2バンドパスフィルタ処理を行って第3信号を生成する第2バンドパスフィルタ部と、
前記第3信号を所定時間ごとに区切って生成される第1データに基づいて、心拍の動作を示す復元信号を生成する復元信号生成部と
を含む信号復元システム。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記復元信号生成部は、心拍の1周期におけるQ波、R波、S波、及び、T波を復元又は強調する前記復元信号を生成する
請求項1に記載の信号復元システム。
【請求項3】
前記信号取得部は、ドップラーレーダによって前記第1心拍信号を取得する
請求項1又は2に記載の信号復元システム。
【請求項4】
前記第1信号に基づいて、時間と前記第1信号に含まれる周波数強度との関係を示すスペクトログラムを生成するスペクトログラム変換部を更に含み、
前記積分計算部は、前記スペクトログラムが示す前記周波数強度を積分して前記積分値を計算する
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の信号復元システム。
【請求項5】
前記第1バンドパスフィルタ処理は、前記第2バンドパスフィルタ処理より減衰の対象外とする周波数帯が広く設定される
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の信号復元システム。
【請求項6】
前記第1バンドパスフィルタ処理は、8乃至30Hzの周波数帯以外を減衰させ、
前記第2バンドパスフィルタ処理は、0.5乃至10.0Hzの周波数帯以外を減衰させる
請求項5に記載の信号復元システム。
【請求項7】
前記復元信号生成部は、LSTMを含むことを特徴とする
請求項1乃至6のいずれか1項に記載の信号復元システム。
【請求項8】
前記LSTMは、3層の構造である
請求項7に記載の信号復元システム。
【請求項9】
前記LSTMは、双方向の構成であるBi-LSTMである
請求項7又は8に記載の信号復元システム。
【請求項10】
前記LSTMを用いた機械学習により前記復元信号生成部のパラメータを設定するパラメータ設定部を更に含む
請求項7乃至9のいずれか1項に記載の信号復元システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、AIを用いた信号復元システム、信号復元方法、プログラム、及び、信号生成システムに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、AI(Artificial Intelligence)を用いて、被験者を計測したデータから、心拍の動作等の生体情報を示す信号を復元する方法が知られている。
【0003】
例えば、まず、システムは、Geophone sensorを用いて被験者を計測し、信号を生成する。そして、システムは、生成する信号に対して、RNN(Recurrent Neural Network)を適用する。このようにして、心臓の動きを示す電気的な信号を復元する方法が知られている(例えば、非特許文献1等)。
【0004】
ほかにも、計測システムが、ドップラーレーダによって計測する大動脈脈波に基づいて、pulse transit time(以下「PTT」いう。)を計算する。特に、血圧と相関の高い頸動脈-大腿骨間のPTT(carotid-femoral PTT、以下「PTT
cf
」という。)を計算して、収縮期血圧(systolic blood pressure、以下「SBP」という。)を求める方法が知られている(例えば、非特許文献2等)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
Poster:Deep ECG Estimation Using a Bed-attached Geophone,JaeYeon Park,Hyeon Cho1,Wonjun Hwang,Rajesh Krishna Balan,and JeongGil Ko,MobiSys'19,June 17―21,2019,Seoul,Korea
Non―contact Beat-to-beat Blood Pressure Measurement Using Continuous Wave Doppler Radar,Heng Zhao,Xu Gu,Hong Hong,Yusheng Li,Xiaohua Zhu,and Changzhi Li,2018 IEEE/MTT―S International Microwave Symposium, 20 August 2018.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、心拍の動作(「心拍」又は「心臓の動作」と表現される場合もある。以下「心拍の動作」という。)を示す信号を精度よく復元することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本信号復元システムは、
心拍の動作を示す第1心拍信号を取得する信号取得部と、
前記第1心拍信号に対して第1バンドパスフィルタ処理を行って第1信号を生成する第1バンドパスフィルタ部と、
前記第1信号が示す前記心拍の周波数強度を積分して積分値を計算する積分計算部と、
時間に対して前記積分値を示す第2信号に対して第2バンドパスフィルタ処理を行って第3信号を生成する第2バンドパスフィルタ部と、
前記第3信号を所定時間ごとに区切って生成される第1データに基づいて、心拍の動作を示す復元信号を生成する復元信号生成部と
を含むことを要件とする。
【発明の効果】
【0008】
開示の技術によれば、心拍の動作を示す信号を精度よく復元できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態の全体構成例を示す図である。
ドップラーレーダの例を示す図である。
情報処理装置の例を示す図である。
第1実施形態の全体処理例を示す図である。
第1心拍信号の例を示す図である。
スペクトログラムの例を示す図である。
積分値の例を示す図である。
学習モデルのネットワーク構造例を示す図である。
入力値の例を示す図である。
出力値の例を示す図である。
復元信号の生成例を示す図である。
心拍の1周期におけるQ波、R波、S波、及び、T波の例を示す図である。
0.5Hz乃至2.0Hzのバンドパスフィルタを適用した例を示す図である。
0.5Hz乃至10.0Hzのバンドパスフィルタを適用した例を示す図である。
第1実施形態の実験諸元を示す表である。
実験における比較例を示す図である。
ピークの誤差平均を示す図である。
QRS間隔、QT間隔、及び、RRIの比較例を示す図である。
QRS間隔、及び、QT間隔における誤差を示す図である。
第1実施形態における機能構成例を示す図である。
大動脈脈波の例を示す図である。
「PTT
cf
」と血圧の関係例を示す図である。
理想状態における大動脈脈波信号の例を示す図である。
第2実施形態の全体処理例を示す図である。
第2学習データの生成に用いるノイズ成分の例を示す図である。
第2実施形態の学習データを生成した条件を示す表である。
第2実施形態の実行用のデータを生成した条件を示す表である。
血圧と「PTT
cf
」の散布図及び近似直線を示す図である。
第1区間「T

」及び第2区間「ED」を計算できない波形の割合を計算した結果及び相関係数の計算結果を示す図である。
「真値」の血圧と推定結果が示す血圧の誤差を実験した結果を示す図である。
「真値」の血圧と推定結果が示す血圧の誤差を実験した結果を示す図である。
第2実施形態における機能構成例を示す図である。
ドップラーレーダで計測するIQデータの例である。
ECG信号との比較した結果の例を示す図である。
第1推定結果を示す図である。
第2推定結果を示す図である。
第3推定結果を示す図である。
第4推定結果を示す図である。
第5推定結果を示す図である。
第6推定結果を示す図である。
第7推定結果を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、発明を実施するための最適かつ最小限な形態について、図面を参照して説明する。なお、図面において、同一の符号を付す場合には、同様の構成であることを示し、重複する説明を省略する。また、図示する具体例は、例示であり、図示する以外の構成が更に含まれる構成であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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