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公開番号2024058093
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165243
出願日2022-10-14
発明の名称スリープマスク
出願人株式会社ミヤジャパン
代理人弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類A61F 9/04 20060101AFI20240418BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】
明るい場所で睡眠をとり易くすることに限定されず、夜間の就寝時における長時間の睡眠を深いものとするスリープマスクを提供することを課題とする。
【解決手段】
布製又は軟質プラスチックから成る軟性部材であって、目を覆う主部材と、頭部に対して装着される機能を果たす頭部装着用部材と、を備え、前記主部材は、少なくとも耳全体を覆う位置まで延出されていることを特徴とするスリープマスクによって、上記課題を解決した。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
布製又は軟質プラスチックから成る軟性部材であって、目を覆う主部材と、
頭部に対して装着される機能を果たす頭部装着用部材と、を備え、
前記主部材は、少なくとも耳全体を覆う位置まで延出されている
ことを特徴とするスリープマスク。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記主部材は、頭部の周囲長さよりも長いものとされ、
前記頭部装着用部材は、面ファスナである
ことを特徴とする請求項1に記載のスリープマスク。
【請求項3】
前記主部材は、耳全体を十分に覆う位置までの長さとされており、
前記頭部装着用部材は、弾性紐である
ことを特徴とする請求項1に記載のスリープマスク。
【請求項4】
頭頂部を含む頭部を覆う副部材を、備え
前記副部材は、前記頭部装着用部材と共に頭部に対して装着される機能を果たすものである
ことを特徴とする請求項1に記載のスリープマスク。
【請求項5】
鼻筋脇からの光線の侵入を防止する光線侵入防止手段を備える
ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載のスリープマスク。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、明るい場所で睡眠をとり易くすることに加え、夜間の就寝時における睡眠をより深いものとするスリープマスクに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
明るい場所で睡眠をとり易くするために目を覆い、光を遮るスリープマスク(アイマスク)が慣用されている。スリープマスク(アイマスク)は、夜間労働者の日中の睡眠や、飛行機や列車等の乗物での移動時に機内や車内で使用することが有効とされている。
一方、近年、「睡眠負債」をキーワードとして、睡眠負債を解消して快適な睡眠を手に入れるための具体的な方法が研究されており、快適な睡眠の3条件は暗さ・静けさ・室温を整えることだとの提唱がされている(参考:ニュートン別冊 睡眠の教科書 増補第2版ISBN978-4-315-52438-3)。このような中、睡眠ブーム、睡眠ビジネスといった動きが俄然注目されるようになってきている。
上記した3条件の暗さ・静けさ・室温について、室温は冷暖房の空調設備で何とかなろうにも、意外にも、暗さと静けさが盲点となることが少なくない。特に、都会の喧騒の中では、適正室温は確保できても、暗さと静けさを得ることが困難である場合が少なくない。
ところで、スリープマスク(アイマスク)の中には、外部光の遮断に加えて、外部音の防止も可能にするものも提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特許文献1に記載のスリープマスクは、付属された耳栓を装着して仮眠時に用いることが想定されている。特許文献2に記載のスリープマスクは、ヘッドギア(イヤーマフ)にアイバイザーが付属されたものであり、これを装着して乗物での移動時に用いることが想定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-254022号公報
特開2007-267310号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1や2に記載のスリープマスク(アイマスク)は、これら文献において説明されるように、仮眠時や移動時に使用することが想定されているものであって、本格的な就寝時に使用することは想定されていない。このため、長時間での就寝時に使用すれば、耳栓やヘッドギアでの圧迫感からくる不快感を伴うばかりか、寝返りを打つ際には、耳栓やヘッドギアといった硬質部材がこめかみや耳介に接触して痛みを感じ、寝返りを打つ妨げともなる。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、明るい場所で睡眠をとり易くすることに限定されず、夜間の就寝時における長時間の睡眠を深いものとするスリープマスクを提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のスリープマスクは、少なくとも以下の構成を具備するものである。
布製又は軟質プラスチックから成る軟性部材であって、目を覆う主部材と、頭部に対して装着される機能を果たす頭部装着用部材と、を備え、前記主部材は、少なくとも耳全体を覆う位置まで延出されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、硬質な部材を用いることなく、軟性部材によって、目と耳を覆うことが可能となるので、明るい場所で睡眠をとり易くすることに限定されず、夜間の就寝時における長時間の睡眠を深いものとするスリープマスクを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第一の実施形態に係るスリープマスクを示す図であり、(a)はスリープマスクの正面図、(b)はスリープマスクの側面図、(c)はスリープマスクを装着した睡眠者の正面図、(d)はスリープマスクを装着した睡眠者の側面図である。
本発明の第二の実施形態に係るスリープマスクを示す図であり、(a)はスリープマスクの正面図、(b)はスリープマスクの側面図、(c)はスリープマスクを装着した睡眠者の正面図、(d)はスリープマスクを装着した睡眠者の側面図である。
本発明の第三の実施形態に係るスリープマスクを示す図であり、(a)はスリープマスクの正面図、(b)はスリープマスクの側面図、(c)はスリープマスクを装着した睡眠者の正面図、(d)はスリープマスクを装着した睡眠者の側面図である。
本発明の第四の実施形態に係るスリープマスクを示す図であり、(a)はスリープマスクの正面図、(b)はスリープマスクの側面図、(c)はスリープマスクの底面図である。
本発明の第四の実施形態に係るスリープマスクを装着した睡眠者を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施形態に係るスリープマスクは、勿論、仮眠時に使用できるものであるが、夜間の就寝時において快適な睡眠、熟睡を得るためのものであり、基本的には、軟性部材を主な部材として構成されている。
【0010】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明するが、以下の図面は説明を目的に作成されたもので、分かりやすくするため、説明に不要な部材を意図的に図示していない場合がある。また、説明のため、部材を意図的に大きくまたは小さく図示している場合があり、正確な縮尺を示す図面ではない。また、本発明の実施形態は図示の内容を含むが、これのみに限定されるものではない。なお、以後の各図の説明で、既に説明した部位と共通する部分は同一符号を付して重複説明を一部省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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