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公開番号2024057179
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022163720
出願日2022-10-12
発明の名称離型剤の塗布方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類B22D 17/20 20060101AFI20240417BHJP(鋳造;粉末冶金)
要約【課題】底面の先端部近傍の壁面を含む離型剤の塗布しにくい部分で、離型剤の付着率を高められる離型剤の塗布方法を提供すること。
【解決手段】離型剤の塗布方法は、底面11が凹凸窪み形状を有する金型10に、金型10が開放された上方から、底面11に向けて離型剤を噴射させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
底面が凹凸窪み形状を有する金型に、前記金型が開放された上方から、前記底面に向けて離型剤を噴射させる、離型剤の塗布方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は離型剤の塗布方法に関する。
続きを表示（約 880 文字）【背景技術】
【０００２】
ダイカスト製法では、アルミと金型の離型性を高める為に、離型剤を塗布している。例えば、特許文献１には、金型内型面が囲むキャビティ内に反射体を配置し、加熱された反射体に向けて離型剤を噴射し、反射体によって離型剤を飛散させ、金型内型面に離型剤を塗布するダイカスト金型用離型剤の塗布方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１１－１２１０７８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１の方法では、高温の反射体により離型剤を反射させるので、反射角を均一に制御できないという問題がある。また、反射体が物理的に邪魔であり、円柱背後には回り込めないという問題もある。
【０００５】
特許文献１の方法では、これらの問題により、離型剤が金型内で跳ね返り、離型剤の流れが衝突し合い乱流が発生してしまい、離型剤が金型に付着するのを妨害してしまう。
【０００６】
また、特許文献１の方法では、離型剤が高温反射体に不規則に反射するので、金型に付着する離型剤の膜厚が不均一になってしまう。
【０００７】
さらに、特許文献１の方法では、離型剤が反射体の裏側（すなわちリブ底）には付着しにくい。
【０００８】
本開示の目的は、上述の課題を解決する離型剤の塗布方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
一実施形態の離型剤の塗布方法は、底面が凹凸窪み形状を有する金型に、金型が開放された上方から底面に向けて離型剤を噴射させるようにした。
【発明の効果】
【００１０】
本開示の離型剤の塗布方法によれば、底面の先端部近傍の壁面を含む離型剤の塗布しにくい部分で、離型剤の付着率を高められる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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