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公開番号2024042487
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-28
出願番号2022147238
出願日2022-09-15
発明の名称固形潤滑剤供給装置
出願人株式会社イーエム
代理人個人,個人
主分類B22D 17/20 20060101AFI20240321BHJP(鋳造;粉末冶金)
要約【課題】計量部の容積を一定の容積ごとに容易に変更することができる固形潤滑剤供給装置を提供する。
【解決手段】
計量位置と供給位置とに移動可能に設けられた移動部材7を備えた計量部材5を有し、前記移動部材7は、固形潤滑剤を計量する計量部を備え、該計量部を構成する周壁の一部を移動可能な可動壁12で構成し、位置変更部材14を回動することにより、可動壁12を移動させて、計量部の容積を変更できるようにし、位置変更部材14に、計量部材5の移動方向と直交する断面が多角形状に形成した位置決め部材18を固設し、位係合面20aを有する係合部材20を、計量部材に回動可能に設け、係合部材20を所定位置に保持した際に、係合面20aが、位置決め部材18の周壁面19と係合し、位置変更部材14の回動を抑制する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
計量位置と供給位置とに移動可能に設けられた移動部材を備えた計量部材を有し、前記移動部材は、固形潤滑剤を計量する計量部を備え、
該計量部を構成する周壁の一部を移動可能な可動壁で構成し、位置変更部材を回動することにより、該可動壁を移動させて、前記計量部の容積を変更できるようにし、
前記位置変更部材に、前記計量部材の移動方向と直交する断面が多角形状に形成した位置決め部材を固設し、
係合面を有する係合部材を、前記計量部材に回動可能に設け、該係合部材を所定位置に保持した際に、前記係合面が、前記位置決め部材の周壁面と係合し、位置変更部材の回動を抑制することを特徴とする固形潤滑剤供給装置。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
前記位置決め部材において、周方向に隣り合う周壁面相互間の角度を、全て同じとしたことを特徴とする請求項1記載の固形潤滑剤供給装置。
【請求項3】
前記位置決め部材における前記計量部材の移動方向と直交する断面を六角形形状に形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の固形潤滑剤供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、固形潤滑剤供給装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、金属を鋳造する方法の一つであるダイキャスト成形において、取り扱い性や、作業環境性等の観点から、ペレット状の固形潤滑剤が、使用されている。
【0003】
この固形潤滑剤の供給装置として、計量部材を、計量位置と供給位置とに移動可能に設け、計量部材を計量位置に移動させ、ホッパー内に貯留された固形潤滑剤を、計量部材の計量部において計量した後に、計量部材を供給位置に移動させた後に、エアーにより所定の場所に搬送されるものが知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6196100号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記、従来の固形潤滑剤供給装置においては、円形のハンドルを回動することにより、計量部の容積を変更させて、供給する固形潤滑剤の容量を変化させていた。
【0006】
しかし、ハンドルの回動により計量部の容積を変化させるため、所定の容量に設定することが、難しいという問題点があった。
【0007】
そこで、本発明は、計量部の容積を一定の容積ごとに容易に変更することができる固形潤滑剤供給装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記の課題を解決するために、本願発明は、計量位置と供給位置とに移動可能に設けられた移動部材を備えた計量部材を有し、前記移動部材は、固形潤滑剤を計量する計量部を備え、
該計量部を構成する周壁の一部を移動可能な可動壁で構成し、位置変更部材を回動することにより、該可動壁を移動させて、前記計量部の容積を変更できるようにし、
前記位置変更部材に、前記計量部材の移動方向と直交する断面が多角形状に形成した位置決め部材を固設し、
係合面を有する係合部材を、前記計量部材に回動可能に設け、該係合部材を所定位置に保持した際に、前記係合面が、前記位置決め部材の周壁面と係合し、位置変更部材の回動を抑制することを特徴とする。
【0009】
また、前記位置決め部材において、周方向に隣り合う周壁面相互間の角度を、全て同じとしてもよい。
【0010】
また、前記位置決め部材における前記計量部材の移動方向と直交する断面を六角形形状に形成してもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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