TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024055971
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-19
出願番号2024032678,2020065777
出願日2024-03-05,2020-04-01
発明の名称車両用乗降補助装置
出願人マツダ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61G 3/02 20060101AFI20240412BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】車椅子と車両シートとの間の移乗時の乗員の脚部のスムーズな移動と、耐荷重性とを両立すること。
【解決手段】車両のシート104aのドア開口部110側に位置するシート側部位置において略水平となる水平姿勢と、車室内で車幅方向に略直交する直交姿勢との間で移動可能なボード10を備え、シート側部位置においてボード10を下方から支持する支持部20を有し、ボード10は、水平姿勢における車両平面視で、前側部位に後側部位よりも後方から前方にかけて車両前方に向かって幅狭となる幅狭領域10Fを有して形成され、支持部20は、ボード10の車両前後方向における少なくとも幅狭領域10Fに対応する箇所に設けられた。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
車両のドア開口部に隣接したシートの車幅方向外側に、略水平となる水平姿勢となるように配置されるボードを備えた車両用乗降補助装置であって、
上記シートの車幅方向外側に位置するシート側部位置で上記ボードを下方から支持する支持部を有し、
上記ボードは、上記水平姿勢における車両平面視で、前側部位に後側部位よりも幅狭となる幅狭領域を有して形成され、
上記支持部は、上記ボードの車両前後方向における少なくとも上記幅狭領域に対応する箇所に設けた
車両用乗降補助装置。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
上記支持部は、上記シート側部位置と、該シート側部位置よりも前方又は後方に跳ね上げられた跳上げ位置との間で車幅方向に延びる軸回りに回動可能に車体に軸支され、
上記ボードは、上記支持部が上記シート側部位置に位置するときには上記水平姿勢となるとともに、上記支持部が跳上げ位置に位置するときには車室内で車幅方向に略直交する直交姿勢となるよう車幅方向に直交する軸回りに回動可能に上記支持部に支持される構成とした
請求項1に記載の車両用乗降補助装置。
【請求項3】
上記直交姿勢の上記ボードに対して、車両前後方向における上記水平姿勢の側への近傍位置に、上記ドア開口部を開閉するドアの車幅方向の内壁に設けられたアシストグリップが、上記ドア開口部が閉時において配置される構成とした
請求項2に記載の車両用乗降補助装置。
【請求項4】
上記支持部と車体との間に、上記支持部を上記シート側部位置から上記跳上げ位置へ付勢する付勢手段と、上記跳上げ位置から上記シート側部位置への変位速度を制動するダンパとを備えた
請求項2又は3に記載の車両用乗降補助装置。
【請求項5】
上記支持部は、その車両前後方向の略全体が、上記ボードの車両前後方向における、上記幅狭領域に対応する部位に設けられた
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両用乗降補助装置。
【請求項6】
上記支持部の前端は、上記ボードの前端に対応する位置まで設けられた
請求項5に記載の車両用乗降補助装置。
【請求項7】
上記ボードは、上記後側部位に、上記水平姿勢における車両平面視で、上記幅狭領域よりも幅広となる幅広領域を有して形成され、
上記幅狭領域は、直径が約80mmの円形領域と略同じ大きさで形成されるとともに、
上記幅広領域は、車両前後方向の長さが約220mmかつ車幅方向の長さが約110mmの長方形領域を覆う形状として形成された
請求項1乃至6のいずれか1項に記載の車両用乗降補助装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば、車両のドア開口部に隣接したシートの車幅方向外側に、略水平となる水平姿勢(使用状態)となるように配置されるボードを備えた車両用乗降補助装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、下肢が不自由な人でも車両の運転を可能とするために、車両に対して乗降する際、乗員(下肢が不自由な人)が車椅子と車両シートとの間を移動時に、これらの間に位置、すなわち車両シートのドア開口部側の位置に、乗員の臀部等を一時的に預ける仮置き台として利用するボードを備えた車両が知られている。
【0003】
またそのような車両の中には、ボードを、仮置き台として使用可能な使用位置と不使用時に収納される収納位置との間で変位可能に設けることも知られている(例えば特許文献1参照)。
【0004】
特許文献1の車両は、車両シートのシートクッションの側部において車両前後方向に沿った軸周りにボードを回動可能に設けたもので、該ボードは、使用状態においては乗員が臀部を仮置き可能に水平な状態となり、収納状態においては使用状態に対して垂直に直立した状態となる。
【0005】
ところで、ボードは、乗員が車両に対して乗降時に上述した使用状態として車両シートと車椅子との間で移動する際の乗員の臀部を仮置きする仮置き台に加えて、乗員の体を腕で支えるための手つき台としても利用されることが多い。
【0006】
手つき台としてのボードには、乗員が車両に対して乗降時に乗員の手から種々の方向から荷重が加わるため、ボードを支持する支持部や、これらボードと支持部との間に設けられ支持部に対してボードを回動するための回動機構には、上述した様々な方向から加わる荷重に対する耐荷重性が求められる。
【0007】
しかしながら、ボードは、上述したように、臀部を仮置き可能な大きさを確保する必要があることに加えて、支持部や回動機構を頑強に構成すべく、これら支持部や回動機構が大型化した場合、それに伴ってボードの大型化に繋がり、結果として、車両シートと車椅子との間において乗員が移動する際に、ボードや支持部等が脚部のスムーズな移動に支障を来たすおそれが懸念される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開平11-151959号公報
【発明の概要】
【0009】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたもので、車椅子と車両シートとの間の移乗時の乗員の脚部のスムーズな移動と、耐荷重性とを両立することができる車両用乗降補助装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この発明は、車両のドア開口部に隣接したシートの車幅方向外側に、略水平となる水平姿勢となるように配置されるボードを備えた車両用乗降補助装置であって、上記シートの車幅方向外側に位置するシート側部位置で上記ボードを下方から支持する支持部を有し、上記ボードは、上記水平姿勢における車両平面視で、前側部位に後側部位よりも幅狭となる幅狭領域を有して形成され、上記支持部は、上記ボードの車両前後方向における少なくとも上記幅狭領域に対応する箇所に設けたものである。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
帽子
4か月前
個人
逆流防止用具
2か月前
個人
エアリフター
2か月前
個人
X線用貼付剤
3か月前
個人
段差昇降装置
2か月前
個人
肩甲骨下制器具
4か月前
個人
シミ皮膚改善剤
3か月前
個人
鼻腔拡張具
1か月前
株式会社東亜産業
温熱具
2か月前
株式会社コーセー
組成物
2か月前
個人
アーシング青竹踏台
3か月前
個人
透析装置の洗浄方法
1か月前
個人
透析装置の洗浄方法
4か月前
個人
電動式孫の手
2か月前
個人
透析装置の洗浄方法
3か月前
個人
医療用チューブ保護具
3か月前
株式会社いうら
介助リフト
23日前
個人
弾性材一体コルセット
1か月前
個人
根管治療用のファイル
1か月前
個人
光脱毛器
2か月前
株式会社ニデック
眼科装置
4か月前
個人
座椅子型排泄介護装置
4か月前
株式会社ファンケル
洗浄料
4か月前
株式会社ダリヤ
酸性染毛料
2か月前
株式会社ダリヤ
毛髪化粧料
4か月前
個人
マッサージガン保持具
17日前
株式会社ニデック
検眼装置
1か月前
オンキヨー株式会社
聴診器
1か月前
株式会社ダリヤ
毛髪化粧料
4か月前
株式会社コロナ
サウナ装置
3か月前
株式会社ノエビア
皮膚外用剤
2か月前
株式会社コーセー
油性化粧料
1か月前
オンキヨー株式会社
電子機器
2か月前
株式会社ノエビア
シワ改善剤
24日前
株式会社ダリヤ
整髪料組成物
9日前
株式会社ニデック
OCT装置
1か月前
続きを見る