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公開番号2024055805
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2023171393
出願日2023-10-02
発明の名称組立式収容ボックス
出願人第一ビニール株式会社
代理人個人
主分類B65D 6/08 20060101AFI20240411BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】組み立て容易で、扉パネルの配置状態を自由に設定できる組立式収容ボックスを提供する。
【解決手段】左右1対の前支柱用の棒材8a,8bと、左右1 対の後支柱用棒材9a,9bと、前側上連結用の棒材10と、前側下連結用棒材11と、後側上連結用の棒材12と、後側下連結用の棒材13と、左側上連結用棒材15と左側下連結用棒材16と、右側上連結用棒材17と、右側下連結用棒材19と、各連結を可能とする連結継手20を備える立方体状枠体6の、6つの面部の下端面部を除く5つの面部の夫々に、等幅で等長さを有する2枚のパネル4,4が並置状態に装着されている。全10枚の前記パネル中の複数枚のパネルは扉パネル4aとされている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
下端が開放された立方体状の組立式収容ボックスであって、該組立式収容ボックスに設けられた出し入れ用開口部を開閉する扉パネルが外向きに開くように設けられており、該扉パネルは、係止装置を介して、該出し入れ用開口部を閉じた状態で保持されるように構成されており、
該組立式収容ボックスは、
前方側に配置された左右1対の前支柱用の棒材と、
後方側に配置された左右1 対の後支柱用の棒材と、
左右の前支柱用の棒材の上端相互を連結する前側上連結用の棒材と、
左右の前支柱用の棒材の下端相互を連結する前側下連結用の棒材と、
左右の後支柱用の棒材の上端相互を連結する後側上連結用の棒材と、
左右の後支柱用の棒材の下端相互を連結する後側下連結用の棒材と、
左側の前側に位置する前記前支柱用の棒材の上端と左側の後側に位置する前記後支柱用の棒材の上端とを連結する左側上連結用の棒材と、
左側の前側に位置する前支柱用の棒材の下端と左側の後側に位置する後支柱用の棒材の下端相互を連結する左側下連結用の棒材と、
右側の前側に位置する前支柱用の棒材の上端と右側の後側に位置する後支柱用の棒材の上端相互を連結する右側上連結用の棒材と、
右側の前側に位置する前支柱用の棒材の下端と右側の後側に位置する後支柱用の棒材の下端相互を連結する右側下連結用の棒材と、
前記の各連結を可能とする連結継手と、
を備えて構成される立方体状枠体の、6つの面部の下端面部を除く5つの面部の夫々に、等幅で等長さを有する2枚のパネルが、その縁部相互を当接させて並置状態に装着されてなり、全10枚の前記パネル中の複数枚のパネルは前記扉パネルとされており、
該扉パネルの延長方向の一方の端部には、前記出し入れ用開口部を構成する左右の前記棒材の内の一方の棒材を挿通させるための枢着筒体が設けられ、該扉パネルは、該枢着筒体に前記棒材が挿通された状態で、該棒材の軸線と直交する面内で前記外向きに開くように構成され、又該扉パネルは、前記係止装置を介して前記出し入れ用開口部を閉じた状態で保持されるように構成されており、
前記扉パネルを除いた残余のパネルの両端部は、前記立方体状枠体を構成する前記棒材を挿通させる連結筒体を備えていることを特徴とする組立式収容ボックス。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記係止装置は、前記扉パネルの延長方向の他方の端部に、該端部の幅方向線回りに回動自在で、且つ、前記出し入れ用開口部を構成する左右の前記棒材の内の他方の棒材を着脱可能に嵌入させ得るC字状保持筒部を備えるC字状保持筒体を有しており、該嵌入状態において、前記棒材の外周面と該C字状保持筒体の内周面とが相対滑り可能であり、
該C字状保持筒体に該他方の棒材の所要部位が嵌入された状態で、前記扉パネルに、前記組立式収容ボックスの内側から外向きの荷重が作用したときに、前記幅方向線回りの回動作用と、該相対滑り作用とによって、該C字状保持筒体が該他方の棒材に巻き込む方向に回転するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の組立式収容ボックス。
【請求項3】
下端が開放された立方体状の組立式収容ボックスであって、該組立式収容ボックスに設けられた出し入れ用開口部を開閉する扉パネルが外向きに開くように設けられており、該扉パネルは、係止装置を介して、該出し入れ用開口部を閉じた状態で保持されるように構成されており、
該組立式収容ボックスは、
前方側に配置された左右1対の前支柱用の棒材と、
後方側に配置された左右1 対の後支柱用の棒材と、
左右の前支柱用の棒材の上端相互を連結する前側上連結用の棒材と、
左右の前支柱用の棒材の下端相互を連結する前側下連結用の棒材と、
左右の後支柱用の棒材の上端相互を連結する後側上連結用の棒材と、
左右の後支柱用の棒材の下端相互を連結する後側下連結用の棒材と、
左側の前側に位置する前支柱用の棒材の上端と左側の後側に位置する後支柱用の棒材の上端とを連結する左側上連結用の棒材と、
左側の前側に位置する前支柱用の棒材の下端と左側の後側に位置する後支柱用の棒材の下端相互を連結する左側下連結用の棒材と、
右側の前側に位置する前支柱用の棒材の上端と右側の後側に位置する後支柱用の棒材の上端相互を連結する右側上連結用の棒材と、
右側の前側に位置する前支柱用の棒材の下端と右側の後側に位置する後支柱用の棒材の下端相互を連結する右側下連結用の棒材と、
前記の各連結を可能とする連結継手と、
を備えて構成される立方体状枠体の、6つの面部の夫々に、等幅で等長さを有する2枚のパネルが、その縁部相互を当接させて並置状態に装着されてなり、
前記6つの面部の内の下端面部を除く5つの面部に装着される全10枚の前記パネル中の複数枚のパネルは前記扉パネルとされており、
該扉パネルの延長方向の一方の端部には、前記出し入れ用開口部を構成する左右の前記棒材の内の一方の棒材を挿通させるための枢着筒体が設けられ、該扉パネルは、該枢着筒体に前記棒材が挿通された状態で、該棒材の軸線と直交する面内で前記外向きに開くように構成され、又該扉パネルは、前記係止装置を介して前記出し入れ用開口部を閉じた状態で保持されるように構成されており、
前記扉パネルを除いた残余のパネルの両端部は、前記立方体状枠体を構成する前記棒材を挿通させる連結筒体を備えていることを特徴とする組立式収容ボックス。
【請求項4】
前記係止装置は、前記扉パネルの延長方向の他方の端部に、該端部の幅方向線回りに回動自在で、且つ、前記出し入れ用開口部を構成する左右の前記棒材の内の他方の棒材を着脱可能に嵌入させ得るC字状保持筒部を備えるC字状保持筒体を有しており、該嵌入状態において、前記棒材の外周面と該C字状保持筒体の内周面とが相対滑り可能であり、
該C字状保持筒体に該他方の棒材の所要部位が嵌入された状態で、前記扉パネルに、前記組立式収容ボックスの内側から外向きの荷重が作用したときに、前記幅方向線回りの回動作用と、該相対滑り作用とによって、該C字状保持筒体が該他方の棒材に巻き込む方向に回転するように構成されていることを特徴とする請求項3記載の組立式収容ボックス。
【請求項5】
前記パネルは網目板及び/又は網目を有さない板であることを特徴とする請求項1~4の何れかに記載の組立式収容ボックス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、組立式収容ボックスに関するものである。
続きを表示(約 3,400 文字)【背景技術】
【0002】
ゴミの収容、取り出しを容易に行うことを可能とするゴミ収納容器としては、特許文献1、2、3が開示するもの等、各種のものが提供されているが、これらは何れも、容器本体や開閉蓋体が金属製の枠体や金属網等の金属材料を主体として構成されており、又、開閉蓋体の配置状態は固定されており、該開閉蓋体の配置状態を自由に設定してゴミ収納容器を組み立てることができるものではなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-2237483号公報
実用新案登録第3096130号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、前記従来の問題点に鑑みて開発されたものであり、構造簡素で簡易に組み立てることができると共に、使用目的に応じて扉パネルの配置状態を自由に設定できる組立式収容ボックスの提供を課題とするものである。又本発明は、組立式収容ボックスに設けられた出し入れ用開口部を閉じた扉パネルに、該組立式収容ボックスに収容されている収容物の押圧によって内側から外向きの荷重が作用したときにも該扉パネルを該閉じた状態に確実に保持できる組立式収容ボックスの提供を課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を解決するため、本発明は以下の手段を採用する。
即ち、本発明に係る組立式収容ボックスの第1の態様は、下端が開放された立方体状の組立式収容ボックスであって、該組立式収容ボックスに設けられた出し入れ用開口部を開閉する扉パネルが外向きに開くように設けられており、該扉パネルは、係止装置を介して、該出し入れ用開口部を閉じた状態で保持されるように構成されている。該組立式収容ボックスは、前方側に配置された左右1対の前支柱用の棒材と、後方側に配置された左右1対の後支柱用の棒材と、左右の前支柱用の棒材の上端相互を連結する前側上連結用の棒材と、左右の前支柱用の棒材の下端相互を連結する前側下連結用の棒材と、左右の後支柱用の棒材の上端相互を連結する後側上連結用の棒材と、左右の後支柱用の棒材の下端相互を連結する後側下連結用の棒材と、左側の前側に位置する前記前支柱用の棒材の上端と左側の後側に位置する前記後支柱用の棒材の上端とを連結する左側上連結用の棒材と、左側の前側に位置する前支柱用の棒材の下端と左側の後側に位置する後支柱用の棒材の下端相互を連結する左側下連結用の棒材と、右側の前側に位置する前支柱用の棒材の上端と右側の後側に位置する後支柱用の棒材の上端相互を連結する右側上連結用の棒材と、右側の前側に位置する前支柱用の棒材の下端と右側の後側に位置する後支柱用の棒材の下端相互を連結する右側下連結用の棒材と、前記の各連結を可能とする連結継手と、を備えて構成される立方体状枠体の、6つの面部の下端面部を除く5つの面部の夫々に、等幅で等長さを有する2枚のパネルが、その縁部相互を当接させて並置状態に装着されてなり、全10枚の前記パネル中の複数枚のパネルは前記扉パネルとされている。該扉パネルの延長方向の一方の端部には、前記出し入れ用開口部を構成する左右の前記棒材の内の一方の棒材を挿通させるための枢着筒体が設けられ、該扉パネルは、該枢着筒体に前記棒材が挿通された状態で、該棒材の軸線と直交する面内で前記外向きに開くように構成され、又該扉パネルは、前記係止装置を介して前記出し入れ用開口部を閉じた状態で保持されるように構成されている。そして、前記扉パネルを除いた残余のパネルの両端部は、前記立方体状枠体を構成する前記棒材を挿通させる連結筒体を備えていることを特徴とするものである。
【0006】
本発明に係る組立式収容ボックスの第2の態様は、前記第1の態様において、前記係止装置は、前記扉パネルの延長方向の他方の端部に、該端部の幅方向線回りに回動自在で、且つ、前記出し入れ用開口部を構成する左右の前記棒材の内の他方の棒材を着脱可能に嵌入させ得るC字状保持筒部を備えるC字状保持筒体を有しており、該嵌入状態において、前記棒材の外周面と該C字状保持筒体の内周面とが相対滑り可能である。そして、該C字状保持筒体に該他方の棒材の所要部位が嵌入された状態で、前記扉パネルに、前記組立式収容ボックスの内側から外向きの荷重が作用したときに、前記幅方向線回りの回動作用と、該相対滑り作用とによって、該C字状保持筒体が該他方の棒材に巻き込む方向に回転するように構成されていることを特徴とするものである。
【0007】
本発明に係る組立式収容ボックスの第3の態様は、下端が開放された立方体状の組立式収容ボックスであって、該組立式収容ボックスに設けられた出し入れ用開口部を開閉する扉パネルが外向きに開くように設けられており、該扉パネルは、係止装置を介して、該出し入れ用開口部を閉じた状態で保持されるように構成されている。該組立式収容ボックスは、前方側に配置された左右1対の前支柱用の棒材と、後方側に配置された左右1対の後支柱用の棒材と、左右の前支柱用の棒材の上端相互を連結する前側上連結用の棒材と、左右の前支柱用の棒材の下端相互を連結する前側下連結用の棒材と、左右の後支柱用の棒材の上端相互を連結する後側上連結用の棒材と、左右の後支柱用の棒材の下端相互を連結する後側下連結用の棒材と、左側の前側に位置する前支柱用の棒材の上端と左側の後側に位置する後支柱用の棒材の上端とを連結する左側上連結用の棒材と、左側の前側に位置する前支柱用の棒材の下端と左側の後側に位置する後支柱用の棒材の下端相互を連結する左側下連結用の棒材と、右側の前側に位置する前支柱用の棒材の上端と右側の後側に位置する後支柱用の棒材の上端相互を連結する右側上連結用の棒材と、右側の前側に位置する前支柱用の棒材の下端と右側の後側に位置する後支柱用の棒材の下端相互を連結する右側下連結用の棒材と、
【0008】
前記の各連結を可能とする連結継手と、を備えて構成される立方体状枠体の、6つの面部の夫々に、等幅で等長さを有する2枚のパネルが、その縁部相互を当接させて並置状態に装着されてなる。前記6つの面部の内の下端面部を除く5つの面部に装着される全10枚の前記パネル中の複数枚のパネルは前記扉パネルとされている。該扉パネルの延長方向の一方の端部には、前記出し入れ用開口部を構成する左右の前記棒材の内の一方の棒材を挿通させるための枢着筒体が設けられ、該扉パネルは、該枢着筒体に前記棒材が挿通された状態で、該棒材の軸線と直交する面内で前記外向きに開くように構成され、又該扉パネルは、前記係止装置を介して前記出し入れ用開口部を閉じた状態で保持されるように構成されている。前記扉パネルを除いた残余のパネルの両端部は、前記立方体状枠体を構成する前記棒材を挿通させる連結筒体を備えていることを特徴とするものである。
【0009】
本発明に係る組立式収容ボックスの第4の態様は、前記第3の態様において、前記係止装置は、前記扉パネルの延長方向の他方の端部に、該端部の幅方向線回りに回動自在で、且つ、前記出し入れ用開口部を構成する左右の前記棒材の内の他方の棒材を着脱可能に嵌入させ得るC字状保持筒部を備えるC字状保持筒体を有しており、該嵌入状態において、前記棒材の外周面と該C字状保持筒体の内周面とが相対滑り可能である。そして、該C字状保持筒体に該他方の棒材の所要部位が嵌入された状態で、前記扉パネルに、前記組立式収容ボックスの内側から外向きの荷重が作用したときに、前記幅方向線回りの回動作用と、該相対滑り作用とによって、該C字状保持筒体が該他方の棒材に巻き込む方向に回転するように構成されていることを特徴とするものである。
【0010】
本発明に係る組立式収容ボックスの第5の態様は、前記第1~第4の何れかの態様において、前記パネルは網目板及び/又は網目を有さない板であることを特徴とするものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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