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公開番号2024055738
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2023053982
出願日2023-03-29
発明の名称着座補助具
出願人テイ・エス テック株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A47C 27/00 20060101AFI20240411BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】着脱可能なクッション部の意図しない着脱が抑制された着座補助具を提供する。
【解決手段】着座補助具10は、シートS上に載置された状態で着座者の臀部を支持する着座補助具10であって、本体部20と、本体部20に対して着脱可能なクッション部30とを備え、クッション部30は、表皮材34により被覆されるクッション部本体31と、クッション部本体31の外周端部から外側に延び、本体部20と係合する第1係合部35と、第1係合部35の先端において、第1係合部35の一部に着脱可能に設けられ、本体部20と第1係合部35との係合を維持する固着部35dと、を有し、本体部20は第1係合部35が係合する第1被係合部25を有し、着座補助具10は、第1係合部35と第1被係合部25とからなり、第1係合部35の着脱を抑制する着脱抑制部40を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
シート上に載置された状態で着座者の臀部を支持する着座補助具であって、
本体部と、該本体部に対して着脱可能なクッション部とを備え、
前記クッション部は、
表皮材により被覆されるクッション部本体と、
該クッション部本体の外周端部から外側に延び、前記本体部と係合する第1係合部と、
該第1係合部の先端において、前記第1係合部の一部に対して着脱可能に設けられ、前記本体部と前記第1係合部との係合を維持する固着部と、を有し、
前記本体部は前記第1係合部が係合する第1被係合部を有し、
前記着座補助具は、前記第1係合部と前記第1被係合部とからなり、前記第1係合部の着脱を抑制する着脱抑制部を備えることを特徴とする着座補助具。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記本体部の前記第1被係合部には、前記第1係合部が挿通される挿通孔が形成されており、
前記第1係合部は、
前記クッション部本体から延び、前記本体部の表側に配置される延出部と、
該延出部から連続して延び、前記挿通孔に挿通された後、折り返して前記本体部の裏側に配置される折り返し部と、
該折り返し部から連続して延び、先端に前記固着部を有する係止部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の着座補助具。
【請求項3】
前記本体部の前記第1被係合部は、前記第1係合部の前記係止部が掛けられる引掛け部を有し、
前記係止部の前記固着部は、前記折り返し部に固着されることを特徴とする請求項2に記載の着座補助具。
【請求項4】
前記クッション部は、前記本体部と係合する第2係合部を有し、
前記本体部は、前記第2係合部と係合する第2被係合部を有し、
前記第2係合部は、前記クッション部から突出する突出部であり、
前記第2被係合部は、前記突出部と対応する位置に形成された貫通孔であり、前記突出部が前記貫通孔に挿通することにより、前記クッション部が前記本体部に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の着座補助具。
【請求項5】
前記本体部は、前記臀部と当接する臀部支持部と、前記臀部支持部の後端部から上方に立ち上がる立ち上がり部と、を有し、
前記クッション部は、前記臀部支持部と前記立ち上がり部とに亘って配置され、
前記臀部支持部には、少なくとも前記臀部支持部に配置された前記クッション部の一部により覆われる範囲に開口部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の着座補助具。
【請求項6】
前記第1被係合部は、前記開口部の外周部に配置されており、
前記クッション部の一部が前記開口部に重なった状態で、前記第1係合部は、前記第1被係合部と係合することを特徴とする請求項5に記載の着座補助具。
【請求項7】
前記立ち上がり部には、温熱体を収納可能なポケット部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の着座補助具。
【請求項8】
前記本体部の裏面には、円弧状に延び、前記着座補助具の回転方向を案内するガイド凸部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の着座補助具。
【請求項9】
前記本体部の裏面には、複数の凸部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の着座補助具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、着座補助具に係り、特に、シート上に載置され、着座者の着座を補助する着座補助具に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両用シートや椅子などに対して着脱可能に設けられ、着座者の姿勢を補助するクッション部(同文献ではセンターパッド又はバックパッドと呼ばれる)を備えたシートクッションが開示されている。このシートクッションでは、ベースとなるベースクッションの表面に配置された第1面ファスナと、姿勢を補助するクッション部の裏面に配置された第2面ファスナとを係合させることにより、クッション部を着脱可能に設けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2017/033467号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示される着脱構造は、面ファスナ同士が係合することによる固定であるため、着座者が姿勢を変えたり、乗降したりした場合に、係合していた面ファスナが外れ、クッション部がずれてしまうおそれがあった。そのため、意図しないクッション部の着脱を抑制する手段が求められていた。
【0005】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、着脱可能なクッション部の意図しない着脱が抑制された着座補助具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題は、本発明の着座補助具によれば、シート上に載置された状態で着座者の臀部を支持する着座補助具であって、本体部と、該本体部に対して着脱可能なクッション部とを備え、前記クッション部は、表皮材により被覆されるクッション部本体と、該クッション部本体の外周端部から外側に延び、前記本体部と係合する第1係合部と、該第1係合部の先端において、前記第1係合部の一部に対して着脱可能に設けられ、前記本体部と前記第1係合部との係合を維持する固着部と、を有し、前記本体部は前記第1係合部が係合する第1被係合部を有し、前記着座補助具は、前記第1係合部と前記第1被係合部とからなり、前記第1係合部の着脱を抑制する着脱抑制部を備えることにより解決される。
【0007】
本体部から着脱可能なクッション部を備えるため、クッション部のみを取り外して交換したり洗濯したりすることができる。また、第1係合部が、第1被係合部から着脱することを抑制する着脱抑制部を備えるため、例えば、着座者が前後方向又は左右方向に移動した際の意図しない着脱を抑制することができる。
【0008】
また、上記の構成において、前記本体部の前記第1被係合部には、前記第1係合部が挿通される挿通孔が形成されており、前記第1係合部は、前記クッション部本体から延び、前記本体部の表側に配置される延出部と、該延出部から連続して延び、前記挿通孔に挿通された後、折り返して前記本体部の裏側に配置される折り返し部と、該折り返し部から連続して延び、先端に前記固着部を有する係止部と、を備えるとよい。
着脱抑制部が、折り返し部と、係合部に固着される固着部とからなることで、本体部の表側に露出しない部位で、係合させることができるため、着座者の臀部や腰部の移動による意図しない着脱を抑制することができる。
【0009】
また、上記の構成において、前記本体部の前記第1被係合部は、前記第1係合部の前記係止部が掛けられる引掛け部を有し、前記係止部の前記固着部は、前記折り返し部に固着されるとよい。
第1係合部が、引掛け部に掛けられ、固着部が折り返し部に固着することで、強固に係合することができる。また、着座者の臀部や腰部の移動よる意図しない着脱を抑制することができる。
【0010】
また、上記の構成において、前記クッション部本体は、前記本体部と係合する第2係合部を有し、前記本体部は、前記第2係合部と係合する第2被係合部を有し、前記第2係合部は、前記クッション部本体から突出する突出部であり、前記第2被係合部は、前記突出部と対応する位置に形成された貫通孔であり、前記突出部が前記貫通孔に挿通することにより、前記クッション部が前記本体部に取り付けられるとよい。
更に、第2係合部と第2被係合部とにより係合しているため、より強固に固定することができる。また、第2係合部と第2被係合部とによる係合は、突出部と貫通孔とによるものであるため、着脱が容易で、クッション部の交換を簡単にすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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