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公開番号2024055604
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162668
出願日2022-10-07
発明の名称画像形成装置、通信制御方法、及びコンピュータプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類B41J 29/38 20060101AFI20240411BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】クラウド型の印刷サービスにおける画像形成装置の登録削除に関連する通信リソースの浪費を防止すること。
【解決手段】画像形成装置は、画像形成部と、リモート環境で動作するサーバ装置へ接続される通信インタフェースと、前記サーバ装置との接続のためのクライアント側登録情報を記憶する記憶部と、前記サーバ装置から印刷ジョブが受信された場合に、前記印刷ジョブを実行して画像を形成するように前記画像形成部を制御する制御部と、を備える。前記サーバ装置は、前記リモート環境に登録されているサーバ側登録情報を用いて、前記画像形成装置と通信する。前記制御部は、前記サーバ装置から受信される受信信号に基づいて、前記リモート環境において前記サーバ側登録情報が削除されたかを判定し、前記サーバ側登録情報が削除されたと判定される場合に、前記記憶部に記憶されている前記クライアント側登録情報を削除する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
画像形成装置であって、
画像形成部と、
リモート環境で動作するサーバ装置へ接続される通信インタフェースと、
前記サーバ装置との接続のためのクライアント側登録情報を記憶する記憶部と、
前記サーバ装置から前記通信インタフェースを介して印刷ジョブが受信された場合に、前記印刷ジョブを実行して画像を形成するように前記画像形成部を制御する制御部と、
を備え、
前記サーバ装置は、前記リモート環境に登録されている、前記画像形成装置との前記接続のためのサーバ側登録情報を用いて、前記画像形成装置と通信し、
前記制御部は、
前記通信インタフェースを介して前記サーバ装置から受信される受信信号に基づいて、前記リモート環境において前記サーバ側登録情報が削除されたかを判定し、
前記リモート環境において前記サーバ側登録情報が削除されたと判定される場合に、前記記憶部に記憶されている前記クライアント側登録情報を削除する、
画像形成装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記サーバ装置は、前記画像形成装置により実行されるべき印刷ジョブが存在する場合に、前記画像形成装置から受信される問合せ信号への応答として、当該印刷ジョブを前記画像形成装置へ送信し、
前記通信インタフェースは、前記サーバ装置へ周期的に前記問合せ信号を送信し、
前記受信信号は、前記問合せ信号への応答として前記サーバ装置から受信される、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記受信信号が事前に設定されたエラーパターンを示す場合に、前記リモート環境において前記サーバ側登録情報が削除されたと判定する、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記エラーパターンは、ユーザにより設定可能である、請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記通信インタフェースは、前記サーバ装置との前記接続を継続的に維持し、
前記サーバ装置は、前記画像形成装置により実行されるべき印刷ジョブが存在する場合に、前記画像形成装置との間で維持されている前記接続を使用して、当該印刷ジョブを前記画像形成装置へ送信し、
前記受信信号は、前記接続を使用して前記サーバ装置から送信される通知信号である、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記通知信号が前記サーバ側登録情報が削除されたことを示すために定義された信号である場合に、前記リモート環境において前記サーバ側登録情報が削除されたと判定する、請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記通信インタフェースは、前記サーバ装置との前記接続を維持し又は再確立するための接続信号を周期的に前記サーバ装置へ送信し、
前記制御部は、前記リモート環境において前記サーバ側登録情報が削除されたと判定される場合に、前記通信インタフェースによる前記サーバ装置への前記接続信号の送信を停止させる、
請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記リモート環境において前記サーバ側登録情報が削除されたと判定される場合において、所定の期間が経過しても前記サーバ装置により前記接続が切断されないときに、前記通信インタフェースに前記接続を切断させる、請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記受信信号に基づき前記リモート環境において前記サーバ側登録情報が削除されたと判定される場合において、ユーザにより前記クライアント側登録情報を削除することが選択されたときに、前記記憶部に記憶されている前記クライアント側登録情報を削除する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記受信信号に基づき前記リモート環境において前記サーバ側登録情報が削除されたと判定される場合に、前記クライアント側登録情報を削除することを含む複数の選択肢をユーザインタフェースを介してユーザに提示し、
前記複数の選択肢は、
前記クライアント側登録情報を削除せずに前記サーバ装置との通信を停止すること、及び
前記クライアント側登録情報を削除せず且つ前記サーバ装置との通信も停止しないこと、
のうちの少なくとも一方をさらに含む、
請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置、通信制御方法、及びコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、インターネットを介してアクセス可能なクラウドサーバにより印刷ジョブを受付け、サーバに登録されている画像形成装置に印刷ジョブを実行させるクラウド印刷サービスが知られている。クラウド印刷サービスを利用すれば、ユーザは、画像形成装置のドライバがインストールされていないどの端末からでも印刷ジョブを発行して所望の印刷物を入手することができる。
【0003】
特許文献1は、クラウド印刷サービスのための典型的なシステムの構成を開示している。特許文献1により開示されたシステムは、画像形成装置の登録がサーバから削除される際に、未実行の印刷ジョブがサーバに残留してしまう事態を回避するために、削除処理に先立ってサーバ内に残留している印刷ジョブが無いかを確認する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-54413号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1により開示されたシステムは、ユーザが画像形成装置を直接操作するか又はユーザ端末から画像形成装置へアクセスして、画像形成装置からサーバへ登録削除の要求を送信させることを前提としている。したがって、画像形成装置は、登録削除が要求されたことを確実に認識して、サーバとの接続のためにローカルで保持している情報を削除することができる。これに対し、画像形成装置を介さずにサーバに登録されている情報を削除することを可能にすることも考えられるが、その場合には、ローカル環境にある画像形成装置が登録削除が要求されたことを必ずしも認識できない。サーバ側の登録情報が削除されたにも関わらず画像形成装置がその事実を認識しなければ、画像形成装置がサーバとの通信の試行を繰り返すなど、通信リソースの浪費が発生することになる。
【0006】
本発明は、クラウド型の印刷サービスにおける上述した通信リソースの浪費を防止するための仕組みを実現しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
ある観点によれば、画像形成装置であって、画像形成部と、リモート環境で動作するサーバ装置へ接続される通信インタフェースと、前記サーバ装置との接続のためのクライアント側登録情報を記憶する記憶部と、前記サーバ装置から前記通信インタフェースを介して印刷ジョブが受信された場合に、前記印刷ジョブを実行して画像を形成するように前記画像形成部を制御する制御部と、を備え、前記サーバ装置は、前記リモート環境に登録されている、前記画像形成装置との前記接続のためのサーバ側登録情報を用いて、前記画像形成装置と通信し、前記制御部は、前記通信インタフェースを介して前記サーバ装置から受信される受信信号に基づいて、前記リモート環境において前記サーバ側登録情報が削除されたかを判定し、前記リモート環境において前記サーバ側登録情報が削除されたと判定される場合に、前記記憶部に記憶されている前記クライアント側登録情報を削除する、画像形成装置が提供される。対応する通信制御方法及びコンピュータプログラムもまた提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、クラウド型の印刷サービスにおける画像形成装置の登録削除に関連する通信リソースの浪費を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係る印刷システムの構成の一例を示す模式図。
一実施形態に係る画像形成装置の構成の一例を示すブロック図。
一実施形態に係る印刷サーバの構成の一例を示すブロック図。
印刷システムにおけるサービス登録及びジョブの実行に関連する手続の流れの一例を示すシーケンス図。
サービス登録の削除に関連する手続の流れの一例を示すシーケンス図。
第1実施例において通信リソースの浪費が発生し得るシナリオについて説明するためのシーケンス図。
第1実施例において通信リソースの浪費を防止する処理の流れの一例を示すシーケンス図。
第1実施例において画像形成装置により実行され得る通信制御処理の流れの一例を示すフローチャート。
第2実施例において通信リソースの浪費が発生し得るシナリオについて説明するためのシーケンス図。
第2実施例において通信リソースの浪費を防止する処理の流れの第1の例を示すシーケンス図。
第2実施例において通信リソースの浪費を防止する処理の流れの第2の例を示すシーケンス図。
第2実施例において画像形成装置により実行され得る通信制御処理の流れの一例を示すフローチャート。
サービス登録のステータスを表示するGUIの一例を示す説明図。
サーバ側登録情報が削除されたと判定される場合にユーザに提示される選択肢の一例を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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