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公開番号2024053834
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-16
出願番号2022160282
出願日2022-10-04
発明の名称原料供給装置
出願人富士電機株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類A47J 31/42 20060101AFI20240409BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】装置全体の小型化を図ることができるとともに、原料の鮮度の低下を防止すること。
【解決手段】原料を収容して保管し、かつ内蔵する原料供給駆動部11a,12aの駆動により原料を払い出す原料箱11,12と、原料箱11,12から払い出された原料を、自身の下流側の機器に送出する送出機構13とを備えた原料供給装置10であって、機器は、複数設けられ、送出機構13は、原料箱11,12から払い出された原料を、択一的に選択された任意の機器に送出するものである。上記機器は、原料を粉砕する粉砕機15と、原料をそのまま通過させる原料シュート14とを備え、送出機構13は、粉砕機15及び原料シュート14のうち択一的に選択された一方に原料を送出することが好ましい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
原料を収容して保管し、かつ内蔵する原料供給駆動部の駆動により原料を払い出す原料箱と、
前記原料箱から払い出された原料を、自身の下流側の機器に送出する送出機構と
を備えた原料供給装置であって、
前記機器は、複数設けられ、
前記送出機構は、前記原料箱から払い出された原料を、択一的に選択された任意の機器に送出することを特徴とする原料供給装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記機器は、
前記原料を粉砕する粉砕機と、
前記原料をそのまま通過させる原料シュートと
を備え、
前記送出機構は、前記粉砕機及び前記原料シュートのうち択一的に選択された一方に前記原料を送出することを特徴とする請求項1に記載の原料供給装置。
【請求項3】
前記原料シュートを通過した原料を下流側に送出する第1送出部と、
前記粉砕機で粉砕された原料を下流側に送出する第2送出部と
を備え、
前記第1送出部及び前記第2送出部は、互いの送出路が別個となる態様で形成されたことを特徴とする請求項2に記載の原料供給装置。
【請求項4】
前記送出機構は、前記原料が通過する通過経路に振動を付与する振動付与部を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の原料供給装置。
【請求項5】
前記第1送出部及び前記第2送出部は、前記送出路に振動を付与する振動付与部を備えたことを特徴とする請求項3に記載の原料供給装置。
【請求項6】
前記第2送出部は、水平方向に対する送出路の延在方向の傾斜角が、前記第1送出部における水平方向に対する送出路の傾斜角よりも大きいことを特徴とする請求項3に記載の原料供給装置。
【請求項7】
前記機器は、
前記原料を粉砕する第1粉砕機と、
前記原料を、前記第1粉砕機よりも細かく粉砕する第2粉砕機と
を備え、
前記送出機構は、前記第1粉砕機及び前記第2粉砕機のうち択一的に選択された一方に前記原料を送出することを特徴とする請求項1に記載の原料供給装置。
【請求項8】
前記第1粉砕機で粉砕された原料を下流側に送出する第1粉砕原料送出部と、
前記第2粉砕機で粉砕された原料を下流側に送出する第2粉砕原料送出部と
を備え、
前記第1粉砕原料送出部及び前記第2粉砕原料送出部は、互いの送出経路が別個となる態様で形成されたことを特徴とする請求項7に記載の原料供給装置。
【請求項9】
前記送出機構は、前記原料が通過する通過経路に振動を付与する振動付与部を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項7に記載の原料供給装置。
【請求項10】
前記第1粉砕原料送出部及び前記第2粉砕原料送出部は、前記送出経路に振動を付与する振動付与部を備えたことを特徴とする請求項8に記載の原料供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、原料供給装置に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えばコンビニエンスストア等の店舗には、コーヒーマシンが設置されている。コーヒーマシンは、利用者により飲料が選択された場合に、コーヒー豆挽きやドリッピングの抽出処理等を行って飲料であるコーヒーを生成し、所定の位置に配置されたカップ等の容器に対して、コーヒーを投入して供給するものである。
【0003】
そのようなコーヒーマシンにおいては、原料であるコーヒー豆を収容する原料箱が設けられており、原料箱は、内蔵する原料供給駆動部が駆動することにより、コーヒーの生成に必要な量のコーヒー豆を払い出している。原料箱から払い出されたコーヒー豆は、シュータを介してミルと称される粉砕機に送られ、粉砕機にて粉砕されてコーヒーの抽出が行われる抽出ユニットに供給されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-045119号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記コーヒーマシンでは、原料箱、シュータ及び粉砕機が1つのユニットとして連結されて構成されていたので、次のような問題があった。
【0006】
すなわち、同じ品種のコーヒー豆であっても、粉砕機での粉砕の程度(細挽及び粗挽)が異なる場合、異なる原料箱に収容していた。そのため、多種類のコーヒーを供給する場合には、より多くの原料箱を含むユニットが必要となり、装置の大型化を招来するおそれがあった。また、同じ品種のコーヒー豆であっても売れ行きが異なることにより、一方の原料箱に収容されたものは早期に消費され、他方の原料箱に収容されたものが残存してしまい、コーヒー豆の鮮度の低下を招来するおそれがあった。尚、ここではコーヒー豆を原料とする場合について説明したが、コーヒー豆だけに限られないことはいうまでもない。
【0007】
本発明は、上記実情に鑑みて、装置全体の小型化を図ることができるとともに、原料の鮮度の低下を防止することができる原料供給装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明に係る原料供給装置は、原料を収容して保管し、かつ内蔵する原料供給駆動部の駆動により原料を払い出す原料箱と、前記原料箱から払い出された原料を、自身の下流側の機器に送出する送出機構とを備えた原料供給装置であって、前記機器は、複数設けられ、前記送出機構は、前記原料箱から払い出された原料を、択一的に選択された任意の機器に送出することを特徴とする。
【0009】
また本発明は、上記原料供給装置において、前記機器は、前記原料を粉砕する粉砕機と、前記原料をそのまま通過させる原料シュートとを備え、前記送出機構は、前記粉砕機及び前記原料シュートのうち択一的に選択された一方に前記原料を送出することを特徴とする。
【0010】
また本発明は、上記原料供給装置において、前記原料シュートを通過した原料を下流側に送出する第1送出部と、前記粉砕機で粉砕された原料を下流側に送出する第2送出部とを備え、前記第1送出部及び前記第2送出部は、互いの送出路が別個となる態様で形成されたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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