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公開番号2024053445
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-15
出願番号2022159740
出願日2022-10-03
発明の名称指標項目特定方法および指標項目特定プログラム
出願人富士通株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06Q 10/00 20230101AFI20240408BHJP(計算;計数)
要約【課題】データ項目の値が全て欠損している場合でも、データ項目の値を補完可能にする。
【解決手段】情報処理装置1は、因果グラフを構成する構成要素のうち、指定される指標を計算する際に必要な指標項目名と同一項目名を有する構成要素を含む経路を特定し、指標項目名のうち、因果グラフのいずれの構成要素の項目名とも一致しない指標項目名である不足指標項目名と、特定された経路に含まれる構成要素の項目名と、の類似度を算出し、算出された類似度が所定条件を満たす構成要素の項目名を出力する。例えば、企業活動を客観的に評価するためのコンサルビジネスのツールに適用される。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
因果グラフを構成する構成要素のうち、指定される指標を計算する際に必要な指標項目名と同一項目名を有する構成要素を含む経路を特定し、
前記指標項目名のうち、前記因果グラフのいずれの構成要素の項目名とも一致しない指標項目名である不足指標項目名と、特定された経路に含まれる構成要素の項目名と、の類似度を算出し、
算出された類似度が所定条件を満たす構成要素の項目名を出力する
処理をコンピュータが実行することを特徴とする指標項目特定方法。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
該特定する処理は、前記指標項目名と同一項目名を有する構成要素同士を含む経路が複数存在する場合には、複数存在する経路の中から、直接接続されている経路を優先して特定する
ことを特徴とする請求項1に記載の指標項目特定方法。
【請求項3】
該特定する処理は、さらに、該特定した経路の中から、ループする経路を排除する
ことを特徴とする請求項2に記載の指標項目特定方法。
【請求項4】
該算出する処理は、
該特定された経路に含まれる構成要素の項目名のうち、前記指標項目名と一致しない構成要素の項目名を抽出し、
前記不足指標項目名と、抽出された構成要素の項目名と、の類似度を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の指標項目特定方法。
【請求項5】
該算出する処理は、前記不足指標項目名の単語ベクトルと、前記構成要素の項目名の単語ベクトルとを、コサイン類似度を用いて類似度を算出する
ことを特徴とする請求項4に記載の指標項目特定方法。
【請求項6】
該出力する処理は、算出された類似度が最も高い項目名を出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の指標項目特定方法。
【請求項7】
因果グラフを構成する構成要素のうち、指定される指標を計算する際に必要な指標項目名と同一項目名を有する構成要素を含む経路を特定し、
前記指標項目名のうち、前記因果グラフのいずれの構成要素の項目名とも一致しない指標項目名である不足指標項目名と、特定された経路に含まれる構成要素の項目名と、の類似度を算出し、
算出された類似度が所定条件を満たす構成要素の項目名を出力する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする指標項目特定プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、指標項目特定方法などに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
相互関係を有する複数成分からなる観測多次元データにおける健全データ群の情報に基づいて不良データにおける不具合値に対する推定値を算出する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。ここでいう健全データとは、すべての成分が正常値であるデータのことをいう。ここでいう不良データとは、一部の成分が不具合値であるデータのことをいう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-016905号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、データ項目(成分)の値が取得されない場合には、そのデータ項目(成分)の値を補完できないという問題がある。すなわち、従来技術では、データ項目(成分)の値が取得されており、成分の値が不具合値である場合を想定しているが、そもそもデータ項目の値が全て取得されない(全値が欠損値の)場合には推定値を算出できない。
【0005】
本発明は、1つの側面では、データ項目の値が全て欠損している場合でも、データ項目の値を補完可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの態様では、指標項目特定方法は、因果グラフを構成する構成要素のうち、指定される指標を計算する際に必要な指標項目名と同一項目名を有する構成要素を含む経路を特定し、前記指標項目名のうち、前記因果グラフのいずれの構成要素の項目名とも一致しない指標項目名である不足指標項目名と、特定された経路に含まれる構成要素の項目名と、の類似度を算出し、算出された類似度が所定条件を満たす構成要素の項目名を出力する、処理をコンピュータが実行する。
【発明の効果】
【0007】
1実施態様によれば、データ項目のデータが全て欠損している場合でも、データ項目のデータを補完することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施例に係る情報処理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
図2は、実施例に係る因果分析結果データのデータ構造の一例を示す図である。
図3は、実施例に係る類似度データのデータ構造の一例を示す図である。
図4は、因果グラフの一例を示す図である。
図5は、実施例に係る特定処理の一例を示す図である。
図6は、実施例に係る算出処理の一例を示す図である。
図7は、実施例に係る出力の画面例を示す図である。
図8は、実施例に係る指標項目特定処理のフローチャートの一例を示す図である。
図9は、指標項目特定プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願の開示する指標項目特定方法および指標項目特定プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、実施例により限定されるものではない。
【0010】
まず、近年、ESG(Environment Social Governance)やSDGs(Sustainable Development Goals)等の企業活動を客観的に評価するための指標が定義されている。かかる指標は、企業外の外部組織によって定義される。このため、この指標を使うために必要なデータは、企業自身が収集する必要があるが、必ずしも必要な全てのデータを企業が収集しているとは限らない。また、収集していない不足データは、企業自身に関わる内容であるため、外部から収集したデータを補完することができない。
(【0011】以降は省略されています)

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