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公開番号2024053182
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-15
出願番号2022159269
出願日2022-10-03
発明の名称光学系およびそれを有するレンズ装置、撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 13/04 20060101AFI20240408BHJP(光学)
要約【課題】十分な周辺光量を確保しつつ、透過率が良好な広画角の光学系を提供する。
【解決手段】光学系100は、物体側から像側へ順に配置された、前レンズ群LF、中間レンズ群LM、正の屈折力の後レンズ群LRからなる。中間レンズ群は、前レンズ群に隣接して配置された第1反射部材、開口絞りSP、後レンズ群に隣接して配置された第2反射部材を含む。第1反射部材はミラーである。第2反射部材のd線に対する屈折率をnd2とするとき、1.43<nd2<2.15なる条件式を満足する。
【選択図】図1(B)
特許請求の範囲【請求項1】
物体側から像側へ順に配置された、前レンズ群、中間レンズ群、正の屈折力の後レンズ群からなり、
前記中間レンズ群は、前記前レンズ群に隣接して配置された第1反射部材、開口絞り、前記後レンズ群に隣接して配置された第2反射部材を含み、
前記第1反射部材は、ミラーであり、
前記第2反射部材のd線に対する屈折率をnd2とするとき、
1.43<nd2<2.15
なる条件式を満足することを特徴とする光学系。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
物体側から像側へ順に配置された、前レンズ群、中間レンズ群、正の屈折力の後レンズ群からなり、
前記中間レンズ群は、前記前レンズ群に隣接して配置された第1反射部材、開口絞り、前記後レンズ群に隣接して配置された第2反射部材を含み、
前記第1反射部材のd線に対する屈折率をnd1、前記第2反射部材のd線に対する屈折率をnd2とするとき、
0.05<nd2-nd1<1.00
なる条件式を満足することを特徴とする光学系。
【請求項3】
前記前レンズ群は、最も物体側に配置された、負の屈折力のメニスカスレンズを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
【請求項4】
前記前レンズ群は、最も物体側から連続して配置された、少なくとも2枚の負の屈折力のレンズを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
【請求項5】
前記後レンズ群は、最も物体側に配置された、正の屈折力のレンズを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
【請求項6】
前記第1反射部材と前記第2反射部材の反射面間の光軸上の距離をDm、前記中間レンズ群の合成焦点距離をfmとするとき、
0.05<Dm/fm<1.50
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
【請求項7】
前記第2反射部材の反射面から像面までの光軸上の距離をD3、前記後レンズ群の合成焦点距離をfrとするとき、
1.00<D3/fr<3.00
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
【請求項8】
前記中間レンズ群の合成焦点距離をfm、前記後レンズ群の合成焦点距離をfrとするとき、
0.50<fm/fr<10.00
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
【請求項9】
前記第1反射部材の反射面から前記開口絞りまでの合成焦点距離をfm1、前記中間レンズ群の合成焦点距離をfmとするとき、
0.30<fm1/fm<2.00
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
【請求項10】
前記第1反射部材の反射面から前記開口絞りまでの合成焦点距離をfm1、前記前レンズ群の合成焦点距離をffとするとき、
-20.00<fm1/ff<-3.00
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズ装置に関し、特にデジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、放送用カメラ、銀塩フィルム用カメラ、監視用カメラ等の撮像装置に好適なものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、魚眼レンズが、全方位画像またはバーチャルリアリティ(VR)コンテンツの作成に用いられている。
【0003】
特許文献1には、2つの魚眼レンズを有し、1つの撮像素子上に2つの光学像を形成することでVR画像を取得する撮像装置が開示されている。各魚眼レンズでは、2つの反射部材により光路が折り曲げられている。
【0004】
また、特許文献2には、2つの魚眼レンズを有し、2つの撮像素子上に2つの光学像を形成することで全方位画像を取得する撮像装置が開示されている。各魚眼レンズでは、複数の反射部材により光路が複数回折り曲げられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-8629号公報
特開2019-152849号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1および特許文献2に開示された撮像装置では、各反射部材の屈折率が最適化されていない。特に、特許文献1および特許文献2には、周辺光量と透過率を同時に改善するための反射部材の選択法について開示されていない。
【0007】
本発明は、十分な周辺光量を確保しつつ、特に短波長側の透過率が良好な広画角の光学系を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一側面としての光学系は、物体側から像側へ順に配置された、前レンズ群、中間レンズ群、正の屈折力の後レンズ群からなり、前記中間レンズ群は、前記前レンズ群に隣接して配置された第1反射部材、開口絞り、前記後レンズ群に隣接して配置された第2反射部材を含み、前記第1反射部材は、ミラーであり、
前記第2反射部材のd線に対する屈折率をnd2とするとき、
1.43<nd2<2.15
なる条件式を満足することを特徴とする。
【0009】
本発明の他の側面としての光学系は、物体側から像側へ順に配置された、前レンズ群、中間レンズ群、正の屈折力の後レンズ群からなり、前記中間レンズ群は、前記前レンズ群に隣接して配置された第1反射部材、開口絞り、前記後レンズ群に隣接して配置された第2反射部材を含み、前記第1反射部材のd線に対する屈折率をnd1、前記第2反射部材のd線に対する屈折率をnd2とするとき、
0.05<nd2-nd1<1.00
なる条件式を満足することを特徴とする。
【0010】
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施形態において説明される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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