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公開番号2024054861
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-17
出願番号2023179895
出願日2023-09-30
発明の名称メガネフレーム
出願人個人
代理人
主分類G02C 5/14 20060101AFI20240410BHJP(光学)
要約【課題】メガネのツルに取り付けるサイドパッドにおいて、メガネのフロント側の重量によるパッドの跡が皮膚につかないよう構成する。
【解決手段】メガネのツルにサイドパッドを取り付け、サイドパッドを頬骨の出っ張り付近に当接させると共に、サイドパッドは、頬骨の出っ張り部の形状に合わせて変形可能、且つ可塑性を有し、ツルへの取り付けが簡単なサイドパッドを提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
メガネのツルに取り付けたサイドパッドであり、該サイドパッドは、頬骨の出っ張りのキワ付近に当接してメガネのフロント部を支えると共に皮膚当接部を有し、該皮膚当接部はこれが当接する皮膚の形状に合わせて変形可能とすること、を特徴とするメガネフレーム。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
上記皮膚当接部は、これが当接する皮膚の形状に合わせて変形が可能とする変形体を有してなること、を特徴とする請求項1記載のメガネフレーム。
【請求項3】
上記変形体の上部付近の端部に切込みを入れること、を特徴とする請求項2記載のメガネフレーム。
【請求項4】
メガネのツルに設けられるパッドであり、該パッドは弾性体でなり、頬骨の出っ張りのキワ付近に当接して、該キワの上方皮膚と下方皮膚の双方に当接して横方向から押し当てると共に、頬骨の出っ張りに縦方向から載ることで、メガネのフロント部の重量が支えられること、を特徴とするメガネフレーム。
【請求項5】
上記弾性体は、上面視で、略三角形状をなし前方に向かって左右幅が広く、後方に向かって狭く形成されることを特徴とする請求項4記載のメガネフレーム。
【請求項6】
メガネのツルに取り付けたサイドパッドであり、顔面に対して凸状形状をなすサイドパッドが頬骨の出っ張りのキワ付近に当接すると共に、該サイドパッドの皮膚当接面とメガネのツルとの間隔を変える機能を有すること、を特徴とするメガネフレーム。
【請求項7】
サイドパッドは、ツル上を移動可能とすること、を特徴とする請求項4又は6記載のメガネフレーム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
メガネのツルに取り付けられてメガネのフロント部を支えるサイドパッド、及び該サイドパッドのツルへの取り付け構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
メガネのフロント部を支えるには、メガネに取り付けた鼻パッドで支える方法と、メガネのツルにパッドを取り付け、該パッドを頬骨の出っ張り12部に載せて支える方法等が知られている。いずれの場合も、パッドにはメガネのフロント部の重量がかかり、これらパッドの跡が皮膚につく原因となっている。
さて、メガネのツルに取り付けたパッドを頬骨の出っ張り12部に載せてメガネのフロント部を支える従来例として、特開2008-20678が開示されている。
該従来例では、図5で示すように、ツル1にアーム2を下方に向けて取り付け、該アーム2の先端にはパッド3が軸支され、該パッド3はこの向きを変えることができる構成が示されている。
更に、ツル1には溝を設けアーム2にはスライダーを設け、アーム2はパッド3と一体に、ツル1に対して左右横方向(水平方向)へスライドができる構成も開示されている。
【0003】
上記従来例の問題点として、上記パッド3は上記ツル1に軸支されてパッド面の向きは変えることが出来ても、該パッドの皮膚当接面自体の形状は変えることが出来ないため、パッド3は皮膚の凹凸形状に合わせて十全に当接することが出来ない。
その分パッド3の皮膚に当接する領域が限定され、該限定された領域にメガネのフロント部の重みが集中し、パッド3の跡が皮膚に付くことになる。
更に、ツル1と上下方向に於ける頬骨との適正な間隔(距離)は、使用者の頬骨の形状によって異なるが、適正でない場合、メガネの前部(レンズ側)が過度に浮き上がったり、逆に下がり過ぎるといった不具合が生じる。
この原因は、アーム2の先端部のパッド3の軸支位置が一定の位置に固定されていることにある。
【0004】
加えて、上記パッド3の軸支構造、及びスライド構造には、製造上、相応の手間がかかる。
特開2008-20678
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題は、上記諸問題を解消することにある。即ち、パッドの皮膚当接面が当接する皮膚に対して、まんべんなく当接するようにしてパッドの跡がつかず、且つツルとパッドとの上下方向の間隔を適正に変えることができ、更に製造上の手間を必要とせず、構造が簡略で、取り付けも簡単なツルに取り付けられるパッドを提案することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
課題を解決するための手段は以下の通りである。
本発明のパッド(以下、サイドパッドと呼ぶ)は、メガネのツルに取り付ける。そして、該サイドパッドは、頬骨の出っ張りのキワ付近に当接してメガネのフロント部を支えると共に皮膚当接部を有し、該皮膚当接部はこれが当接する皮膚の形状に合わせて変形可能とする。
尚、上記頬骨の出っ張りのキワ付近とは、顔の側面における頬骨の出っ張りのキワ(出っ張り始め)から出っ張りの頂点に至る直前迄の皮膚領域とする。
【0007】
そして、上記皮膚当接部は、これが当接する皮膚の形状に合わせて変形可能とする変形体を有してなる。
【0008】
更に、上記変形体の上部付近の端部には、切込みが入れられる。
以上、課題を解決するための手段を説明した。
【発明の効果】
【0009】
本発明の効果は以下の通りである。
サイドパッドの皮膚当接部は上記頬骨の出っ張り付近に上方より載ることで、該皮膚当接部が当接する皮膚の位置より下方にずり落ちない。
【0010】
そして、上記サイドパッドの皮膚当接部は、該皮膚当接部が当接する皮膚の形状に合わせて変形するため、その分皮膚当接部はまんべんなく皮膚に当接し、メガネのフロント部の重みは分散され、皮膚にその跡が付くことがなくなる。
(【0011】以降は省略されています)

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