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公開番号2024054898
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022161336
出願日2022-10-06
発明の名称反射フィルム
出願人三菱ケミカル株式会社
代理人
主分類G02B 5/08 20060101AFI20240411BHJP(光学)
要約【課題】バックライトユニット等の構成部材に用いた際に、構成部材の汚染を抑制することができる反射フィルムを提供する。
【解決手段】本発明の一態様に係る反射フィルムは、基材層の少なくとも一方の面に表面層を備え、前記表面層の動摩擦係数が0.29以上であり、かつ、前記表面層の最大高さSzが25μm以下である。当該反射フィルムは、前記表面層が、熱可塑性樹脂と無機粒子及び/又は有機粒子とを含むことが好ましい。また、前記基材層の両方の面に前記表面層を備えることが好ましい。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
基材層の少なくとも一方の面に表面層を備え、前記表面層の動摩擦係数が0.29以上であり、かつ、前記表面層の最大高さSzが25μm以下である反射フィルム。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記表面層の算術平均粗さSaが2500nm以下である、請求項1に記載の反射フィルム。
【請求項3】
前記表面層の二乗平均平方根高さSqが3000nm以下である、請求項1に記載の反射フィルム。
【請求項4】
前記反射フィルム全体の空孔率が40%以上である、請求項1に記載の反射フィルム。
【請求項5】
前記表面層が、熱可塑性樹脂と無機粒子及び/又は有機粒子とを含む、請求項1に記載の反射フィルム。
【請求項6】
前記表面層が、無機粒子及び/又は有機粒子を0.01質量%以上1質量%未満含む、請求項1に記載の反射フィルム。
【請求項7】
前記無機粒子及び/又は有機粒子の平均粒径が0.05μm以上10μm以下である、請求項5又は6に記載の反射フィルム。
【請求項8】
前記基材層の両方の面に前記表面層を備える、請求項1に記載の反射フィルム。
【請求項9】
バックライトユニットのいずれかの構成部材として使用することを特徴とする請求項1に記載の反射フィルム。
【請求項10】
液晶ディスプレイ、照明器具及び照明看板のうちのいずれかの構成部材として使用することを特徴とする請求項1に記載の反射フィルム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は反射フィルムに関する。更に詳しくは、本発明は、液晶ディスプレイ、照明器具、照明看板などの構成部材として好適に使用することができる反射フィルムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
液晶ディスプレイをはじめ、照明器具や照明看板など多くの分野で反射フィルムが使用されている。最近では、液晶ディスプレイの分野において装置の大型化及び表示性能の高度化が進み、少しでも多くの光を液晶に供給してバックライトユニットの性能を向上させることが求められるようになり、反射フィルムに対しても、よりいっそう優れた光反射性(単に「反射性」ともいう)が求められている。
【0003】
この種の反射フィルムとしては、例えば芳香族ポリエステル系樹脂を主原料とする白色ポリエステルフィルムを用いた液晶ディスプレイ用の反射フィルムが知られている(特許文献1参照)。
また、ポリプロピレン樹脂に充填剤を添加して形成されたフィルムを延伸することによって、フィルム内に微細な空隙を形成させ、光散乱反射を生じさせた反射フィルム(特許文献2参照)や、ポリオレフィン樹脂とフィラーを含有する基材層と、ポリオレフィン樹脂を含む層より構成された積層構成のポリオレフィン樹脂光反射体も知られている(特許文献3参照)。
さらに、ポリプロピレン樹脂と、該ポリプロピレン樹脂と非相溶性の樹脂の少なくとも1種以上とを含む、熱収縮率が低減された二軸延伸反射シートが知られている(特許文献4参照)。
【0004】
また、バックライトユニットを構成する導光板と反射フィルムとの貼り付きを抑制するため、あるいは、導光板と反射フィルムとの接触により導光板又は反射フィルムに傷がつくのを防ぐために、粒子を表層に含有させた反射フィルムが提案されている(特許文献5及び特許文献6参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平04-239540号公報
特開平11-174213号公報
特開2005-031653号公報
特開2008-158134号公報
特開2015-163986号公報
特開2015-001596号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献5及び特許文献6に記載の技術において、表層に含有する粒子の種類によっては導光板が削れて傷が付いたり、表層の粒子が脱落したりして、バックライトユニット等の構成部材の汚染を生じる場合があることがわかってきた。
【0007】
そこで本発明の目的は、バックライトユニット等の構成部材に用いた際に、構成部材の汚染を抑制することができる反射フィルムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、反射フィルムの表面に突起を形成し、導光板との接触面を減らすことを検討した。突起が小さすぎると導光板との接触によってフィルム表面が削れてしまう一方で、突起を形成しすぎると凸部(粒子)が脱落しやすくなり、構成部材を汚染する場合があることがわかってきた。
そこで、基材層の少なくとも一方の面に設けた表面層に適度な突起を形成することにより、導光板と接触したときのフィルム表面の削れが低減でき、かつ、凸部(粒子)の脱落も低減できることを見出した。
【0009】
すなわち、本発明は、以下の態様を有する。
[1]基材層の少なくとも一方の面に表面層を備え、前記表面層の動摩擦係数が0.29以上であり、かつ、前記表面層の最大高さSzが25μm以下である反射フィルム。
[2]前記表面層の算術平均粗さSaが2500nm以下である、上記[1]に記載の反射フィルム。
[3]前記表面層の二乗平均平方根高さSqが3000nm以下である、上記[1]又は[2]に記載の反射フィルム。
[4]前記反射フィルム全体の空孔率が40%以上である、上記[1]~[3]のいずれか1つに記載の反射フィルム。
[5]前記表面層が、熱可塑性樹脂と無機粒子及び/又は有機粒子とを含む、上記[1]~[4]のいずれか1つに記載の反射フィルム。
[6]前記表面層が、無機粒子及び/又は有機粒子を0.01質量%以上1質量%未満含む、上記[1]~[5]のいずれか1つに記載の反射フィルム。
[7]前記無機粒子及び/又は有機粒子の平均粒径が0.05μm以上10μm以下である、上記[5]又は[6]に記載の反射フィルム。
[8]前記基材層の両方の面に前記表面層を備える、上記[1]~[7]のいずれか1つに記載の反射フィルム。
[9]バックライトユニットのいずれかの構成部材として使用することを特徴とする上記[1]~[8]のいずれか1つに記載の反射フィルム。
[10]液晶ディスプレイ、照明器具及び照明看板のうちのいずれかの構成部材として使用することを特徴とする上記[1]~[8]のいずれか1つに記載の反射フィルム。
[11]上記[1]~[8]のいずれか1つに記載の反射フィルムを構成部材とする液晶ディスプレイ、照明器具又は照明看板。
【発明の効果】
【0010】
本発明が提案する反射フィルムをバックライトユニット等の構成部材に用いると、構成部材の汚染を抑制することができる。よって、本発明が提案する反射フィルムは、液晶ディスプレイ、照明器具或いは照明看板等の反射フィルムとして好適に用いることができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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