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公開番号2024050140
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156802
出願日2022-09-29
発明の名称レンズホルダ駆動装置
出願人アルプスアルパイン株式会社
代理人個人,個人
主分類G02B 7/02 20210101AFI20240403BHJP(光学)
要約【課題】接着剤がプリント配線基板上に広がるのを抑制すること。
【解決手段】レンズホルダ駆動装置100は、固定側部材FBと、レンズホルダ3と、レンズホルダ3を光軸方向へ移動させる駆動部DMと、プリント配線基板9と、を備える。プリント配線基板9は、第1部分91と第2部分92との間に段差STを有している。第1部分91は、第1左側部分91L及び第1右側部分91Rを含み、第2部分92は、第2左側部分92L及び第2右側部分92Rを含む。また、プリント配線基板9は、第1左側部分91Lと第1右側部分91Rとの間に配置される第3部分93を有している。第1部分91の上面は、第2部分92の上面よりも高い位置にある。また、第1部分91の上方には、駆動部DMの一部が配置される。そして、第1部分91と駆動部DMの一部との間には接着剤BD2が設けられている。
【選択図】図19
特許請求の範囲【請求項1】
収容部を形成する側壁部及び底板部を有する固定側部材と、
レンズ体を保持可能で、前記固定側部材に対して移動可能に前記収容部内に収容されるレンズホルダと、
前記レンズホルダを光軸方向へ移動させる少なくとも磁石及びコイルを有して構成される駆動部と、
前記底板部に支持されるプリント配線基板と、を備えたレンズホルダ駆動装置において、
前記側壁部には、上方が開放された切欠き部が形成されており、
前記プリント配線基板は、前記切欠き部に対応する位置に配置される第1部分と前記第1部分に隣接して前記切欠き部の外側に位置する第2部分との間に段差を有しており、
前記第1部分の上面は、前記第2部分の上面よりも高い位置にあり、
前記第1部分の上方には、前記駆動部の一部が配置され、
前記第1部分と前記駆動部の前記一部との間に、接着剤が設けられている、
ことを特徴とするレンズホルダ駆動装置。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記第1部分の厚さは、前記第2部分の厚さよりも厚い、
請求項1に記載のレンズホルダ駆動装置。
【請求項3】
前記プリント配線基板は、複数の層が積層された多層基板で構成されており、前記第1部分における層の数が、前記第2部分における層の数よりも多い、
請求項2に記載のレンズホルダ駆動装置。
【請求項4】
前記プリント配線基板の前記第1部分の上面には、第1導体パターンが露出しており、前記第1導体パターンに前記接着剤が付着している、
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のレンズホルダ駆動装置。
【請求項5】
前記プリント配線基板の前記第1部分の上面には、前記第1導体パターンを挟むように配置された第2導体パターン及び第3導体パターンが形成されており、
前記第2導体パターンは、第1接合材によって前記コイルの一端に導通接続されており、
前記第3導体パターンは、第2接合材によって前記コイルの他端に導通接続されており、
前記第1接合材及び前記第2接合材の少なくとも一方には前記接着剤が付着している、
請求項4に記載のレンズホルダ駆動装置。
【請求項6】
前記第2導体パターンと前記第3導体パターンとの間には、互いに離間して絶縁された状態で複数個の前記第1導体パターンが並んで設けられている、
請求項5に記載のレンズホルダ駆動装置。
【請求項7】
前記第2部分の上面には、外部との接続に用いられる第4導体パターンが設けられている、
請求項5に記載のレンズホルダ駆動装置。
【請求項8】
前記固定側部材は、前記第2導体パターンの周囲の四方のうちの三方を囲むように前記側壁部と一体に形成された囲い部を有する、
請求項5に記載のレンズホルダ駆動装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、レンズホルダ駆動装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、接着剤によってフレキシブル基板(プリント配線基板)に固定されるレンズ駆動ユニット(レンズホルダ駆動装置)が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-081517号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の構成では、接着剤がプリント配線基板上に広がってしまうおそれがある。そして、プリント配線基板の外部接続部がレンズ駆動ユニットに近い位置に設けられている場合には、外部接続部に接着剤が付着してしまうおそれがある。
【0005】
そこで、接着剤がプリント配線基板上に広がるのを抑制することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に係るレンズホルダ駆動装置は、収容部を形成する側壁部及び底板部を有する固定側部材と、レンズ体を保持可能で、前記固定側部材に対して移動可能に前記収容部内に収容されるレンズホルダと、前記レンズホルダを光軸方向へ移動させる少なくとも磁石及びコイルを有して構成される駆動部と、前記底板部に支持されるプリント配線基板と、を備えたレンズホルダ駆動装置において、前記側壁部には、上方が開放された切欠き部が形成されており、前記プリント配線基板は、前記切欠き部に対応する位置に配置される第1部分と前記第1部分に隣接して前記切欠き部の外側に位置する第2部分との間に段差を有しており、前記第1部分の上面は、前記第2部分の上面よりも高い位置にあり、前記第1部分の上方には、前記駆動部の一部が配置され、前記第1部分と前記駆動部の前記一部との間に、接着剤が設けられている。
【発明の効果】
【0007】
上述のレンズホルダ駆動装置は、接着剤がプリント配線基板上に広がるのを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
レンズホルダ駆動装置の分解斜視図である。
カメラモジュールの概略図である。
下側部材の分解斜視図である。
磁気吸引機構の斜視図である。
可動側部材の斜視図である。
可動側金属板部の図である。
レンズホルダ、コイルアセンブリ、駆動用磁石、及びシャフトの上面図である。
レンズホルダ駆動装置の断面図である。
磁石ホルダ及びコイルホルダの上面図である。
磁石ホルダが配置されたコイルホルダの断面図である。
磁石ホルダ及びレンズ保持アセンブリの上面図である。
レンズ保持アセンブリの分解斜視図である。
レンズ保持アセンブリの斜視図である。
レンズ保持アセンブリの構成要素の正面図である。
保持機構の断面図である。
コイルホルダの一部の上面図である。
接着剤が付着したレンズ保持アセンブリの斜視図である。
ベース部材に取り付けられたプリント配線基板の斜視図である。
プリント配線基板の上面図及び正面図である。
ベース部材に取り付けられたプリント配線基板の一部の斜視図である。
レンズホルダ駆動装置を制御する制御システムの構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態に係るレンズホルダ駆動装置100について図面を参照して説明する。図1は、レンズホルダ駆動装置100の分解斜視図であり、カバー部材1が下側部材LMから分離された状態を示す。図2は、レンズホルダ駆動装置100が搭載されたカメラ付き携帯機器におけるカメラモジュールCMの概略図である。図1及び図2に示すように、レンズホルダ駆動装置100は、レンズ体LSの光軸OAに沿ってレンズ体LSを移動させることができるように構成されている。
【0010】
図1において、X1は、三次元直交座標系を構成するX軸の一方向を表し、X2は、X軸の他方向を表す。また、Y1は、三次元直交座標系を構成するY軸の一方向を表し、Y2は、Y軸の他方向を表す。同様に、Z1は、三次元直交座標系を構成するZ軸の一方向を表し、Z2は、Z軸の他方向を表す。本実施形態では、レンズホルダ駆動装置100のX1側は、レンズホルダ駆動装置100の前側(正面側)に相当し、レンズホルダ駆動装置100のX2側は、レンズホルダ駆動装置100の後側(背面側)に相当する。また、レンズホルダ駆動装置100のY1側は、レンズホルダ駆動装置100の左側に相当し、レンズホルダ駆動装置100のY2側は、レンズホルダ駆動装置100の右側に相当する。また、レンズホルダ駆動装置100のZ1側は、レンズホルダ駆動装置100の上側に相当し、レンズホルダ駆動装置100のZ2側は、レンズホルダ駆動装置100の下側に相当する。また、本実施形態では、光軸OAはX軸に平行に延びる。他の図においても同様である。
(【0011】以降は省略されています)

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