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公開番号2024055340
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162179
出願日2022-10-07
発明の名称ズームレンズ及び撮像装置
出願人株式会社タムロン
代理人個人,個人
主分類G02B 15/16 20060101AFI20240411BHJP(光学)
要約【課題】光学性能が高く、且つ、高変倍率で広角端における画角の広いズームレンズ及び撮像装置を提供する。
【解決手段】物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、負の屈折力を有する第4レンズ群G4と、正の屈折力を有する第5レンズ群G5とから構成され、広角端から望遠端への変倍に際し、第1レンズ群G1は像面に対して固定され、少なくとも第2レンズ群G2及び第4レンズ群G4を光軸に沿って移動させることで、各レンズ群の光軸上の間隔が変化するズームレンズにおいて、所定の条件式を満足させたズームレンズとする。また当該ズームレンズを備えた撮像装置とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群とから構成され、
広角端から望遠端への変倍に際し、前記第1レンズ群は像面に対して固定され、少なくとも前記第2レンズ群及び前記第4レンズ群を光軸に沿って移動させることで、前記各レンズ群の前記光軸上の間隔が変化するズームレンズにおいて、
以下に示す条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
(1)-500.0 ≦ f45t/ft ≦ -0.5
但し、
ft :望遠端における無限遠合焦時の当該ズームレンズの焦点距離
f45t:望遠端における無限遠合焦時の前記第4レンズ群及び前記第5レンズ群の合成焦点距離
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
下記の条件式を満足する請求項1に記載のズームレンズ。
(2)0.1 ≦ f23w/fw ≦ 3.0
但し、
fw :広角端における無限遠合焦時の当該ズームレンズの焦点距離
f23w:広角端における無限遠合焦時の前記第2レンズ群及び前記第3レンズ群の合成焦点距離
【請求項3】
下記の条件式を満足する請求項1に記載のズームレンズ。
(3)1.5 ≦ f45w/fw ≦ 300.0
但し、
fw :広角端における無限遠合焦時の当該ズームレンズの焦点距離
f45w:広角端における無限遠合焦時の前記第4レンズ群及び前記第5レンズ群の合成焦点距離
【請求項4】
下記の条件式を満足する請求項1に記載のズームレンズ。
(4) 0.2 ≦ |f2/f3| ≦ 3.0
但し、
f2:前記第2レンズ群の焦点距離
f3:前記第3レンズ群の焦点距離
【請求項5】
下記の条件式を満足する請求項1に記載のズームレンズ。
(5) 0.3 ≦ f234w/fw ≦ 20.0
但し、
fw :広角端における無限遠合焦時の当該ズームレンズの焦点距離
f234w:広角端における無限遠合焦時の前記第2レンズ群、前記第3レンズ群及び前記第4レンズ群の合成焦点距離
【請求項6】
下記の条件式を満足する請求項1に記載のズームレンズ。
(6)10.0 ≦ TLw

/(fw×ft) ≦ 80.0
但し、
TLw:広角端における当該ズームレンズのレンズ全長
fw :広角端における無限遠合焦時の当該ズームレンズの焦点距離
【請求項7】
前記第3レンズ群は、物体側から順に、正レンズ、負レンズ、正レンズを有し、
広角端から望遠端への変倍に際し、前記第3レンズ群は像面に対して固定される、請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項8】
下記の条件式を満足する請求項1に記載のズームレンズ。
(7)0.2 ≦ |f3/f4| ≦ 5.0
(8)3.0 ≦ TLw/f3 ≦ 20.0
但し、
f3 :前記第3レンズ群の焦点距離
f4 :前記第4レンズ群の焦点距離
TLw:広角端における当該ズームレンズのレンズ全長
【請求項9】
前記第4レンズ群は、正レンズ及び負レンズの2枚のレンズから構成され、
前記第4レンズ群を光軸に沿って移動させることで無限遠から近距離に合焦する、請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項10】
下記の条件式を満足する請求項1に記載のズームレンズ。
(9)0.3 ≦ |f4/fw| ≦ 8.0
但し、
fw:広角端における無限遠合焦時の当該ズームレンズの焦点距離
f4:前記第4レンズ群の焦点距離
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本件発明は、ズームレンズ及び撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、CCDやCOMS等の固体撮像素子(イメージセンサ)を用いた撮像装置が知られている。このような撮像装置は、一眼レフカメラ、デジタルカメラ、ビデオカメラ、監視用カメラの他、産業用カメラ等、幅広い分野で広く普及している。撮像装置の普及・撮像装置の小型化に伴い、撮像レンズの軽量化、低価格化及び小型化が求められている。また、イメージセンサの高画素化・高感度化の進展に伴い、このようなイメージセンサに対応可能な明るさを有する高解像度の撮像レンズが求められている。
【0003】
このような撮像レンズとして、例えば、特許文献1~特許文献3には、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、負の屈折力を持つ第4レンズ群、正の屈折力を持つ第5レンズ群からなるズームレンズが提案されている。これらのズームレンズは上記高画素・高感度のイメージセンサに対応可能な明るさと解像度と、比較的高い変倍率を実現している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6463261号公報
特開2021-173895号公報
特開2021-183997号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年では、人工知能及び画像認識技術の進歩により、より広い撮像範囲を撮像可能な変倍率の高いズームレンズが求められている。
上記特許文献1~特許文献3に開示のズームレンズは正先行型の光学構成を採用することで高変倍率を実現することが比較的容易であるものの、上記イメージセンサに対応可能な高い光学性能を維持しつつ、広角端における画角を広く確保することが困難であった。
【0006】
そこで、本件発明の課題は、光学性能が高く、且つ、高変倍率で広角端における画角の広いズームレンズ及び撮像装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために本件発明に係るズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群とから構成され、 広角端から望遠端への変倍に際し、前記第1レンズ群は像面に対して固定され、少なくとも前記第2レンズ群及び前記第4レンズ群を前記光軸に沿って移動させることで、前記各レンズ群の前記光軸上の間隔が変化するズームレンズにおいて、
以下に示す条件式を満足することを特徴とする。
(1)-500.0 ≦ f45t/ft ≦ -0.5
但し、
ft :望遠端における無限遠合焦時の当該ズームレンズの焦点距離
f45t:望遠端における無限遠合焦時の前記第4レンズ群及び前記第5レンズ群の合成焦点距離
【0008】
また、上記課題を解決するために本件発明に係る撮像装置は、上記ズームレンズと、当該ズームレンズによって形成された光学像を電気的信号に変換にする撮像素子とを備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本件発明によれば光学性能が高く、且つ、高変倍率で広角端における画角の広いズームレンズ及び撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1のズームレンズの広角端及び望遠端におけるレンズ断面図である。
実施例1のズームレンズの広角端における諸収差図である。
実施例1のズームレンズの望遠端における諸収差図である。
実施例2のズームレンズの広角端及び望遠端におけるレンズ断面図である。
実施例2のズームレンズの広角端における諸収差図である。
実施例2のズームレンズの望遠端における諸収差図である。
実施例3のズームレンズの広角端及び望遠端におけるレンズ断面図である。
実施例3のズームレンズの広角端における諸収差図である。
実施例3のズームレンズの望遠端における諸収差図である。
実施例4のズームレンズの広角端及び望遠端におけるレンズ断面図である。
実施例4のズームレンズの広角端における諸収差図である。
実施例4のズームレンズの望遠端における諸収差図である。
実施例5のズームレンズの広角端及び望遠端におけるレンズ断面図である。
実施例5のズームレンズの広角端における諸収差図である。
実施例5のズームレンズの望遠端における諸収差図である。
実施例6のズームレンズの広角端及び望遠端におけるレンズ断面図である。
実施例6のズームレンズの広角端における諸収差図である。
実施例6のズームレンズの望遠端における諸収差図である。
本発明の一実施形態に係る撮像装置の構成の一例を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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