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公開番号2024053029
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-12
出願番号2024034189,2021073797
出願日2024-03-06,2021-04-26
発明の名称静止観測システム
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人クロスボーダー特許事務所
主分類B64G 1/10 20060101AFI20240405BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約【課題】静止軌道の観測衛星から光学観測を行う際に視線ベクトルの方位角の精度を向上できるようにする。
【解決手段】静止観測システム200は、静止軌道に投入されて観測地域の上空を飛翔する観測衛星100と、観測衛星100に備えられ前記観測地域の中の各観測領域に対して可視光観測を行う光学観測装置と、前記観測地域における東端の島と西端の島と南端の島と北端の島との少なくともいずれかのランドマークの位置を示す位置データベース213と、前記観測地域の上空における観測衛星100の位置から前記ランドマークの位置への方位角を示す方位角データベース214と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
静止軌道に投入されて観測地域の上空を飛翔する観測衛星と、
前記観測衛星に備えられ前記観測地域の中の各観測領域に対して可視光観測を行う光学観測装置と、
前記観測地域における東端の島と西端の島と南端の島と北端の島との少なくともいずれかのランドマークの位置を示す位置データベースと、
前記観測地域の上空における前記観測衛星の位置から前記ランドマークの位置への方位角を示す方位角データベースと、
を備える静止観測システム。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記光学観測装置によって撮像された撮像物の位置を、前記ランドマークの方位角と撮像時における前記光学観測装置の視線ベクトルの方位角の差分と、前記ランドマークの位置と、に基づいて算出する位置計測装置を備える
請求項1に記載の静止観測システム。
【請求項3】
観測対象の位置と前記ランドマークの位置と前記ランドマークの方位角とに基づいて、前記光学観測装置の視線ベクトルを前記観測対象の位置に向ける衛星制御装置を備える
請求項1に記載の静止観測システム。
【請求項4】
前記ランドマークの方位角を日変動のトレンドと季節変動のトレンドとの少なくともいずれかに応じて補正し、補正後の方位角に基づいて、位置座標が未知である対象の位置座標を計測する際の方位角を補正する衛星制御装置を備える
請求項1に記載の静止観測システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、静止軌道からの観測に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
静止軌道から光学観測装置によって常時観測を行う静止観測システムが研究されている。
開発技術の向上により、衛星搭載用の光学観測装置が軌道高度約36000キロメートルの静止軌道から数メートルの分解能で100キロメートル程度の観測幅を撮像できるようになることが期待されている。
2次元可視検出器を具備する光学観測装置は、1シーンの撮像をした後に視線ベクトルを隣接領域に向けて撮像することを繰り返す。これにより、広域観測データを取得することができる。
光学観測装置の分解能が高いことはメリットである。しかし、撮像すべきシーン数が多いため、広域観測データを取得するのに時間がかかる。
【0003】
視線ベクトルの移動手段として、光学観測装置が視野変更装置を具備する手段と、観測衛星本体の姿勢を移動する手段がある。
高分解能な光学観測装置は有効開口径が大きく、視野変更装置も大型化する。そのため、観測衛星本体の姿勢を移動する手段が合理的である。
観測衛星本体の姿勢を移動することによって視線ベクトルを移動する場合、観測衛星が具備するモーメンタムホイールなどのアクチュエータを駆動して観測衛星の姿勢を移動し、観測衛星の姿勢の変動を制動制御によって静止する。そして、その後に撮像が行われる。そのため、視線ベクトルの移動に時間を要する。
【0004】
特許文献1は、複数の観測衛星群を用いて観測目標地域を観測するためのシステムを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-126876号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示は、静止軌道の観測衛星から光学観測を行う際に視線ベクトルの方位角の精度を向上できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の静止観測システムは、
静止軌道に投入されて観測地域の上空を飛翔する観測衛星と、
前記観測衛星に備えられ前記観測地域の中の各観測領域に対して可視光観測を行う光学観測装置と、
前記観測地域における東端の島と西端の島と南端の島と北端の島との少なくともいずれかのランドマークの位置を示す位置データベースと、
前記観測地域の上空における前記観測衛星の位置から前記ランドマークの位置への方位角を示す方位角データベースと、
を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、静止軌道の観測衛星から光学観測を行う際に視線ベクトルの方位角の精度を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1における観測衛星100の構成図。
実施の形態1における観測領域全体111を示す図。
実施の形態1における最東端観測領域112および西側隣接領域113を示す図。
実施の形態1における観測地域110を示す図。
実施の形態2における最東端観測領域112および西側隣接領域113を示す図。
実施の形態3における静止観測システム200の構成図。
実施の形態3における観測衛星100の構成図。
実施の形態3における観測地域110を示す図。
実施の形態3における観測地域110の各島の位置を示す表。
実施の形態4における静止観測システム200の構成図。
実施の形態5における静止観測システム200の構成図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施の形態および図面において、同じ要素または対応する要素には同じ符号を付している。説明した要素と同じ符号が付された要素の説明は適宜に省略または簡略化する。
(【0011】以降は省略されています)

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